映画「貞子vs伽椰子」を公開初日に観てきましたー!
「貞子vs伽椰子」は4DXバージョンでも上映されているという事で、せっかくなので4DXバージョンで観てきたんですけど、
最高!
でした。
っていうか、4DX上映で伝説のおばけが戦うって時点でもう楽しいんですけどね。
画面が徐々に襖とかによっていくシーンでは椅子がググってなったりして、物音がドーン!って鳴ると一緒に椅子がドーン!ってなってね!
もう序盤で怖楽しいの!
これ、「貞子」や「伽椰子」が出てきたらどうなっちゃうんだろうってね。
ドキドキが止まらないわけ。
映画を観ようか迷っている人はネタバレなんて見ないで、こっちを見てから↓
ぜひ映画館で4DXバージョンの「貞子vs伽椰子」を観る事をおすすめします。
映画「貞子vs伽椰子」4DXでは呪いの設定が色々変更に
映画「貞子vs伽椰子」では、過去シリーズでの設定が一部変更されており、新しいものになっています。
変更点は、
・呪いのビデオを観てから死ぬまでの期間が1週間→2日間
・呪いのビデオに「貞子」がいきなり映ってる
・「貞子」が井戸から這い上がってくる設定撤廃
です。
主に、変更されているのは「貞子」のほう。
「伽椰子」のほうは、家に入った人を呪い殺すという単純な設定だった為に、変える必要がなかったんでしょうね。
「伽椰子」のほうで、あえて挙げるなら「呪われている家」が過去シリーズと違うくらいでしょうか。
これは、これまでの作品を追いかけるのではなく、新しいホラー作品を作るというコンセプトで考えられた結果だそうです。
白石晃士監督もインタビューで、「貞子と伽椰子のビジュアルや設定はあまり変えずに、両シリーズの続編という位置づけではない作品を作る」という意識で作ったとコメントしています。
「貞子vs伽椰子」4DXのあらすじ
映画「貞子vs伽椰子」では、呪いのビデオを観てしまった女子大生の「有里」と、呪いの家に入ってしまった女子高生「鈴花」の物語が並行して描かれ、最後に交差する事で二つの呪いが対決するストーリーとなっています。
見たら2日後に必ず死ぬ「呪いのビデオ」
その日、女子大生「倉橋有里」は、大学で「都市伝説」についてのレクチャーを受けていた。
森繁教授が言うには、「都市伝説」は数あれど、映像を観たら「貞子」という怨霊の呪いにかかり2日後に死んでしまう「呪いのビデオ」だけは実在するという。
講義後、有里は親友の夏美から両親の結婚式を録画したビデオのダビングを頼まれる。
ビデオデッキなど持ち合わせていない2人は、リサイクルショップで古いビデオデッキを購入し、自宅に持ち帰りダイビングを開始しようとすると、そこには古いビデオテープが入っていた。
好奇心からビデオを再生すると、そこには異様な光景が映し出される。
たまたま、スマホに気を取られていた有里は見ていなかったが、横にいた夏美は全てを見てしまい、その異様な光景と悪寒から本物の「呪いのビデオ」かもしれないと疑う。
その直後、夏美のスマホに着信があり、通話は機械音と共に切れてしまう。
翌日、ビデオデッキを購入したリサイクルショップを訪れると、店員が同じ「呪いのビデオ」を見て2日後に死んでしまったと聞かされる。
「呪いのビデオ」が本物だと確信した有里と夏美は、都市伝説の研究家でもある森繁教授に相談し、有名な霊媒師に悪霊祓いをしてもう事に。
しかし、悪霊祓いの最中に「貞子」の呪いによって森繁教授や霊媒師、霊媒師の助手などが殺されてしまう。
責任を感じた有里は、「誰かに見せる事で呪いは解かれる」という噂を信じ、夏美を助ける為に自らも「呪いのビデオ」を見る。
そこに霊能界の異端児「常盤径蔵」と相棒の強い霊感を持つ盲目の少女「珠緒」が現れ、誰かに見せても呪いは解かれない事、呪いを解くにはある秘策を使うしかない事を告げる。
しかし、径蔵の秘策を待ちきれなかった夏美は、呪い殺されるくらいなら自分で命を絶ちたいと言い出し、自ら命を絶とうとし、それを許さなかった「貞子」に呪い殺されてしまった。
入ったら死んでしまう「呪いの家」
女子高生の「高木鈴花」は引っ越して来たばかりだったが、新居の近くにある空き家が気になっていた。
