今回はドコモから発売されているAQUOS(アクオス) SH-03Gです。
SH-03Gはシャープの製品ですが、携帯業界でシャープといえば「安定」というイメージが1番しっくりくるでしょうか。
新しい事やスーパー高スペックにはしないかわりに、不具合もあまりなく安定して使用できる印象があります。
スマホなんて、実際はほとんど使わないから安定しているシャープが好きって人もたくさんいますよね。
ドコモ AQUOS(アクオス) SH-03Gのスペックとカラー
AQUOS(アクオス) SH-03Gのカラーバリエーションは3色でレッド、ホワイト、ブラックです。
AQUOS(アクオス) SH-03Gのスペック
AQUOS(アクオス) SH-03Gはドコモの2015年夏モデルの中でもかなりスペックを抑えた機種と言えそうです。
カメラの画素数は新機種だと2000万画素前後が多いですがSH-03Gは1310万画素、ディスプレイは各社クアッドHDで進化をみせていますがSH-03GはフルHD、RAMやROMは横並びですが、バッテリー容量も3000mAhという事で他機種と比べても平均的。
省エネ性能の液晶「IGZO」を使用した長時間使用が大きな特徴の1つでしたが、ここにきて連続待ち受け時間も連続通話時間も他社と比較して優れているとは言えなくなってしまいましたね。
スペックだけでみればAQUOS(アクオス) SH-03Gを選ぶ理由が見当たりません。
あとは、AQUOS(アクオス) SH-03Gだけの特徴部分に魅力を感じる人が購入を検討する感じでしょうか。
ハイスピードセンサーを使ったスーパースロー映像
最新のハイスピードセンサーとフレーム補間技術でスーパースロー映像が楽しめるようになっています。
他の機種にない特徴と言えますね。
シャープのスマホと言えばエモパー
エモパーとは、エモーショナルパートナーの略だそうです。
シーンに応じてタイミングよく、感情豊かに声や表示で話しかけてきます。
また、スマホのさまざまなセンサーを使って、日常の生活パターンを学習したり状況を推測して話題を選んでくれるようですね。
上の動画がわかりやすいですが、「こんな事も言うんだ!」って事まで話しかけてくれますので、ハマる人にはハマるようです。
AQUOS(アクオス) SH-03Gのベンチマークテスト
実際の処理性能を示すベンチマークテストの結果ですが、CPU自体はエクスペリアZ4やARROWS(アローズ) NX F-04Gと同じものが搭載されています。
なので、そんなに差はでないかなと思ったんですが、Antutuのベンチマークテストでは平均して32,000点前後に。
ARROWS(アローズ) NX F-04Gが45,000点前後だった事を考えるとかなり性能を抑えている印象ですよね。
参考までにギャラクシーS6は68,000点、現行のiPhone6やエクスペリアZ4が52,000点前後です。
まとめ
性能面、特に3Dゲームなどに興味がある人にはまったくおすすめできない機種と言えそうです。
同程度の価格帯でもっと高スペックのものが購入できますので、スーパースロー映像やエモパーに興味がある人向けでしょうか。
ただ、安定のシャープと言われるだけあって、同じCPUを使っているARROWS(アローズ) NX F-04Gが不具合クレームを連発している中、AQUOS(アクオス) SH-03Gのクレームはほとんどありませんので、あんまり使用しないのでとにかく不具合の少ない安定したスマホがほしいっていう人には最適かもしれませんね。