ワイモバイルが2017年冬～2018年春モデルとしてAndroid Oneシリーズの新作、
- Android One X2
- Android One X3
- Android One S3
- Android One S4
の4機種を発表しました。
Android One X2(アンドロイドワン エックスツー)は台湾メーカーのHTCが製造するスマホで、評判の良いカメラ性能と、握るだけで端末操作ができる「エッジ・センス」が特徴となっています。
ワイモバイル「Android One X2」のカラーバリエーションとスペック詳細
「Android One X2」のカラーバリエーションは2色で、
- サファイアブルー
- アイスホワイト
です。
サファイアブルー
アイスホワイト
Android One X2のスペック詳細
| Android One X2のスペック詳細 | |
| CPU | Snapdragon 630 |
| 外側カメラ | 約1,600万画素 |
| 内側カメラ | 約1,600万画素 |
| ディスプレイ | 約5.2インチ |
| フルHD(1,920×1,080) | |
| RAM | 4GB |
| ROM | 64GB |
| SDカード(最大) | microSDXC（最大256GB） |
| 電池容量 | 2,600mAh |
| 連続通話(LTE) | 約1,360分 |
| 連続待受(LTE) | 約237時間 |
| 高さ×幅×厚さ | 約149×73×8.1(mm) |
| 重量 | 約142g |
CPUが「Snapdragon 630」でRAMが4GBという事で、処理能力は平均レベル。
ディスプレイはフルHDで、アウトカメラのほかに内側にも約1,600万画素のインカメラを搭載し、Android Oneシリーズとしてはかなりハイスペックである事がわかります。
発売日時点で有名なカメラの評価サイト「dxomark」から最高得点を獲得した「HTC U11」からは若干スペックダウンはしているものの、快適なカメラ撮影が行える機種と言えるでしょう。
Android One X2の機能＆サービス
機能面では、
- Bluetooth
- テザリング
- 防水/防塵
- 指紋センサー
- おサイフケータイ
が利用可能ですが、
- フルセグ/ワンセグ
は利用できないので注意して下さい。
ワイモバイル「Android One X2」のベンチマークスコア
Source by geekbench
これは「Android One X2」のgeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「872」で、マルチスコア平均が「4,196」となっています。
シングルスコアは低いものの、マルチスコアではかなり健闘している事がわかりますね。
3Dゲームや処理が多いアプリなどを使う習慣がある人にとっても、問題なく使用できるレベルだと思います。
ワイモバイル「Android One X2」のカメラ性能
約1,600万画素のアウトカメラ
「Android One X2」のアウトカメラには、一眼レフカメラでも採用されている位相差オートフォーカスを搭載。
動きのある被写体でも素早くピントを合わせて撮影する事ができます。
HDRブースト
フラッグシップモデル「HTC U11」にも搭載され、評価の高かった「HDRブースト」を「Android One X2」にも採用。
「HDRブースト」は、最も暗い画像と最も明るい画像とを合成し続け、より精細で色味のバランスが取れた一枚を撮影する事ができます。
約1,600万画素のインカメラ
「Android One X2」にはインカメラにも約1,600万画素の高性能カメラを搭載し、アウトカメラと同じ、
- HDRブースト
- ノイズリダクション機能
を搭載して、他機種のアウトカメラのような自撮り撮影が楽しめます。
ワイモバイル「Android One X2」の特徴
Android One
ハードウェア設計から部品の調達まで全てGoogleが行うスマホブランド「Android One」では、発売から24ヶ月間に最低１回以上のアップデートが保証され、
- 常に最新のAndroid OSを利用できる
- セキュリティー機能も最低3年間は毎月自動でアップデート
- メーカーの余計なアプリが入っていない
という特徴があります。
リキッド・サーフェイスデザイン
「Android One X2」には、背面にもアクリルガラスを採用した「リキッド・サーフェイスデザイン」を採用。
屈折率の高い希少な素材を幾重にも重ねて、動きに合わせて光を反射する鮮やかなデザインになっています。
5.2インチHDディスプレイ
5.2インチHDディスプレイにはCorningの「Gorilla Glass」を使用し、3Dエッジガラススクリーンで高品質な映像を楽しむ事ができます。
エッジ・センス
「HTC U11」からの新機能「エッジ・センス」は、フェイスブックやツイッターなどの様々な機能に割り当てる事で、「Android One X2」を握っただけで起動させる事ができるというもの。
よく起動するアプリなどを登録しておけば、握るだけですぐに使用する事ができます。
HTC Uソニック・ハイレゾ
「Android One X2」では、「HTC Uソニック・ハイレゾ」機能によって、人によって耳の構造や聞こえ方が違う音質を、音の反響から個人の耳の中の形に合わせて最適化し、自分だけの最適な音楽を楽しむ事が可能です。
ワイモバイル「Android One X2」の評価と感想
「Android One X2」は、スペックと機能のバランスのとれたミドルスペックスマホ。
処理能力は平均レベルなものの、Android Oneシリーズの特徴はそのままに、カメラやディスプレイの性能が高くて使いやすいと思います。
「おサイフケータイ」や防水・防塵の他にも、「HTC U11」からの新機能、
- リキッド・サーフェイスデザイン
- エッジ・センス
など、HTCならではの機能が充実しているのも魅力的ですね。
「Android One X2」は、Android Oneシリーズの中でも比較的高性能なスペックを求める人におすすめ。
本体価格は高めなものの、価格に見合ったデザイン性と性能を感じる事ができるでしょう。