同級生の話によると、かつてその家で一家3人の無理心中事件が起こり、それ以降、その「呪いの家」に入った人は、ことごとく不審な死を遂げているという。
翌日、地元の小学生4人が行方不明になったと学校で噂になり鈴花は背筋が凍りつく。
なぜなら、鈴花は例の「呪いの家」の前で、偶然4人の小学生を目撃していたのだ。
失踪した小学生が気になっていた鈴花は、ある日、自分の部屋の窓から「呪いの家」を見ると、偶然、失踪した小学生の姿を目撃する。
いてもたってもいられなくなった鈴花は「呪いの家」に足を踏み入れてしまう。
「呪いの家」の中で、鈴花は小学生を見つけるが、その小学生が「敏雄」だと知って悲鳴をあげる。
夜中に出ていく娘を心配して跡をつけていた鈴花の両親が悲鳴を聞いて駆け付けると、父が「敏雄」によって闇の中に引きずり込まれる。
残された母と鈴花の前に「伽椰子」が現れ、2人に襲い掛かった。
貞子vs伽椰子
径蔵の秘策とは、「貞子」の呪いと「伽椰子」の呪いを争い合うように仕向け、お互いの呪いを消滅させてしまおうというものだった。
そこで、「呪いの家」に下見に行った径蔵、有里、珠緒の3人は、偶然「伽椰子」に襲われていた鈴花を助ける。
翌日、2人を助けるには有里と鈴花の2人で「呪いの家」入り、鈴花も「呪いのビデオ」を見るという作戦しかない事を告げる。
覚悟を決めた有里と鈴花は、有里が「呪いのビデオ」を見てから2日間が経つ直前に「呪いの家」に入り、鈴花も「呪いのビデオ」を見た。
直後、テレビ画面から「貞子」が現れ、2階へ上る階段から「伽椰子」が現れる。
突然「貞子」に襲い掛かった「伽椰子」が、そのまま闇の中に引きずり込んだかと思えば、今度は「貞子」が「伽椰子」を睨んで攻撃するなど、消滅するだろうと思われていた呪いは、争いだしてしまう。
作戦が失敗したと判断した径蔵は、消滅させる事を諦めて外の井戸に2つの呪いを封印する方法に変更する。
2つの呪いを封印する為には、井戸の底に「貞子」と「伽椰子」を引きずり込まなくてはならないので、有里が犠牲になり、襲われる直前に井戸に飛び込む事に。
「貞子vs伽椰子」の結末
予定どおりに「貞子」と「伽椰子」に襲われる直前に有里は井戸に飛び込み、「貞子」と「伽椰子」は衝突と同時に井戸の中へ。
直後に、鈴花が井戸の蓋を封印し、2つの怨霊を井戸の中に封じ込める。
これで、2つの呪いを井戸に封じ込めたと思った瞬間、井戸の蓋が爆発。
中から出てきたのは、「貞子」の呪いと「伽椰子」の呪いが融合した禍々しい怨霊だった。
径蔵は、井戸の蓋が爆発した際にまっぷたつになってしまった。
残された鈴花と珠緒に、「貞子」と「伽椰子」が融合した禍々しい怨霊が遅い掛かる。
為す術がなくなった鈴花と珠緒の悲鳴が辺りに響き渡った。
エンドロール後、「呪いのビデオ」の内容が流される。
以前は「貞子」が迫ってくる内容だったが、そこに映し出されていたものは「貞子」と「伽椰子」が融合した禍々しい怨霊の姿だった。
「貞子vs伽椰子」4DXの感想
結末に関しては、2つの会社の代表的なホラー映画で、どちらかを勝たせる事はできないだろうなあとは思っていたので、こんな感じでいいんじゃないでしょうか。
まさか融合してしまうなんて誰も予測してなかっただろうし。
この映画のすごく高評価な点は、「貞子」と「伽椰子」が対決する前に、お互いの呪いの怖さを十分に味わえる事です。
「貞子」の呪いによって、何人も犠牲者が出て「やっぱ貞子すげえ!」ってなって、「伽椰子」の呪いによって子供達が犠牲になる場面では「伽椰子やっぱこええ!」ってなります。
もう、これは本家並みに怖いです。
そして、その2人がいざ対峙した時のドキドキ感は本当に楽しかったですね。
「貞子」もシリーズ作品では色んな姿にさせられていたけど、今回は映画「リング」に出てくる正統派「貞子」だった事も好印象。
4DX映画で観る分には、映画「貞子vs伽椰子」は最高の作品だと思いました。
後日、DVDとかで観たら「そうでもねえな」って思う可能性もちょっとだけあるかもしれないけども・・・。