ドコモから2016年夏モデルのスマホとして「Galaxy S7 edge SC-02H」が発表されました。
「Galaxy S7 edge SC-02H」は韓国メーカーのSAMSUNG(サムスン)が発売するスマホ。
サムスンは常に高性能な機種を発売する事で有名で、スマホの世界シェアはナンバー1、2位のAppleのライバルとしても有名です。
Android(アンドロイド)スマホなので、日本ではソニーのXperiaシリーズと比べられる事が多いですけどね。
今回の2016年夏モデルのスマホにおいてはXperiaは完敗。
「Galaxy S7 edge SC-02H」は他機種と比べても圧倒的なスペックで話題となっています。
まあ、それでも日本人は韓国キライなのでそこまで売れないと思いますけどね。
Galaxy S7 日本発売は「edge」モデルのみ
サムスンからは
・Galaxy S7
・Galaxy S7 edge
の2機種が発表されていますが、日本で発売されるのは「Galaxy S7 edge」のみ。
スペックに違いはなく、電池容量が「Galaxy S7 edge」のほうが600mAh多いくらい。
大きな違いは形で、「Galaxy S7」のほうがひとまわり小さいのと、「Galaxy S7 edge」のようなエッジ部分があるかないかの違い程度です。
Galaxy S6シリーズはドコモだけ両方発売したんですけどね。
たぶん売れなくて「edge」タイプだけに絞ったんだと思われます。
知ってます?
日本で発売されるGalaxyだけ「SAMSUNG」ってロゴが消えてるの。
それくらい日本では韓国メーカーが嫌いな人が多いし、売れません。
政治的な韓国と日本との報道をみているとわからなくもありませんが・・・。
ドコモ Galaxy S7 edge SC-02Hのスペックとカラーバリエーション
「Galaxy S7 edge SC-02H」のカラーバリエーションは3色でブラックオニキス、ホワイトパール、ピンクゴールドです。
Galaxy S7 edge SC-02Hのスペック詳細
CPUは新しいクアルコムのSnapdragon 820搭載。
ディスプレイの解像度は、2016年夏モデルの中では最高の「クアッドHD」。
RAMの容量も2016年夏モデルの中では最高の4GB。
外側カメラは、スマホでは世界初となる「デュアルピクセルセンサー」を採用。
一眼レフカメラにしか採用されていないような「デュアルピクセルセンサー」を搭載し、カメラのベンチマークサイト「DxOMark」では「HTC 10 HTV32」と並び世界最高得点を記録しました。
電池容量は2016年夏モデルではダントツの3600mAh。
高スペックスマホでも、これだけあれば安心でしょ?って感じの容量になています。
また、今回からSDカード対応が復活したので、自分で自由にROMを増やす事も可能。
海外機種のSDカード対応への要望は多いだけに、嬉しい機能復活となりそうです。
Galaxy S7 edge SC-02Hのベンチマークスコア
photo by antutu.com
これは、ベンチマークスコアではおなじみの「antutu」が発表した、スマホのベンチマークテストの結果です。
「Galaxy S7 edge SC-02H」のベンチマークテストの結果は134,599となっており、iPhone6sを超え、かなりの高スペックスマホである事がわかります。
「Snapdragon 820」の性能をほぼ引き出す技術は、さすがサムスンといったところでしょうか。
このスコアであれば、今後2年以上「Galaxy S7 edge SC-02H」を使用する前提でも、処理性能で困る事はないでしょう。
3Dゲームや処理が多いアプリなどを使う習慣があって、高性能スマホを探している人にはピッタリの機種となりそうですね。
Galaxy S7 edge SC-02Hの機能&サービス
機能面では防水、防塵、おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグなど、赤外線以外の全ての機能が使えるいわゆる「全部いり」機種。
前作にはなかった防水、防塵も搭載され、機能面でも強化されました。
また、通信速度は「PREMIUM 4G」のキャリアアグリゲーションで最大375Mbpsまで上がっています。
Galaxy S7 edgeとGalaxy S6 edgeとの比較
次に、前作の「Galaxy S6 edge」との比較です。
「Galaxy S7 edge」はCPUの処理能力が上がっているほか、アウトカメラの性能がアップ。
RAMも3GBから4GBになり、電池容量も2600mAhから3600mAhに大幅アップしました。
通信速度も速くなり、全体的に性能が上がっている事がわかります。
ドコモ Galaxy S7 edge SC-02Hの価格
「Galaxy S7 edge SC-02H」の本体価格は93,960円(税込)です。
この93,960円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「月々サポート」という割引きを引いた金額となります。
「月々サポート」の割引金額は契約種別と契約するデータ容量で変わるので、自分の契約だといくらの「月々サポート」が適用されるのか確認して下さいね。
新規・機種変更の実質負担金額
のりかえ(MNP)の実質負担金額
※↑の価格は2016年5月19日発売日時点のものです。
時期によって「月々サポート」の割引金額は変動するので注意して下さい。
ドコモ Galaxy S7 edge SC-02Hの特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
デュアルエッジスクリーン × 背面カーブ
3Dガラスの採用により、ディスプレイの両端がカーブしたデュアルエッジスクリーンを実現。
背面も同様にカーブさせ、大画面と握りやすさを両立させています。
この「デュアルエッジスクリーン」がGalaxy S7のエッジタイプの大きな特徴ですね。
「デュアルピクセル技術」搭載の世界最高峰カメラ機能
photo by dxomark.com
スマホでは世界初となる「デュアルピクセルセンサー」を搭載したカメラで、カメラのベンチマークサイト「DxOMark」では「HTC 10 HTV32」と並び世界最高得点を記録しました。
デュアルピクセル技術の位相差センサーにより、オートフォーカスも超高速に。
また、F値1.7の明るいレンズを搭載し、ピクセルサイズを大型化することで受光面積を拡大。
うす暗い場所でも明るくノイズの少ない写真が撮影できます。
その他にも、肌の色合いや目の大きさ、輪郭を補正できたりする「美顔モード」や、長時間撮影を高速再生する事ができる「ハイパーラプス」の撮影も可能。
モーションパノラマ
パノラマ撮影で動きのある写真を撮影する「モーションパノラマ」。
画面を横にスクロールすると、表示されている部分が動画として再生されます。
モーションフォト
シャッターボタンを押す3秒前から動画撮影を開始する事で、3秒間の動画の中でお気に入りのシーンを写真として保存できる「モーションフォト」。
シャッターが遅れた場合でも、決定的瞬間を逃さず撮影する事ができます。
クアッドHDの高精細な有機ELディスプレイ
約5.5インチの大画面ディスプレイにはクアッドHDの高解像度を実現。
色鮮やかで高精細な有機ELディスプレイで、液晶を超える美しい映像を楽しめます。
3600mAhの大容量バッテリーを搭載
auでは過去最大となる3600mAhの大容量バッテリーを搭載。
超高スペックにふさわしい大容量バッテリーで、電池持ちの不安を感じさせません。
まとめ
「Galaxy S7 edge」はドコモの2016年夏モデルのスマホの中ではがダントツの高スペック機種となりました。
弱点をあげるとすればインカメラくらいでしょうか。
それでも、他機種と同程度のスペックにはなっているので弱いとは言えませんが。
対抗として期待されていた「Xperia X Performance」が期待ハズレだっただけに、インカメラ以外ほぼ全てのスペックで2016年夏モデルの最高スペックとなった「Galaxy S7 edge」。
スペックだけ見れば「Galaxy S7 edge」以外に選択肢はないんですが、韓国メーカーのサムスンだけに、日本では爆発的には売れないんですよね。