今回は、ドコモが2016~17年冬春モデルとして発表したスマホ「AQUOS EVER SH-02J」のレビューです。
「AQUOS EVER SH-02J」は、国内メーカーのシャープが発売するスマホ。
シャープは、2016~17年冬春モデルで2機種を発表していて、「AQUOS EVER SH-02J」は同じ2016~17年冬春モデルの「Disney Mobile on docomo DM-01J」のベースとなっている機種になります。
ドコモ AQUOS EVER SH-02Jのスペックとカラーバリエーション
「AQUOS EVER SH-02J」のカラーバリエーションは4色で、
・シャンパンゴールド
・ピュアホワイト
・ローズピンク
・ネイビーブラック
となっています。
シャンパンゴールド
ピュアホワイト
ローズピンク
ネイビーブラック
AQUOS EVER SH-02Jのスペック詳細
AQUOS EVER SH-02Jのスペック詳細 | |
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CPU | Snapdragon 430 |
外側カメラ画素数 | 約1,310万画素 |
内側カメラ画素数 | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ HD(1,280×720) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード | microSDXC(最大256GB) |
電池容量 | 2,700mAh |
連続通話時間 | 約900分 |
連続待受時間(LTE) | 約780時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 143×71×8.3(mm) |
重量 | 約135g |
CPUはクアルコムの「Snapdragon 430」。
ディスプレイは約5.0インチで解像度はHD、RAMが2GB。
外側カメラは約1,310万画素という事で、かなりスペックが抑えられたスマホだという事がわかります。
シャープは2016夏モデルに、かなり高性能なフラッグシップモデル「AQUOS ZETA」を発表していますから、「AQUOS EVER SH-02J」は廉価版スマホという位置づけなんでしょう。
AQUOS EVER SH-02Jの機能&サービス
「AQUOS EVER SH-02J」は、
・おサイフケータイ
・防水/防塵
機能が使えますが、ワンセグ/フルセグが使用できないので、スマホでテレビを観る習慣がある人は注意して下さい。
また、防水/防塵の保護等級は、防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)となっていて、水没に対する保護機能では、連続的に水中に置いても有害な影響がないという最高ランクの防水性能となっています。
ドコモ AQUOS EVER SH-02Jのベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「AQUOS EVER SH-02J」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「622」で、マルチスコアが「1,785」となっています。
「iPhone 7」の3分の1のスコアくらいしかないので、処理能力に期待するのはやめましょう。
ドコモ AQUOS EVER SH-02Jの価格
「AQUOS EVER SH-02J」の本体価格は5,832円です。
詳細は、本体価格32,400円(税込)のものが「端末購入サポート」によって割引され、5,832円になっています。
「端末購入サポート」の機種なので「月々サポート」はなく、1年以内に機種変更や解約をしてしまうと、2年契約の違約金とは別に「端末購入サポート」の違約金が請求されるので注意して下さい。
ドコモ AQUOS EVER SH-02Jのカメラ性能
今ではスマホの重要な機能となった「カメラ」。
あまり使わないから処理性能はそこまで求めていないけど、カメラ性能はできるだけ良いほうがいいって人もけっこういますよね。
ここでは、そんなカメラの性能や特徴などをまとめたいと思います。
おすすめプラス
オートモードに自分流の表現をプラスできる「おすすめプラス」を搭載。
選択メニューから「ふんわり」「くっきり」など選んで手軽に表現力の高い写真が撮れるようになります。
動画を高画質な静止画にする「あとからキャプチャー」
Source by YouTube
動画から高画質な静止画をかんたんな操作で切り出しできる「あとからキャプチャー」搭載。
最適な瞬間を撮るのが難しいシーンでも動画で撮っておけば、あとからベストな1枚を選べます。
美肌補正
インカメラの「美肌補正」機能を使用すれば、人の顔を認識して毛穴などを自動で補正して肌をなめらかにし、鼻筋に自然なシャドウを加えて、はっきりした顔立ちに仕上げます。
ドコモ AQUOS EVER SH-02Jの特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
IGZO液晶ディスプレイ
高精細で消費電力が少ない約5.0インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載。
シャープ独自のバックライト & カラーフィルタ「S-PureLED」で色も鮮やかです。
タッチ式指紋センサー
画面がOFFの時でも、指紋センサーに触れるだけでロック解除でき、すぐに使い始めることができます。
アプリ割り当て
「AQUOS EVER SH-02J」では、指紋でロック解除と同時にアプリを起動する事もできます。
よく使うアプリや機能を、登録した5つの指紋に割り当てられるので、素早くアプリが使えて便利ですね。
ツイストマジック
本体を持ったまま手首をひねるだけで、ひとつ前のアプリに戻る「ツイストマジック」機能搭載。
面倒なアプリの切り替えが楽にできます。
スクロールオート
ブログやツイッターなど、縦に長いページをみる際に面倒なスクロールを自動化。
ゆっくりとスクロールし、表示されたボタンの上で指を離すとスクロールがスタートします。
エモパー
Source by YouTube
シャープのスマホの大きな特徴となった「エモパー」。
エモパーは、シャープ製の家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマホ向けに作られたもの。
いつも一緒にいる「スマホ」が、シーンに応じてタイミングよく、まるで友達のように、声や表示でメッセージを伝えてきてくれます。
ドコモ AQUOS EVER SH-02Jの評価と感想
「AQUOS EVER SH-02J」は、ドコモの2016~17年冬春モデルの中では「Disney Mobile on docomo DM-01J」と並んで1番の低スペックスマホとなります。
廉価版スマホという位置づけなんでしょうが、今時CPUが「Snapdragon 430」でRAMが2GBでは、今後2年間使うスマホとしてはかなり不安。
スマホでアプリや高負荷な処理をする習慣がある人は、シャープが良いのであれば2016年夏モデルの「AQUOS ZETA」を購入しましょう。
「AQUOS EVER SH-02J」は、アプリやゲームをする習慣がなく、検索と電話機能くらいしか使わないよって人向けの機種だと思います。