映画「ファインディング・ドリー」3Dを公開初日に観てきましたー!
夏休みに、親子で観に行こうか悩んでいる人はですね~、
超おすすめ
なので、観に行ったほうがいいです。
かるく前作の「ファインディング・ニモ」を超えてるから。
久々に1より2のほうが面白い作品に出会いました。
なんでしょうね。
みんな、「まあ、ドリーの話でしょ?」って感じで油断してるからかな。
そこにね。前作を超える面白さと感動が押し寄せてくるわけですよ。
女性の人はハンカチかティッシュを忘れずに持っていきましょうね!
それから、3Dか2Dかで悩んでいる人は、今回の「ファインディング・ドリー」は、ここは3Dでしょ!ってシーンがかなり少ない印象なので、2Dでもゼンゼン楽しめると思います。
私の中では最高傑作なので、3Dで観るほうをおすすめしますけどね。
同時上映「ひな鳥の冒険」が楽しすぎる!
映画「ファインディング・ドリー」と同時上映で、「ファインディング・ドリー」の前に観る事になる短編映画「ひな鳥の冒険」がすっごく面白いです。
本編とは別に上映される短編作品は、次世代のピクサーを担うクリエイターが育つ場としても注目されていて、毎回すばらしい作品ばかりなんですが、今回は本当にすばらしい!
ひな鳥が超かわいいし、成長する子供、それを見守る親の感情を見事なまでに表現している作品だと思います。
監督は「アラン・バリラーロ」。
1997年にピクサーに入社したのち、「トイ・ストーリー2」や「モンスターズ・インク」、「ファインディング・ニモ」など、様々な長編アニメーションのアニメーターとして活躍し、今回の「ひな鳥の冒険」の監督を務める事になったという。
これは監督のコメント↓
どうしてシギという鳥を主人公にしたかというと、アニメーターとして普段からあらゆるものがキャラクターに見えるんだけれど、ビーチでランニングをしている時に鳥と打ち寄せる波を観て、この映画のアイデアを思いついた。
実は、この映画のストーリーは、3人の子どもを持つ親である、僕自身のとても個人的な物語でもあるんだ。
いい親とはどういうものなのか、どうやって子どもに恐怖を乗り越えさせるのか。そういったものを伝えたかった。
みなさんが楽しんでくれることを祈っているよ。
これから「ファインディング・ドリー」を観に行く場合は、忘れずに「ひな鳥の冒険」が上映される前に席に着いてくださいね。
これを観なかったら、あとですっごく後悔しますよー!
映画「ファインディング・ドリー」のあらすじ
ここでは、映画「ファインディング・ドリー」のあらすじを最後まで紹介します。
全部のネタバレはされたくないって人は、飛ばして↓の感想までいって下さいね。
忘れていた両親との記憶
前作から1年後。
ある日、「ドリー」は「ニモ」の学校の遠足に参加して「アカエイの大移動」を見学していた。
しかし、うっかり近づきすぎてしまい「アカエイの大移動」の激流に流されてしまう。
その時、忘れんぼうの「ドリー」は過去にも同じような事があった事を思い出す。
忘れていた両親との記憶。
幼い頃、ものを覚えられない「ドリー」を心配して、激流に近づかないように、それを歌にまでしてくれていた両親。
しかし、やっぱり覚えられない「ドリー」は、歌の事も忘れて激流に近づいてしまい、そのまま流されて両親と離ればなれになってしまったのだった。
自分に両親がいないのは、自分が勝手に激流に飲み込まれていなくなってしまったからだと思い出した「ドリー」は、家族に会いに行く事を決意する。
私の事を今でも探しているに違いない
そこで「ドリー」は、「マーリン」と「ニモ」に協力を頼んだ。
尻込みする「マーリン」だったが、1年前に「ニモ」と離ればなれになり「ドリー」が協力してくれた事。また、家族と離れる辛さを知っている「マーリン」は「ドリー」と一緒に家族を探す旅にでる事を決意するのだった。
「ニモ」は「ドリー」に近づいた。
今度は僕がドリーを助けるよ!
