アニメ「ジャングルブック」は、1894年にイギリスのラドヤード・キップリングが出版した短編小説「ジャングルブック」を、1967年にウォルト・ディズニーがアニメ映画化したものです。
アニメ「ジャングルブック」のあらすじ
アニメ「ジャングルブック」の監督とキャスト
監督 | ウォルフガング・ライザーマン | |
声優 | 日本語吹き替え版 | |
モーグリ | ブルース・ライザーマン | 中崎達也 |
バルー | フィル・ハリス | 台詞 郷里大輔/歌 鹿野由之 |
バギーラ | セバスチャン・キャボット | 台詞 今西正男/歌 石塚勇 |
キング・ルーイ | ルイス・プリマ | 石原慎一 |
シア・カーン | 台詞 ジョージ・サンダース/歌 ビル・リー | 台詞 加藤精三/歌 鈴木雪夫 |
カー | スターリング・ホロウェイ | 八代駿 |
バギーラとの出会い
ある日、ジャングルを散歩していた黒ヒョウの「バギーラ」は、川のほとりで、人間の赤ん坊を見つけた。
このままでは死んでしまうが、自分では育てられない「バギーラ」は、最近子供を産んだオオカミの一家がいた事を思い出す。
「バギーラ」は赤ん坊をオオカミの一家に託し、育ててもらう事にした。
シア・カーンの脅威
それから10年。
赤ん坊だった「モーグリ」は、すっかり大きくなり一家の人気者になっていたが、ある日、人間を憎悪する残忍なトラ「シア・カーン」がジャングルに帰って来たという知らせが届いた。
このままジャングルにいたのでは「モーグリ」の命が危ないと考えたオオカミ族の長老達は、「モーグリ」を人間の村へと帰すことを決意。
「モーグリ」を顔見知りの「バギーラ」に預け、「シア・カーン」に見つかる前に人間の村へ連れて行く事にした。
自分の身は自分で守るからジャングルに残りたいと主張する「モーグリ」を説得しながら人間の村へ向かう「バギーラ」は、木の上で一晩過ごす事にしました。
そこに、巨大なニシキヘビ「カー」が現れます。
「カー」は魅惑的な声と催眠を促す視線で「モーグリ」を誘惑し罠にかけようとするが、間一髪のところで「バギーラ」に救われる。
自分の身が自分で守れない事を知って落ち込む「モーグリ」だったが、それでも人間の村へ帰りたくないと主張し、ついには「バギーラ」と喧嘩をしてしまいます。
バルーとの出会い
そんな時、「モーグリ」は陽気なクマ「バルー」と出会う。
規則に縛られずに自らのルールで生きる「バルー」に惹かれた「モーグリ」は、「バルー」と暮らすと言い出し、「バルー」もまた快く引き受けます。
しかし、仲良くなった「モーグリ」と「バルー」が遊んでいると、サルの大群が現れ、「モーグリ」を誘拐してしまう。
サルの大群は、自分達の王「キング・ルーイ」のところへ「モーグリ」を連れて行った。
「キング・ルーイ」は自分の力でジャングルに残れるようにしてやるかわりに、なんでも言う事を聞けという。
どうしてもジャングルに残りたい「モーグリ」は承諾するが、「キング・ルーイ」が知りたかった火の起こし方を知らなかった「モーグリ」は「キング・ルーイ」を怒らせてしまった。
「キング・ルーイ」は「モーグリ」に襲いかかるが、「バギーラ」と「バルー」によってなんとか助け出され、サルの大群から逃げる事に成功する。
「モーグリ」を自分の養子にしたかった「バルー」だったが、「バギーラ」から「シア・カーン」の脅威が迫っている事を聞き、「モーグリ」を人間の村に返す事に協力すると「バギーラ」と約束する。
しかし、「バルー」まで人間の村に返す事に協力していると知った「モーグリ」は、ショックを受けて1人で逃げ出してしまった。
シア・カーン
逃げ出した「モーグリ」はハゲタカの巣に迷い込み、一緒に遊んでいるところを「シア・カーン」に見つかってしまう。
「シア・カーン」は「モーグリ」に襲い掛かるが、「バルー」が助けに入った。
「バルー」が時間を稼いでくれているうちに、ハゲタカ達の力をかりて逃げた「モーグリ」だったが、落雷が落ちて火が付いた木の枝を発見し、それを持って反撃に出る。
「シア・カーン」のところへ戻った「モーグリ」は、隙をついて「シア・カーン」のしっぽに火が付いた木の枝を結びつけた。
驚いた「シア・カーン」は、自分のしっぽについた火を恐れ、どこまでも逃げていくのだった。
人間の村
「シア・カーン」がいなくなった事でジャングルに残れる事が決まり喜ぶモーグリ達だったが、その時、「モーグリ」は遠くで、歌いながら水をくみに川辺へ来ていた人間の女の子を発見します。
「モーグリ」は女の子に興味を持ち近づくと、惹かれるように女の子についていく。
「モーグリ」は、そのまま人間の村へと入っていきました。
おしまい。