富士通が携帯事業から撤退し、売却する方針である事がわかりました。
日経新聞によれば、国内の携帯電話市場が伸び悩むなか、appleが4割以上のシェアを持ち、中国メーカーのファーウェイなど、海外企業の攻勢で売上が全盛期の半分以下に落ち込んでいた事が原因とのこと。
直近の2年くらいハイエンドモデルのスマホを発表せず、発表済みの機種の外観を変えただけのスマホを発売していた背景には、こんな理由があったんですね。
これで、国内の主要な携帯メーカーは、
・ソニー
・シャープ
・京セラ
の3社だけという事になります。
売却先はまだ決まっていないものの、候補にはレノボやHuawei、ホンハイなどが名乗りを上げているもよう。
富士通は自社ブランドを続ける意向で、売却対象となる企業の株式の一部は保有する方針とみられており、今後は海外メーカーが発表する「arrows」を見る事になるかもしれません。