海洋生物研究所とハンク
手掛かりは唯一記憶に残っていた「カリフォルニア州モロ・ベイの宝石」という言葉。
ドリー達は、ウミガメの「クラッシュ」の力を借りてカリフォルニアへ向かった。
カリフォルニアに着いたドリー達はいきなり巨大なイカに襲われ、なんとか逃げ出したが土地勘がまったくない。
そこで、「ドリー」が助けを求めて海面に上がったところを、海面にいた人間に捕まってしまい、海洋生物研究所に連れて行かれてしまった。
慌てて「マーリン」と「ニモ」も後を追うのだった。
水槽に入れられタグを付けられる「ドリー」。
どうやら、明日の朝一番にクリーブランドの水族館に連れて行かれるらしい。
そこに、ミズダコの「ハンク」が現れた。
「ハンク」が言うには、ここが「カリフォルニア州モロ・ベイの宝石」だという。
「ハンク」は「ドリー」に付けられたタグがほしかった。
それがあれば、「ハンク」も水族館に行き、平穏な暮らしができるらしい。
「ドリー」は、海洋生物研究所での家族探しを手伝ってくれたらタグをあげると「ハンク」に約束する。
海洋生物研究所の内部を「ハンク」の案内で家族を探す「ドリー」は、次々と昔の記憶を取り戻す。
・両親の名前は「ジェニー」と「チャーリー」
・すぐに忘れてしまう「ドリー」を心配しながら心から愛してくれた
・激流は危ないから歌にしてくれた事
・もし何も思い出せなくなったら「貝」をたどって来ればお家に帰ってこれる事
デスティニーとベイリー
そしてドリー達は大きな水槽にたどり着く。
そこにはジンベイザメの「デスティニー」とシロイルカの「ベイリー」がいた。
なんと「デスティニー」と「ドリー」は幼馴染みらい。
「ドリー」は「デスティニー」に自分の家は「オープンオーシャン」にあると教えてもらい、期待を膨らませオープンオーシャンへ向かったが、そこに家族はいなかった。
どうやら、ここにいた同じ種類の魚「ナンヨウハギ」は全て、明日の朝、水族館に移動する為に隔離棟にいるらしい。
「ドリー」は隔離棟につづいていると教えてもらったパイプへ入り隔離棟を目指すが、途中で迷子になってしまう。
そこで「デスティニー」から、水族館の水槽は全てパイプでつながっていると教えてもらっていた「ドリー」は、クジラ語で「デスティニー」に助けを求める。
「デスティニー」と「ベイリー」の超音波の助けを借り、隔離棟へ向かう「ドリー」だったが、途中で偶然「マーリン」と「ニモ」とも合流できた。
「マーリン」と「ニモ」は、「ドリー」が連れ去られた後、アシカの「フルーク」と「ラダー」から、たぶん「ドリー」は隔離棟にいるのではないかと教えてもらい、フルークとラダーの友達で鳥の「ベッキー」に運んでもらって来ていたのだった。
両親との再会
隔離棟へたどり着いたドリー達は「ナンヨウハギ」が集められた水槽を見つけると飛び込んだ。
必死で両親を探す「ドリー」だったが見つからない。
「ナンヨウハギ」達は、もう何年も姿を見ていないという事だった。
そこに、子供の頃の「ドリー」とその家族を知る「ナンヨウハギ」が現れ、「ドリー」が流されていった後、すぐに両親もこの隔離棟まで「ドリー」を探しに来た事、水族館に送られるでもなく、その後誰も姿を見た事がないって事は、たぶんもうこの世にはいないという事を「ドリー」に告げた。
ショックを受けた「ドリー」はそのまま排水溝から海に流されてしまう。
「マーリン」と「ニモ」は、そのまま水族館行のトラックに運ばれていってしまった。
「ドリー」は、魚の気配のない海底を放心状態でさまよった。
そんな時、ふと傍にピンクの貝殻をみつけた。
「ドリー」は、母親がピンクの貝殻が好きだった事を思い出す。
「ドリー」は、間隔を空けて並んでいた貝殻に引き寄せられるように進みながら、子供の頃に母親に言われたセリフを思い出す。
もしも忘れて迷子になってしまったら、この貝殻をたどってお家に帰ってくるのよ
貝殻をたどった先には空洞があった。誰かのお家らしい。
その空洞を中心に無数の貝殻が各方角に遠くまで並べられている。
不思議なお家だなと思って眺めている「ドリー」の後ろから誰かが近づいてきている。
