今回は、ドコモから2016年夏モデルのスマホとして発表された「Disney Mobile on docomo DM-02H」のレビューです。
「Disney Mobile on docomo DM-02H」は韓国メーカーのLG Electronics(エルジーエレクトロニクス)が発売するスマホですね。
前作の「Disney Mobile on docomo DM-01H」は国内メーカーのシャープが開発するなど、この「Disney Mobile on docomo」シリーズは開発するメーカーが時期によって変更されるのも特徴のひとつとなっています。
ドコモ Disney Mobile on docomo DM-02Hのスペックとカラーバリエーション
「Disney Mobile on docomo DM-02H」のカラーバリエーションは2色でピンク、ホワイトです。
Disney Mobile on docomo DM-02Hのスペック詳細
Disney Mobile on docomo DM-02Hのスペック詳細 | |
---|---|
CPU | Snapdragon 430 |
外側カメラ画素数 | 約1,600万画素 |
内側カメラ画素数 | 約800万画素 |
ディスプレイ | 約5.2インチ フルHD(1,920×1,080) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード | ○ |
電池容量 | 2,900mAh |
連続通話時間(LTE) | 約940分 |
連続待受時間(LTE) | 約360時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 148×73×7.9(mm) |
重量 | 約137g |
CPUは、Snapdragon 400シリーズという事で処理能力はかなり低い部類。
ディスプレイの解像度は、平均レベルの「HD」。
RAMの容量はドコモの2016年夏モデルとしては最低の2GB。
カメラも性能は、外側カメラは平均な1610万画素ですが、内側カメラは800万画素で高性能。
電池容量は2900mAhと他機種とほぼ同等の容量になっているので、公式発表はまだありませんが、これだけスペックを落としていればかなり良さそう。
「Disney Mobile on docomo DM-02H」のスペックは、各メーカーが発表しているスマホの廉価版的なスペックになっています。
ドコモの2016年夏モデルの中では「arrows SV F-03H」がちょうどそんな感じのスペックになっていますね。
ディズニー仕様がカワイイからといって、普通にゲームもアプリも頻繁に使用する習慣がある人は、動作がカクカクして購入を後悔する可能性もあるので気をつけて下さいね。
Disney Mobile on docomo DM-02Hの機能&サービス
機能面では防水、防塵、おサイフケータイ、ワンセグなど、赤外線以外の全ての機能が使えるいわゆる「全部いり」機種。
ただし、フルセグと「指紋認証」は搭載されていません。
通信速度は「PREMIUM 4G」のキャリアアグリゲーションには未対応で最大150Mbpsになっています。
Disney Mobile on docomo DM-02HとDM-01Hとの比較
Disney Mobile on docomo DM-02H | Disney Mobile on docomo DM-01H | |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 430 | Snapdragon 808 |
外側カメラ画素数 | 約1,600万画素 | 約1,310万画素 |
内側カメラ画素数 | 約800万画素 | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.2インチ フルHD(1,920×1,080) | 約4.7インチ フルHD(1,920×1,080) |
RAM | 2GB | 3GB |
ROM | 16GB | 16GB |
SDカード | ○ | ○ |
電池容量 | 2,900mAh | 2,810mAh |
連続通話時間(LTE) | 約940分 | 約1,150分 |
連続待受時間(LTE) | 約360時間 | 約460時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 148×73×7.9(mm) | 126×66×8.9(mm) |
重量 | 約137g | 約121g |
次に、前作の「DM-01H」との比較です。
CPUがスペックダウン。
カメラ機能が向上しているものの、電池容量は同等、RAMが2GBにスペックダウンと、処理性能系がスペックダウンしている事がわかります。
今回の「DM-02H」のコンテンツが気に入っていたり、カメラ機能が向上しているだけでゼンゼンいいよ!って人でない限りは安くなっている「DM-01H」を購入したほうが無難。
スペック的には新作の「DM-02H」に惹かれる部分は、カメラ機能以外はないと言って良いでしょう。
ドコモ Disney Mobile on docomo DM-02Hの価格
「Disney Mobile on docomo DM-02H」の本体価格は67,392円(税込)です。
この67,392円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「月々サポート」という割引きを引いた金額となります。
「月々サポート」の割引金額は契約種別と契約するデータ容量で変わるので、自分の契約だといくらの「月々サポート」が適用されるのか確認して下さいね。
新規・機種変更の実質負担金額
新規・機種変更の実質負担金額 | ||
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シェアパック10~30・データM・データLパック | シェアパック5・データSパック | |
本体価格 | 67,392円(2,808円×24) | 67,392円(2,808円×24) |
月々サポート | -31,104円 (-1,296円×24) | -20,736円 (-864円×24) |
実質負担金額 | 36,288円(1,512円×24) | 46,656円(1,944円×24) |
のりかえ(MNP)の実質負担金額
MNPの実質負担金額 | ||
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シェアパック10~30・データM・データLパック | シェアパック5・データSパック | |
本体価格 | 67,392円(2,808円×24) | 67,392円(2,808円×24) |
月々サポート | -46,656円 (-1,944円×24) | -36,288 (-1,512円×24) |
実質負担金額 | 20,736円(864円×24) | 31,104円(1,296円×24) |
※↑の価格は2016年7月8日発売日時点のものです。
時期によって「月々サポート」の割引金額は変動するので注意して下さい。
ドコモ Disney Mobile on docomo DM-02Hの特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
背面イルミネーションが輝く大人ディズニーデザイン
背面にはミッキーマウスとミニーマウスのラインアート。
さらに、電話やメール受信時には光るハートが浮かび上がり、ミッキーマウスとミニーマウスの仲の良さをイルミネーションで演出します。
オリジナルパッケージ&同梱のオリジナルカバー
カバーを閉じたまま電話応答ができ、時間や天気などが確認できるミラー調のディズニーオリジナルカバーを同梱。
また、オリジナルパッケージで販売されます。
ディズニーエレクトリカルパレードライブ壁紙
「ふしぎの国のアリス」、「アラジン」、「ファインディング・ドリー」のオリジナルライブ壁紙が無料で楽しめます。
また、カバー開閉時に3つの世界が切り替わり、20時になるとお城から花火が上がる演出もあります。
グリーティングアニメーション
同梱のオリジナルカバーを閉じると、カバー越しにミッキーマウスたちが電話着信やメール受信をアニメーションでお知らせします。
ディズニーオリジナルフォトアプリ
ディズニーの様々なキャラクターになれるフォトアプリを無料で楽しめます。
日本初、ディズニー・モバイル・オン・ドコモ限定のアプリ。
ボイスシャッター
「ミッキー」や「チーズ」といった声でシャッターが切れます。
ジェスチャーショット
インカメラに開いた手をかざし、握るとシャッターが切れる自撮り機能搭載。
素早く握ると4枚連続で撮影できます。
ディズニーマーケットに無料登録
ディズニーマーケットに無料登録する事ができるので、きせかえ、映画、ゲームなど3万以上のコンテンツを無料で楽しむ事ができます。
まとめ
ディズニースマホだけあって楽しそうなコンテンツが満載の「Disney Mobile on docomo DM-02H」なんですが、スペックとしては、ドコモの2016年夏モデルの中で「arrows SV F-03H」と並んで最低レベルだと思います。
ディズニースマホなんだから可愛ければなんでもいいよ!って人は良いかもしれませんが、普通にゲームやアプリなどを使用する習慣がある場合、今後2年間使うスマホとしてはまったくおすすめできません。
購入を検討する場合は、自分のスマホを使う用途をしっかりと確認してから購入しましょうね。