総務省が今年の5月に行った有識者会議で、携帯電話の解約に関する契約内容の見直しを議論する会議を新設した事で、携帯業界の「2年縛り」が解消されるという期待が高まっていましたが、今月の16日についに具体案が発表されました。
「2年縛り」が原因でクレームに発展するケースも未だに多いだけに、携帯業界関係者も注目の内容ですよ!
「2年縛り」解消の流れと総務省のねらい
さて、5月に総務省が携帯電話の解約に関する契約内容の見直しを議論する会議を新設した事で、先手を打ったのが携帯業界です。
ドコモ、au、ソフトバンクの3社はいち早く現状の更新月1ヶ月から2ヶ月に延ばす案をまとめ、今年の冬にも導入すると発表しました。
この発表には、キャリアも一定の努力はしているよ! と、訴える狙いがあったと言われていますよね。
そして、今月の16日、総務省が提案した中身はというと
初回の2年以降はいつでも解約できるようにしなさい
です。
もうね。ガッカリですよ!
完全ににキャリアの先手のジャブが効いちゃってるじゃん!!
・携帯事業者間の乗り換えの妨げないようにする
・2年縛りのないプランは料金が高くて説明も不十分
などの指摘もされたのであれば完全撤廃してほしかった・・・。
強制的に2年縛りプランに契約させるという現状が変わるかと思いましたが、結局はそこまでの変化は期待できないようです。
2年縛り以外のプランも各社用意していると書いてありますが、実際にそのプランで契約できた人っているんですかね?
情報では2年縛りプランのが選ばれる割合は9割って書いてありますが、実際の現場では10割ですよ?
2年縛り以外のプランで契約を通そうものなら晒し上げられちゃいますよ!
2年縛りや違約金を意識せずに、自由に携帯を選べるようになるのはまだまだ先のようですね。