ソフトバンクから1GBのデータ定額プランが発表されましたね。
これは、安倍晋三首相が「携帯料金は家計への負担が大きい」と発言した事を受けて総務省が各携帯会社に支持をした結果です。
ドコモもauも、これから発表という流れになるんでしょうが、格安プランに強いYモバイルを子会社に持っているソフトバンクが、まず最初に料金形態を発表するという流れになりました。
実際には、どのくらい携帯料金が安くなるんでしょうか。
スマ放題ライトと組み合わせる事ができる1GBプラン
実際に、現在ある最小プラン2GBプランの月額料金は3500円。
今回発表された1GBプランの料金が2900円なので、月額にすると600円しか違いませんが、2GBでは組み合わせられなかった「スマ放題ライト」が1GBでは組み合わせ可能となってますので、「スマ放題ライト+1GBプラン」で月額4900円のプランが登場した事になります。
今までの最安値プランである「スマ放題+2GBプラン」の6500円と比べても1600円安く、最安値ユーザーにとってはコストダウンとなりそうです。
毎月1GBでは、まともなスマホ生活は出来ないので注意!
結局のところ、毎月1GBでは満足にスマホを持って生活するというのは厳しいのが現状です。
落としているアプリが自動的にデータを更新したりするので、毎朝スマホで30分程度ニュースを確認するなんて事だけでもすぐに1GBは超えてしまいそう・・。
スマホは持っているけど、まーったく使わない人向けのプランになってますので、契約する時は注意して下さいね。
安部さんも総務省も本当の意味での料金値下げは支持できない
今回の携帯料金値下げの流れも、安部首相と総務省の気まぐれな指摘に携帯キャリアが付き合って、まったく実用性のない見た目の料金が安いだけのプラン発表という流れになりました。
総務省は1GBプランを作れとまで具体的な指示を出していますが、現在のスマホで月々1GBで、どの程度の事ができるのかまったく把握していないんでしょうね。
1GBでスマホを契約するくらいなら、私だったらガラケーをオススメします。
本当に携帯料金の値下げに踏み込むのであれば、1GBあたりの月額料金を下げなければ意味がありませんが、そこまで指摘する知識がないのか、または、わかっていながら建前で料金値下げをうたっているのかどっちなんでしょうね。