今年1月に発売されたワイモバイルの2016年春モデルのスマホ「AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SH」。
国内メーカーでは、同じシャープ製の「AQUOS CRYSTAL(アクオス クリスタル) Y2 403SH」と並んで主力商品となっていますよね。
今回は、そんな「AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SH」のスペックや評判などをレビューしてみたいと思います。
ちなみにAQUOS(アクオス)はシャープのブランドですが、AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHという機種はソフトバンクが2015年の夏モデルとして発売したスマホ「AQUOS(アクオス) Xx 304SH」と同機種という事になります。
時期的には1年前の機種となるわけですが、変更点などはあるんでしょうか。
ワイモバイル AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHのスペックとカラーバリエーション
AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHのカラーバリエーションは3色でレッド、ホワイト、ブラックです。
ソフトバンクの304SHは4色展開でしたが、404SHはゴールドを抜いた3色展開となっています。
AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHのスペック
CPUはSnapdragon 810という事で2016年春モデルとしては真ん中やや下くらい。
カメラ機能は外側が平均レベルで、内側は最低レベル。
ディスプレイの解像度はフルHDなのでキレイなほうかも。
RAMとROMは2016年モデルと比較しても文句なし。
今現在、3大キャリアで活躍しているスマホと比べてしまうと見劣りしてしまいますが、いくら月々の料金が安いワイモバイルといっても、これくらいのスペックはないとスマホとしては満足に機能しないんじゃないでしょうか。
今後2年間、動画やアプリ、インターネットを日常的に楽しむ場合の最低限のスペックはあるスマホといった感じ。
機能面では、防水、おサイフケータイ、テレビ、テザリングには対応していますが、防塵、赤外線は未対応です。
AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHのベンチマークスコアは32,000前後
実際の処理性能を示すAntutuのベンチマークテストの結果ですが、AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHのベンチマークスコアは32,000前後となっています。
ベンチマークスコア的にも現在発売されているスマホと比べると中の下くらいの位置。
3Dゲームやアプリなどは普通に楽しむ事ができると思いますが、他機種と比べてサクサク動くというわけにはいかないでしょう。
普通に使って3Dゲームなどには興味ないような人は十分満足できる処理能力かもしれませんね。
ワイモバイル AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHの特徴
次に、AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHの特徴です。
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックにこだわらない人や、「スマホは一応持ってるだけ」みたいな人は、この特徴などで判断しても良いかもしれませんね。
AQUOS(アクオス) Xx-Y 404SHの特徴は大きく分けて5つ。
5.7インチ フルHD液晶「EDGEST」デザイン
5.7インチの大画面は大きな特徴の1つですよね。
現状発売されているスマホの中でも最大でしょうか。
解像度もフルHDなので、大迫力の画面でキレイな映像が楽しめると思います。
「GR certified」 の高基準をクリアするために設計されたカメラレンズ
高画質デジタルカメラのプロともいえる、単焦点デジタルカメラ・リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」を取得。
「GR certified」 の高い基準をクリアするために設計されたレンズは、ハイエンドカメラユーザーをもうならせる高品位画質を実現。
スーパースロー映像
秒間210枚のハイスピード撮影により、肉眼ではとらえられない一瞬を映画のアクションシーンのようにスーパースロー映像で楽しめます。
カメラ機能「タイムラプス撮影(微速度撮影)」と「NightCatch Ⅱ」
星空の動きや高速道路の車窓、雲のうつろい、花の開く瞬間などの長時間の動きを1~10秒おきに1枚記録し、動画として楽しめる「タイムラプス撮影(微速度撮影)」。
人物はフラッシュON、背景は複数枚をフラッシュOFFで撮影した画像を合成することで、背景も人物も明るく撮る事ができる「NightCatch Ⅱ」機能。
この2つのカメラ機能も404SHの特徴と言えますよね。
特に「タイムラプス撮影(微速度撮影)」は、自宅の花や野菜などの植物系の観察などに使うとおもしろそうです。
あなたを理解し、話しかける「エモパー」
エモパーとは、AQUOSに宿るエモーショナルパートナーの事。
シーンに応じてタイミングよく、感情豊かに、まるで家族のように声や表示で話しかけてきます。
また、スマホのさまざまなセンサーを使って、日常の生活パターンを学習したり状況を推測して話題を選んでくれるので、かなり面白いです。
上の動画がわかりやすいですが、「こんな事も言うんだ!」って事まで話しかけてくれるので、ハマる人にはハマるようですよ。
まとめ
現在、ワイモバイルで発売されている国内メーカーのスマホの中では1番まともなスペックになっている404SH。
403SHと比べると月々500円程度高いものの、その価値は十分にあると思われます。
国内メーカーにこだわらないのであれば、コストパフォーマンス的にダントツiPhone5sのほうがおすすめですけどね。
iPhone5sにはない国内メーカーならではの防水、おサイフケータイ、テレビなんかを楽しみたい場合はいいんじゃないでしょうか。
動画やゲーム、アプリなどを楽しむ習慣がある人でも、普通に楽しむ程度であれば問題なく楽しめると思います。