ドコモの2015年冬春モデルが少しずつ発売開始されてきました。
今回は、シャープから発表された2機種のうちAQUOS(アクオス) ZETA SH-01Hの評判やベンチマークスコアが分かってきたので、改めてレビューしてみたいと思います。
ドコモ AQUOS(アクオス) ZETA SH-01Hのスペック、容量とカラーバリエーション
AQUOS(アクオス) ZETA SH-01Hのカラーバリエーションは3色でブラック、マゼンダ、ブルーです。
AQUOS(アクオス) ZETA SH-01Hのスペック
CPUを前作のオクタコア(8個のコア)からヘキサコア(6個のコア)へグレードダウンして、安定性を重視したような印象のAQUOS(アクオス) ZETA SH-01H。
さすがに、発売後に目立った不具合報告はありません。
操作性などの微調整はアップデートで行っているようですけどね。
そして、この機種のスペック面で1番目立つのはインカメラでしょう。
2015年冬春モデルでもAQUOS(アクオス) ZETA SH-01Hだけが800万画素のインカメラを搭載します。
もうちょっと前のアウトカメラ並みの性能ですので、自撮り写真が好きな人にとっては嬉しいグレードアップとなりそうです。
AQUOS(アクオス) ZETA SH-01HとAQUOS(アクオス) ZETA SH-03Gとの比較
比較してみてもCPUとインカメラの変更が目立ちますが、それ以外はほぼ一緒でしょうか。
通信速度に関しては、Xperia(エクスペリア) Z5では対応していない、今年11月からの下り最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応しています。
ドコモ AQUOS(アクオス) ZETA SH-01Hの特徴
なめらかな描画を実現させる倍速120Hz駆動のディスプレイ
なめらかな描写を再現させるため、従来の60Hz駆動から倍速の120Hz駆動になりました。
つまり1秒間に120回も表示を更新できるという事なんですね。
これにより、動きの激しい動画や画面スクロール時の文字もくっきり見やすくなります。
800万画素広角インカメラ
インカメラに約800万画素CMOSセンサーを採用し、高精細画質での撮影が可能になりました。
また、約100度の広角レンズにより、写せる範囲が広くなっているのも魅力ですよね。
インカメラの画質については、間違いなく2015年冬春モデルの中で最高と言えそうです。
シャープのスマホと言えばエモパー
エモパーとは、エモーショナルパートナーの略だそうです。
シーンに応じてタイミングよく、感情豊かに声や表示で話しかけてきます。 また、スマホのさまざまなセンサーを使って、日常の生活パターンを学習したり状況を推測して話題を選んでくれるようですね。
上の動画がわかりやすいですが、「こんな事も言うんだ!」って事まで話しかけてくれますので、ハマる人にはハマるようですよ。
ドコモ AQUOS(アクオス) ZETA SH-01HのAntutuベンチマークテスト結果
次に、実際の処理性能を示すAntutuのベンチマークテストの結果です。
AQUOS(アクオス) ZETA SH-01Hのベンチマークテストのスコアは37000前後
となっています。
※発売直後のベンチマークスコアです。メーカーの調整パッチで性能が上下する可能性もありますので参考程度にして下さい。
前作のSH-03Gは同じAntutuのベンチマークテストで32000スコア前後でしたので、ヘキサコア(6個のコア)のSnapdragon 808にグレードダウンした事で処理能力は上がったという事になりますね。
まあ、Snapdragon 810で32000スコア前後の時点でかなり性能を抑えすぎだった印象はありますが・・・。
まとめ
CPUのグレードダウンも、結果をみれば性能を抑えまくった前機種のSnapdragon 810よりも処理能力が上がる結果となりました。
それでも、処理能力だけみれば2015年冬春モデルの中では中の下くらいですけど・・・。
800万画素広角インカメラや120Hz駆動のディスプレイ、エモパーなどのシャープならでは機能もたくさんありますので、そのあたりに魅力を感じる人が購入を検討するという感じでしょうか。
性能にそんなに違いはないので価格的にもAQUOS(アクオス) ZETA SH-03Gのほうを私なら購入しますかねえ・・・。