「ナンヨウハギ」の夫婦が貝殻を持ってこちらを見ていた。
「ドリー」は話しかける「ハーイ!わたしド・・・」
次の瞬間、「ナンヨウハギ」の夫婦は「ドリー」を抱きしめた。
「ドリー!帰って来てくれてありがとう!」
「ナンヨウハギ」の夫婦は、「ドリー」の両親の「ジェニー」と「チャーリー」だった。
「ドリー」が流された後、後を追って隔離棟に行ったが見つからず、海に流されてしまったと思い、自分達も海に出たのだという。
ニモとマーリンを救い出せ
家族と再会した「ドリー」は、「マーリン」と「ニモ」が水族館行きのトラックの中に閉じ込められてしまっていることを思い出す。
再び「デスティニー」と「ベイリー」にクジラ語で助けを求め、海に出てきた2人と一緒にトラックを追いかける。
途中で出会ったラッコ達にも協力してもらい、トラックを止めた「ドリー」は「マーリン」と「ニモ」を救い出すが、「ハンク」も一緒に海に出ようと誘い「ハンク」が悩んでいるうちに再びトラックが動き出してしまう。
「ドリー」を見ているうちに水族館よりも海のほうが楽しいかもしれないと心を動かされた「ハンク」は、トラックの屋根裏から脱出すると運転手を驚かし、運転手が外に逃げ出したところでトラックを乗っ取った。
「ドリー」が指示を出し「ハンク」が運転するトラックは、そのまま海に突っ込み「ドリー」の家族やニモ達と合流する事に成功する。
その後
お家に戻ってきた「ニモ」は、「ドリー」と「マーリン」に送ってもらいながら今日もいつもの学校へ行く。
今日は「エイ先生」がお休みの為、代わりに「ハンク先生」が「デスティニー」、「ベイリー」と一緒に授業をしてくれるようだ。
「ジェニー」と「チャーリー」は散歩に出掛けた。
「ニモ」を学校へ送った「ドリー」は、1人で景色を眺めに行く事にした・・・。
映画「ファインディング・ドリー」のエンドロール後の特別映像
前作「ファインディング・ニモ」の最後のシーンで、脱出作戦が成功して海に逃げ出した歯科医の水槽にいたニモの友達たち。
ビニール袋に入れられたまま海に出てしまって、「で、どーする?」って感じで途方に暮れたところで映画は終わっていましたが、「ファインディング・ドリー」のエンドロール後にちゃんと描かれていました。
この「水槽の仲間たち」は、この後「カリフォルニア州モロ・ベイの宝石」まで、ビニール袋に入ったまま辿り着きます。
そこで、海洋生物研究所の職員に助けられ、そのまま海洋生物研究所へ運ばれていきました。
ビニール袋の内部は、長い間の汚れで緑色に濁っていて、彼らの苦労が表れていますが、海洋生物研究所へ運ばれた事により、元気な姿に戻って海に帰される事でしょう。
映画「ファインディング・ドリー」の感想
映画「ファインディング・ドリー」は、本当に良い作品だと思います。
ディズニー&ピクサーならではのギャグ的な面白さで声をあげて笑ったり、感動するシーンでは涙を流したりできる最高傑作。
ディズニー&ピクサーの映画が好きな人なら、間違いなく楽しめると思います。
逆に、ディズニー映画を観ながら、魚だけで移動するとか、そもそも偶然が重なりすぎじゃね?って思うタイプの人には合わないかも・・・。
だって、タコがトラック運転しちゃいますからね!
冷める人はこういうシーンで冷めるらしい。
そして、映画「ファインディング・ドリー」の中で、唯一受けつけなかったのは意味の分からない「八代亜紀押し」。
もうね。
ゲスト出演で1シーンとかだったらわかるんですけど、けっこう出てくる。
そして、けっこう出てくるのに言葉の最後には不自然な「八代亜紀です」ってフレーズ・・・。
本当にいらない
なんだろ。
ムリに海外の大物を出演させようと思って、じゃこれくらいアピールさせて下さい的な交渉が浮かんでくる感じ。
ディズニーランドにいるのに会社の話されてるような気分になる。
やるならもっと自然にやってよ!
ってね。
観た人なら思うハズ。
今後は、こういうのいらないなあって心から思います。
まあしかし、この部分があったとしても最高の作品だった事に変わりはないです。
ディズニー&ピクサーの作品は良作が続いてますから、次回以降も楽しみですね~。