ドコモが2017年冬~2018年春モデルとして「V30+ L-01K」を発表しました。
「V30+ L-01K」は韓国メーカーのLG Electronics(エルジーエレクトロニクス)が製造するスマホで、デュアルカメラを搭載したハイエンドモデルとなっています。
ドコモ「V30+ L-01K」のカラーバリエーションとスペック詳細
「V30+ L-01K」のカラーバリエーションは2色で、
- クラウドシルバー
- オーロラブラック
です。
クラウドシルバー
オーロラブラック
V30+ L-01Kのスペック詳細
V30+ L-01Kのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 835 |
外側カメラ | 約1,650万画素+1,310万画素 |
内側カメラ | 約510万画素 |
ディスプレイ | 約6.0インチ |
WQHD(2,880×1,440) | |
RAM | 4GB |
ROM | 128GB |
SDカード(最大) | microSDXC(最大256GB) |
電池容量 | 3,060mAh |
連続通話(LTE) | 約1,300分 |
連続待受(LTE) | 約320時間 |
高さ×幅×厚さ | 約152×75×7.4(mm) |
重量 | 約158g |
CPUが「Snapdragon 835」でRAMが4GBという事で、処理能力は2017年冬~2018年春モデルのandroidスマホとしては最高レベル。
超高解像度WQHDのディスプレイには有機ELが採用され、ガラス面にはCorningの「ゴリラガラス5」を採用、アウトカメラには標準+広角レンズのデュアルカメラを搭載など、かなりのハイスペックスマホになっていますね。
特にアウトカメラでは、GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」に対応するという事で話題を集めています。
V30+ L-01Kの機能&サービス
機能面では、
- Bluetooth
- テザリング
- 防水/防塵
- 指紋認証センサー
- 顔認証センサー
- おサイフケータイ
- ワンセグ/フルセグ
が利用可能。
ほぼ全ての機能が使用できるので、機能面で困る事はないでしょう。
また、防水/防塵の保護等級も、防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)となっていて、水没に対する保護機能では連続的に水中に置いても有害な影響がないという最高ランクの防水性能となっています。
ドコモ「V30+ L-01K」のベンチマークスコア
Source by geekbench
このベンチマークスコアは「V30+ L-01K」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「1,902」で、マルチスコア平均が「6,266」となっています。
処理能力はかなり高い事がわかりますね。
3Dゲームや処理が多いアプリなどを使う習慣がある人にとっても、快適に使えるスマホだと思います。
V20 PROとV30+の比較
V20 PRO L-01J | V30+ L-01K | |
CPU | Snapdragon 820 | Snapdragon 835 |
外側カメラ | 約1,620万画素+820万画素 | 約1,650万画素+1,310万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 | 約510万画素 |
ディスプレイ | 約5.2インチ | 約6.0インチ |
WQHD(2,560×1,440) | WQHD(2,880×1,440) | |
RAM | 4GB | 4GB |
ROM | 32GB | 128GB |
SDカード(最大) | 256GB | 256GB |
電池容量 | 2,900mAh | 3,060mAh |
連続通話(LTE) | 約1,200分 | 約1,300分 |
連続待受(LTE) | 約410時間 | 約320時間 |
高さ×幅×厚さ | 約149×72×8.0(mm) | 約152×75×7.4(mm) |
重量 | 約146g | 約158g |
これは、2016年冬~2017年春モデルとしてドコモから発売された前作「V20 PRO L-01J」と「V30+ L-01K」との比較。
CPUが最新の「Snapdragon 835」になった事により処理能力が上がり、カメラ性能も向上している事がわかりますね。
また、ディスプレイは「V30+ L-01K」で約6.0インチに大画面化しているものの、ベゼル部分が削られた事により、本体サイズにそこまでの違いはありません。
ドコモ「V30+ L-01K」の価格
「V30+ L-01K」の発売日は2018年1月25日で、本体価格は99,144円(税込)。
実際に支払う金額はここから「月々サポート」という割引きを引いた金額となります。
V30+ L-01Kの実質負担価格
契約方法 | のりかえ(MNP) | 新規契約 | 機種変更 |
本体価格 | 99,144円 (4,131円×24) |
99,144円 (4,131円×24) |
99,144円 (4,131円×24) |
月々サポート | -72,576円 (-3,024円×24) |
-49,896円 (-2,079円×24) |
-49,896円 (-2,079円×24) |
実質負担金額 | 26,568円 (1,107円×24) |
49,248円 (2,052円×24) |
49,248円 (2,052円×24) |
※上記の価格は2018年1月現在の金額です。時期によって本体価格と割引額は変動するので注意して下さい。
ドコモ「V30+ L-01K」のカメラ性能
デュアルカメラ
アウトカメラには標準レンズと広角レンズの両方を搭載したデュアルカメラを採用。
標準サイズに加え、広角レンズを使用したワイドな景色も撮影する事ができます。
ポイントズーム
「V30+ L-01K」では、撮影時にズームしたい部分をタップする事で「ズームスライダー」が表示され、簡単に「ポイントズーム」をする事が可能です。
約510万画素のインカメラ
「V30+ L-01K」では、インカメラでも標準レンズと広角レンズを切り替える事ができ、大人数でも余裕を持って撮影する事ができます。
ドコモ「V30+ L-01K」の特徴
WQHDの高解像度ディスプレイ
ディスプレイにはWQHDの超高解像度画面を採用し、有機ELパネルで美麗な画像を楽しむ事が可能です。
Daydream
Source by YouTube
「V30+ L-01K」は、GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」に対応。
VRとはVirtual Reality(仮想現実)の事で、専用のゴーグルを使用する事で「仮想」の世界に自分が入り込んだような体験が可能になる技術です。
耐衝撃仕様
「V30+ L-01K」は、米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の14項目、
- 振動
- 防水
- 防塵
- 温度
などに準拠し、衝撃にも強い設計になっています。
Quad-DACを搭載したオーディオプレイヤー
「V30+ L-01K」では、ハイレゾコンテンツから動画視聴まで、全てを本格サウンドで楽しめるQuad-DACを搭載。
4つのDAC回路で384kHz/32bitまで対応した最新チップを採用し、どんな音源でもノイズを極限までカットして原音に近い音を再現できます。
ドコモ「V30+ L-01K」の評価と感想
「V30+ L-01K」は、デュアルカメラを搭載したハイエンドモデルスマホ。
特に有機ELパネルを使用したWQHDの高解像度ディスプレイが特徴で、話題となっているGoogleのVRプラットフォーム「Daydream」を高画質で楽しむには最適の1台となっています。
処理能力やカメラ機能も優秀、機能面も充実しているので、性能で困る事はほとんどないでしょう。
本体価格が高めなのと電池持ちが他機種に比べると若干弱くなっていますが、超高スペックを考慮すれば仕方がないレベルですね。
また、「Daydream」を楽しむ為には別売りの 専用ビューワー が必要なので注意して下さい。