ドコモが2017~2018年冬春モデルとして新機種「M Z-01K」を発表しました。
「M Z-01K」は中国メーカーのZTEが製造するスマホで、開いて使用する事で6.8インチの大画面にもなる画期的なモデル。
ドコモの新商品説明会でも話題になっていて、「M Z-01K」の独特なデザインが市場に受け入れられるかどうかに注目が集まっています。
ドコモ「M Z-01K」のカラーバリエーションとスペック詳細
「M Z-01K」のカラーバリエーションは「ブラック」のみです。
M Z-01Kのスペック詳細
M Z-01Kのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 820 |
外側カメラ | 約2,030万画素 |
内側カメラ | - |
ディスプレイ | 約5.2インチ |
フルHD(1,920×1,080) | |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
SDカード(最大) | 256GB |
電池容量 | 2,930mAh |
連続通話(LTE) | 約980分 |
連続待受(LTE) | 約410時間 |
高さ×幅×厚さ | 約151×72×12.1(mm) |
重量 | 約226g |
CPUが「Snapdragon 820」でRAMが4GBという事で、処理能力は高め。
約2,030万画素のカメラは外側にだけ付いていて、「見開き」状態にする事でインカメラとしても使用する事ができます。
全体的にスペックは高くなっていますが、折りたたみ式になっている為に厚さが12.1mm、重量も約230gもある点に注意。
CPUも2016年の夏に主流だった「Snapdragon 820」が搭載されていたりなど、デザインだけでなくスペックも特徴的な機種となっています。
M Z-01Kの機能&サービス
機能面では、
- Bluetooth
- テザリング
- 指紋認証センサー
が利用可能ですが、
- フルセグ/ワンセグ
- おサイフケータイ
- 防水/防塵
は利用できないので注意して下さい。
ドコモ「M Z-01K」のベンチマークスコア
Source by geekbench
これは「M Z-01K」のgeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「1,603」で、マルチスコア平均が「3,819」となっています。
最高レベルの処理能力とはいかないものの、3Dゲームや処理が多いアプリなどを使う習慣がある人にとっても、これくらい動いてくれれば問題なく使用できるでしょう。
ドコモ「M Z-01K」の価格
「M Z-01K」の発売日は2018年2月9日で、本体価格は92,664円(税込)。
実際に支払う金額はここから「月々サポート」という割引きを引いた金額となります。
M Z-01Kの実質負担価格
契約方法 | のりかえ(MNP) | 新規契約 | 機種変更 |
本体価格 | 92,664円 (3,861円×24) |
92,664円 (3,861円×24) |
92,664円 (3,861円×24) |
月々サポート | -66,096円 (-2,754円×24) |
-49,896円 (-2,079円×24) |
-49,896円 (-2,079円×24) |
実質負担金額 | 26,568円 (1,107円×24) |
42,768円 (1,782円×24) |
42,768円 (1,782円×24) |
※上記の価格は2018年2月現在の金額です。時期によって本体価格と割引額は変動するので注意して下さい。
ドコモ「M Z-01K」の特徴
アウト/イン兼用カメラ
メインディスプレイ上部にあるカメラは、持ち方を変える事でアウトカメラとしてもインカメラとしても使用可能。
2,030万画素の高画質撮影を楽しむ事ができます。
約6.8インチの大画面ディスプレイ
「M Z-01K」は、2つのディスプレイを開いて使用する事で約6.8インチの大画面ディスプレイになり、フルHDの解像度で迫力のあるワイド映像を楽しむ事ができます。
選べる4つのディスプレイモード
ディスプレイは、
- 2画面モード
- 大画面モード
- ミラーモード
- 通常モード
から、場面に応じて好みのディスプレイを選択する事ができ、2つの画面で別々の作業をする事も可能です。
スタンドスタイル
「M Z-01K」をL字に置く事で「スタンドスタイル」で動画を楽しむ事ができ、そのまま三脚なしで写真撮影する事もできます。
立体的な3Dサウンド
「M Z-01K」では、デュアルスピーカーに映画館などでも導入されている音楽技術「ドルビーアトモス」を採用し、立体的な3Dサウンドが楽しめます。
ドコモ「M Z-01K」の評価と感想
「M Z-01K」は、ドコモが発表する新スタイル「見開き」をコンセプトにしたデザインのスマホ。
約5.2インチフルHDの画面が2つ搭載されていて、折りたたんで普通のスマホとして使用したり、開いて大画面ディスプレイとして使用する事ができます。
2つの画面は独立しているので、一方で動画を観ながら、もう一方でアプリを起動させるなどの使い方もできるのは画期的ですね。
ただし、画面が2つある分、重量も他機種の2倍くらいあり、本体価格もかなり高めに設定されているので、性能やコンセプトをよく理解した上で購入を検討したほうが良いかもしれません。
まだ、この新スタイルのスマホが市場に受け入れられるかも未知数なので、あまりスマホに詳しくない人は避けたほうが無難だと思います。