私が「4DX」の楽しさに目覚めたのは、2016年の6月になんとなく「4DX」で観た「貞子vs伽椰子」がキッカケでした。
それまでの映画の印象って、「大スクリーンで観る」って印象しかなかったので、気になる映画とかあっても「家の大きなテレビで電気消して観ればそんなに変わらないでしょ」って思ってて、わざわざ映画館に足を運ぶって事がなかったんですよね。
実際にそこまで変わらなかったし・・・。
それが、たまたま「貞子vs伽椰子」を観に行く事になって、3Dの上をいく「4DX」があるって知って、せっかくだから「4DX」で観てみたら
超楽しかった!
わけです。
ディズニーランドでも「アトラクション派」な私は、すーーっかり「4DX」の虜になってしまったわけですが、「4DX」の他にも「MX4D」っていうのもあるって知ってました?
パッと情報だけ聞くと「4DX」と「MX4D」が同じようにしか思えなかったので、調べてみる事にしました。
4DXとは
「4DX」とは、最新の体感型(4D)映画上映システムです。
シートが映画のシーンに合わせて動き
1・モーション
2・風
3・ミスト
4・香り
5・バブル
6・煙
7・フラッシュ
8・雪
9・雨
の9つの体感型の演出によって映画を盛り上げるアトラクションスタイルの映画上映システムになっています。
4DXのはじまり
「4DX」は、韓国のCJ 4DPLEX社が開発した体感型(4D)映画上映システム。
最初の上映は2009年の「センター・オブ・ジ・アース」で、韓国の映画館CJ CGVが世界で初めて導入しました。
2016年現在では、世界30カ国以上で導入されていて、日本ではコロナワールドやユナイテッド・シネマ、109シネマズが有名でしょうか。
4DXの入場料金
大人 | 大学生・高校生 | 中学生以下 | |
入場料金 | 1,800円 | 1,500円 | 1,000円 |
4DX特別料金 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
3D特別料金(3D4DX版のみ) | 300円 | 300円 | 300円 |
3Dメガネ代金(持参の場合は不要) | 100円 | 100円 | 100円 |
4DXの入場料金 | 3,200円 | 2,900円 | 2,400円 |
「4DX」の入場料金は、全国一律で1,000円となっています。
これは、通常の入場料金とは別に支払うもので、「3D4DX」の映画を観る場合の入場料金は大人で3,200円が一般的です。
MX4Dとは
「MX4D」も、「4DX」と同じく最新の体感型(4D)映画上映システム。
特徴としては「4DX」よりも演出効果が多く、
1・モーション(首筋)
2・モーション(背後)
3・モーション(足元)
4・香り
5・風
6・水しぶき
7・突風
8・突き上げ
9・地響き
10・霧
11・閃光
の11の体感型の演出によって映画を盛り上げるアトラクションスタイルの映画上映システムになっています。
まあ、「MX4D」のほうが演出効果が多く優れているという意見も多いですが、モーション3種類をそれぞれの演出として数えているから多く見えるのであって、実際の演出効果にほとんど違いはありません。
MX4Dのはじまり
「MX4D」は、アメリカのMediaMation社が開発した体感型(4D)映画上映システムで、世界的には2012年頃から普及し始めました。
日本での導入は、2015年4月10日にオープンした「TOHOシネマズ ららぽーと富士見」が最初。
また、大きな特徴として「4DX」は様々な企業が導入していますが、「MX4D」は日本では「TOHOシネマズ」でしか導入されていません。
MX4Dの入場料金
大人 | 大学生・高校生 | 中学生以下 | |
入場料金 | 1,800円 | 1,500円 | 1,000円 |
MX4D特別料金 | 1,200円 | 1,200円 | 1,200円 |
3D特別料金(3DMX4D版のみ) | 300円 | 300円 | 300円 |
3Dメガネ代金(持参の場合は不要) | 100円 | 100円 | 100円 |
MX4Dの入場料金 | 3,400円 | 3,100円 | 2,600円 |
「MX4D」の入場料金は、1,200円となっています。
これは、通常の入場料金とは別に支払うもので、「3DMX4D」の映画を観る場合の入場料金は大人で3,400円が一般的です。
4DXとMX4Dの違い
4DXとMX4Dの違いをまとめると、
・観られる映画館が違う
・値段が「MX4D」のほうが200円高い
くらいでしょうか。
結局はどちらも体感型の映画上映システムなので、そこまで違いはありません。
ちなみに、上映中の演出の多さは「4DX」のほうが多め。
「4DX」は上映中は常に動いている印象ですが、「MX4D」は動かない時は動かないって感じ。
こちらは好みでしょうね。
常に動いているのはウザい!って人は「MX4D」のほうが向いているし、せっかく体感型なんだからガンガン動いてよ!って人は「4DX」が向いています。
最後に
ここまで4DXとMX4Dの違いや特徴を書いてきましたが、ぶっちゃけ好みのほうを選んで映画を観れる人は都市部に住んでいる人だけです。
4DXやMX4Dは徐々に地方映画館にも広がりをみせていますが、まだまだ上映映画館は都市部に集中しているので、そもそも4DXやMX4Dの上映予定自体がないよって人も多いと思います。
どちらかしか上映していなかったとしても、結局は同じ「体感型の映画上映システム」ですから、そこまでの違いはないと思いますよ。