NuAns NEO [Reloaded](ニュアンス・ネオ・リローデッド)は、国内メーカーのTrinity(トリニティ)が発売するSIMフリーのスマホ。
前作となる「NuAns NEO」では、Windows 10 Mobileとしての発売だっただけに注目を集めましたが、今回のNuAns NEO [Reloaded]はそのAndroid版となります。
本体とカバーを分離させる事で、ユーザーが自由にデザインを変更できる「COREコンセプト」が特徴のミドルスペックスマホですね。
NuAns NEO [Reloaded]のカラーバリエーションとスペック詳細
NuAns NEO [Reloaded]のカラーバリエーションは、本体裏面のカバーを取り外す事で600種類以上の組み合わせから選ぶ事ができます。
「COREコンセプト」と名付けられたこのデザインは、裏面カバーが上下で別になっていて、自分の好みのカバーを取り付ける事が可能。
購入時は数種類のカバーから選ぶ事になりますが、カスタマイズしたい場合は「Trinityオンラインショップ」やAmazonでカバーを購入する事で気軽にデザインを変更する事ができます。
NuAns NEO [Reloaded]のスペック詳細
NuAns NEO [Reloaded]のスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 625 |
外側カメラ | 約1,300万画素 |
内側カメラ | 約800万画素 |
ディスプレイ | 約5.2インチ |
フルHD(1,920×1,080) | |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
SDカード(最大) | 1TB |
SIMスロット | microSIM |
通信方式 | 4G LTE:B1/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/26/28 3G: B1/3/5/6/8/9/19 VoLTE対応 |
電池容量 | 3,450mAh |
連続通話(LTE) | 約1,380分 |
連続待受(LTE) | 約335時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約141×74×11(mm) |
重量 | 約150g |
CPUには評判の良い「Snapdragon 625」を採用してRAMが3GBという事で、処理能力はミドルスペックとしては優秀。
カメラにはソニー製のレンズを採用し、画面解像度もフルHDなので、やや高スペックよりのミドルスペックといったところでしょうか。
NuAns NEO [Reloaded]の機能&サービス
機能面では、
・Bluetooth4.1
・ジャイロセンサー
・テザリング
・指紋センサー
・USB Type C
・防水/防塵
・おサイフケータイ
・FMラジオ
が利用可能ですが、
・フルセグ/ワンセグ
・デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
などは使用できないので注意して下さい。
NuAns NEO [Reloaded]のベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは、NuAns NEO [Reloaded]のベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「876」で、マルチスコア平均が「4,288」となっています。
シングルスコアの低さが目立ちますが、マルチスコアのほうはかなり健闘していて、なかなかのパフォーマンスだという事がわかりますね。
3Dゲームや処理が多いアプリなどを使う習慣がある人にとっても、問題なく動いてくれるレベルだと思います。
NuAns NEOとNuAns NEO [Reloaded]との比較
NuAns NEO | NuAns NEO [Reloaded] | |
CPU | Snapdragon 617 | Snapdragon 625 |
OS | Windows 10 Mobile | Android 7.1 |
外側カメラ | 約1,300万画素 | 約1,300万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 | 約800万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ | 約5.2インチ |
HD(1,280×720) | フルHD(1,920×1,080) | |
RAM | 2GB | 3GB |
ROM | 16GB | 32GB |
SDカード(最大) | 128GB | 1TB |
SIMスロット | microSIM | microSIM |
電池容量 | 3,350mAh | 3,450mAh |
連続通話(LTE) | 約960分 | 約1,380分 |
連続待受(LTE) | 約400時間 | 約335時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約141×74.2×11.3(mm) | 約141×74×11(mm) |
重量 | 約150g | 約150g |
これは前作「NuAns NEO」とNuAns NEO [Reloaded]とのスペックの比較です。
全体的にNuAns NEO [Reloaded]のほうがスペックが上がっていて、処理能力やカメラ性能が向上している事がわかりますが、1番の違いは「OS」でしょう。
「Windows 10 Mobile」という一般的にあまり普及していないOSから、世界で1番普及している「Android」に変えた事で、かなり使いやすくなると思います。
NuAns NEO [Reloaded]のカメラ性能
約1,300万画素のアウトカメラ
約1,300万画素のアウトカメラには、ソニー製裏面照射CMOSセンサーとF2.0の明るいレンズを採用して、高画質な撮影を実現しています。
高速オートフォーカス
NuAns NEO [Reloaded]のアウトカメラでは、像面位相差式の距離測定とコントラスト検出機能を併用する事で、高速で正確なオートフォーカスが可能になっています。
約800万画素のインカメラ
約800万画素のインカメラにはF2.2の広角レンズを採用し、背景を入れた自撮りや友人や家族などと一緒のグループショットを楽しむ事ができます。
NuAns NEO [Reloaded]の特徴
5.2インチフルHD液晶ディスプレイ
5.2インチフルHD液晶ディスプレイには、シャープ製超狭額縁5.2インチフルHDディスプレイを採用。
ほぼフレームレスの大画面で高精細な映像を楽しむ事ができます。
特殊強化ガラス「Dragontrail Pro」
NuAns NEO [Reloaded]のガラス面には、2.5Dラウンドエッジ加工が施された特殊強化ガラス「Dragontrail Pro」を採用し、耐久性能を大幅に強化。
国内メーカー「AGC旭硝子」が製造する「Dragontrail Pro」は、世界最高レベルの表面圧縮応力を達成し、光の反射も抑えながら透明感のある画質を実現します。
指紋認証センサー
NuAns NEO [Reloaded]では、「指紋認証センサー」をホームボタンに内蔵し、簡単に画面ロックの解除を行う事ができます。
カードポケット
NuAns NEO [Reloaded]のカバー裏には、クレジットカードやICカードを挿入するための空間が設けられていて、ICカードをそのまま使用したり、すぐに取り出せる収納として使用する事が可能です。
ストラップホール
NuAns NEO [Reloaded]の底面には「ストラップホール」があり、直接ハンドストラップやネックストラップを取り付ける事が可能。
また、使用しない場合には目立たないように配慮されています。
NuAns NEO [Reloaded]の評価と感想
NuAns NEO [Reloaded]は、斬新なカラーバリエーション「COREコンセプト」と、国内メーカーらしいこだわりが詰まったミドルスペックスマホ。
処理能力やカメラ性能、ディスプレイの綺麗さなどはミドルスペックの標準以上を確保しつつ、
・ソニー製カメラセンサー
・シャープ製ディスプレイ
・特殊強化ガラス「Dragontrail Pro」
など、国内メーカーの部品を多数使用し、品質へのこだわりを感じさせます。
ストラップホールやICカード収納など、実際に使用する場面を想定して作られているのも魅力ですね。
NuAns NEO [Reloaded]は、標準以上のスペックで他とは違うちょっとお洒落なスマホがほしい人に最適。
600種類以上の組み合わせから、自分だけのオリジナルカラーを考えるのも楽しいですよね。