今回は、ソフトバンクでスマホを一括0円で購入する時に強制加入させられる「一括購入割引」についてです。
「一括購入割引」って名前だけ聞くと、なんか割引してくれるのかな?なんて思いますが、実際はユーザーに早期解約させない為の強烈な2年縛りとなっているので勘違いしなようにして下さいね。
「一括購入割引」の内容
「一括購入割引」というのは、一括0円での販売が想定される機種に対して、ソフトバンクが2年縛りをかけるというもの。
ユーザーは分割契約をせずにタダで機種を貰えるかわりに、2年以内に解約や指定プラン以外にプラン変更すると、多額の違約金をソフトバンクに支払わなければなりません。
「一括購入割引」の契約解除料(違約金)
「一括購入割引」の違約金は機種代金によって違っていて、契約当月の違約金が1番高額で本体代金と同じ金額。以降、1ヵ月ごとに本体代金÷24の金額ずつ違約金が減額していく仕組みになっています。
わかりづらいので例を挙げると、2016年8月現在でソフトバンクでは「Galaxy S6 edge 32GB」が一括購入割引対象機種となっているので、価格が安い店舗では一括0円で販売されていると思われますが、販売条件に「一括購入割引」への加入があるので、契約後1ヵ月以内に解約または対象プラン以外にプラン変更した場合は、本体代金である77,625円の違約金がかかるという事になります。
以降は、1ヵ月ごとに違約金が3,375円ずつ減っていき、24ヵ月後以降に違約金がかからなくなる仕組み。
ちなみに、この金額は「一括購入割引」のみの違約金となるので、のりかえ(MNP)で他社にのりかえる場合は、別に違約金として9,500円(税抜)がかかります。
「一括購入割引」で購入すると「月月割」が消滅する
「一括購入割引」で1番不満が多いのは「月月割」が消滅するという事。
「月月割」が消滅するという事は、実質0円でも一括0円でも、月額支払う料金に差はないという事になりますよね。
つまり、
ゼンゼン安くない
という事です。
「一括購入割引」対象機種になって喜ぶユーザーは、分割NGで一括でしかスマホを購入できない人くらいですかね。
まあ、多額のキャッシュバックがついているなら話は別ですが・・・。
なので、一括0円という言葉に惑わされないように気をつけて下さいね。
最後に
「一括購入割引」対象機種というのは、そもそも売れ残った機種でないと対象にならないので、購入する場合には注意が必要です。
売れ残りの機種で「月月割」なしの機種を購入するのであれば、最新のiPhoneを購入しても月額料金的には400円程度しか変わりませんよー。