「GRANBEAT(グランビート)」は、2017年3月に発表されたシムフリーのスマホ。
作っているのは日本の音響機器メーカーONKYO(オンキヨー)で、業界最高水準のDACとアンプを搭載した高音質が特徴の高級感のあるスマホとなっています。
GRANBEATのカラーバリエーションとスペック
「GRANBEAT」のカラーバリエーションは「ブラック」のみとなっています。
GRANBEATのスペック詳細
GRANBEATのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 650 |
外側カメラ画素数 | 約1,600万画素 |
内側カメラ画素数 | 約800万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ フルHD(1,920×1,080) |
RAM | 3GB |
ROM | 128GB |
SDカード | microSDXC(最大256GB) |
電池容量 | 3,000mAh |
通信方式 | FDD LTE:B1/3/8/19/26 3G: B1/5/6/8/19 |
SIMスロット | Nano SIMx2 |
通信速度(最大) | 未発表 |
高さ×幅×厚さ | 142.3x72x11.9(mm) |
重量 | 約234g |
CPUはクアルコムの「Snapdragon 650」でRAMが3GBという事で、処理能力は2017年春に発売されるシムフリーモデルのスマホとしては優秀。
ディスプレイの綺麗さやカメラ性能など、全体的に高めのスペックとなっています。
通信方式では、ドコモ系だけでなくau系のシムにも対応。
電池容量も3,000mAhの大容量で、電池持ちで困ることはなさそうですね。
GRANBEATの機能&サービス
機能面では、
・テザリング
・Bluetooth4.1
・ジャイロセンサー
が利用可能ですが、
・生体認証
・おサイフケータイ
・防水/防塵
・フルセグ/ワンセグ
・USB Type C
などは使用できないので注意して下さい。
GRANBEATのベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「GRANBEAT」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「1,423」で、マルチスコア平均が「2,665」となっています。
シングルスコアもマルチスコアもかなり健闘していて、なかなかのパフォーマンスだという事がわかりますね。
処理が多いアプリなども問題なく動いてくれると思いますが、最新の3Dゲームはちょっと不安が残る感じでしょうか。
ゲームをプレイする習慣のない人にとっては、かなり快適に操作できるレベルだと思います。
GRANBEATのカメラ性能
今ではスマホの重要な機能となった「カメラ」。
あまり使わないから処理性能はそこまで求めていないけど、カメラ性能はできるだけ良いほうがいいって人もけっこういますよね。
ここでは、そんなカメラの性能や特徴などをまとめたいと思います。
約1,600万画素のアウトカメラ
約1,600万画素のアウトカメラでは、F値2.0の明るいレンズとソニー製IMX298 Exmor RSセンサーを採用し、暗い場所でも手ブレなく撮影が可能。
また、鮮明なHDR(ハイダイナミックレンジ)の撮影や4Kでの動画撮影もできます。
約800万画素のインカメラ
約800万画素のインカメラを搭載し、高画質な自撮り撮影をおこなえます。
GRANBEATの特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
5.0インチフルHDディスプレイ
ディスプレイには高精細な5.0インチフルHD液晶を採用。
また、ガラスには傷つきにくいゴリラガラス3を使用し、繊細で鮮やかな画面が楽しめます。
大容量バッテリー&クイックチャージ
3,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大で音楽再生連続25時間、通話連続22時間を実現。
また、クイックチャージ対応により、約90分でフル充電することができます。
オーディオ専用基板
音にこだわる「GRANBEAT」では、デジタルオーディオプレーヤーなどに搭載されるのオーディオ専用基板を、スマートフォン用基板とは別に搭載。
筐体内部で発生するノイズのガードに徹底的にこだわり、豊かでピュアなサウンドを実現します。
4極端子によるバランス出力
マイクリモコンに対応した3.5mmの4極ヘッドホン出力端子に加え、2.5mmの4極端子による出力端子も搭載し、ハイレゾ音源を高音質のまま届けます。
また、安定したサウンドのオンキヨー独自の「ACG駆動」と、パワフルな「BTL駆動」を好みや楽曲に合わせて選ぶこともできます。
GRANBEATの評価と感想
「GRANBEAT」の特徴は何と言ってもこだわり抜かれた「音質」。
ノイズを取り除く為にオーディオ専用基板を搭載し、楽曲に合わせて音質を選ぶことができるなど、徹底して「高音質」を実現しています。
これは販売スタイルにも現れていて、格安SIMで唯一販売している楽天モバイルでは、スマホのコーナーではなく、スマートデバイスのコーナーで紹介。
これは、「音の良いスマホ」ではなくて「スマホ機能がついている音楽プレイヤー」ということでしょう。
スマホとしてもスペックは優秀で、高級感のあるデザインは高めの本体価格にピッタリだと思います。
「GRANBEAT」は、音響機器メーカーが音にこだわり抜いたスマホ。
本体価格は高いものの、その価値を十分に感じられるスマホだと思います。