「g07+(グーマルナナプラス)」は、2017年3月に発表されたシムフリーのスマホ。
作っているのは国内メーカーのCovia(コヴィア)で、コストパフォーマンスに優れた機種「g07」のバージョンアップ版となります。
g07+のカラーバリエーションとスペック
「g07+」のカラーバリエーションは2色で、
・ホワイトパネル
・ブラックパネル
となっています。
ホワイトパネル
ブラックパネル
g07+のスペック詳細
g07+のスペック詳細 | |
CPU | MT6750T |
外側カメラ | 約1,300万画素 |
内側カメラ | 約800万画素 |
ディスプレイ | 約5.5インチ |
フルHD(1,920×1,080) | |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
SDカード(最大) | 128GB |
SIMスロット | microSIM・nanoSIM |
通信方式 | FDD LTE:B1/3/8/19 3G: B1/6/8 GSM:850/900/1800/1900 CDMA2000:BC0/BC6 |
電池容量 | 3,000mAh |
連続通話(LTE) | 未発表 |
連続待受(LTE) | 未発表 |
通信速度(最大) | 未発表 |
高さ×幅×厚さ | 152×75.6×7.9(mm) |
重量 | 約150g |
CPUはMediaTekの「MT6750T」でRAMが3GBという事で、処理能力は2017年春に発売されるシムフリーモデルのスマホとしてはかなり低め。
ディスプレイの綺麗さやカメラ性能などは平均的といったところでしょうか。
通信方式では、au系のCDMA2000に対応。
これは、ユーザーの要望が多かったので採用したとのことですが、せっかくなら4G、LTEにも対応してほしかったところですよね。
電池容量は、このスペックで3,000mAhもあるので、電池持ちはかなり良い機種になると思われます。
g07+の機能&サービス
「g07+」の機能面では、
・Bluetooth4.1
・ジャイロセンサー
・指紋認証
・USB Type C
・テザリング
が利用可能ですが、
・おサイフケータイ
・防水/防塵
・フルセグ/ワンセグ
などは使用できないので注意して下さい。
g07+のベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「g07+」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「609」で、マルチスコア平均が「2,612」となっています。
処理能力は低いので、処理が多いアプリや3Dゲームをプレイする場合には、画面がカクつくこともあるでしょう。
あまりスマホを操作する機会がない人向けの機種と言えそうです。
g07とg07+の比較
g07 | g07+ | |
CPU | MT6750T | MT6750T |
外側カメラ画素数 | 約1,300万画素 | 約1,300万画素 |
内側カメラ画素数 | 約800万画素 | 約800万画素 |
ディスプレイ | 約5.5インチ フルHD(1,920×1,080) | 約5.5インチ フルHD(1,920×1,080) |
RAM | 3GB | 3GB |
ROM | 32GB | 32GB |
SDカード | microSDXC(最大128GB) | microSDXC(最大128GB) |
電池容量 | 3,000mAh | 3,000mAh |
通信方式 | FDD LTE:B1/3/8/19 3G: B1/6/8 GSM:850/900/1800/1900 |
FDD LTE:B1/3/8/19 3G: B1/6/8 GSM:850/900/1800/1900 CDMA2000:BC0/BC6 |
SIMスロット | micro SIM+nano SIM | micro SIM+nano SIM |
高さ×幅×厚さ | 152×75.6×7.9(mm) | 152×75.6×7.9(mm) |
重量 | 約150g | 約150g |
これは「g07」と「g07+」を比べたものですが、 通信方式にauが加わっている以外は、スペックとしてはほぼ同じになっています。
ただし、液晶パネルには「IGZO液晶パネル」が新たに採用され、タッチパネルの精度もアップ。
また、カメラにはRカットフィルターが追加され、細かなバージョンアップが施されています。
g07+のカメラ性能
今ではスマホの重要な機能となった「カメラ」。
あまり使わないから処理性能はそこまで求めていないけど、カメラ性能はできるだけ良いほうがいいって人もけっこういますよね。
ここでは、そんなカメラの性能や特徴などをまとめたいと思います。
約1,300万画素のアウトカメラ
「g07+」では、約1,300万画素のアウトカメラを採用し、
・Rカットフィルター
・SONY製のCMOSイメージセンサ
を搭載。
高画質な写真撮影を楽しむことができます。
カメラ機能
メインカメラには、
・オートフォーカス機能
・HDR機能
・フラッシュ
を標準搭載。
より鮮明な写真撮影を実現します。
約800万画素のインカメラ
約800万画素のインカメラにも「LEDフラッシュ」が搭載されているので、暗いところでも綺麗に自撮り写真を楽しむことができます。
g07+の特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
5.5インチフルHDディスプレイ
5.5インチフルHDディスプレイには、新しく「IGZO液晶パネル」を採用。
ディスプレイ消費電力を抑え、高感度で視認性の高い映像が再現可能になりました。
スリムなアルミボディ
高品質なアルミ加工によって、手触りがよく高級感のある美しい質感が実現されています。
デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)
「g07+」では、micro SIM+nano SIMのデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)に対応。
音声通話用とデータ通信用のSIMを分けて使用することができます。
ストラップホール
「g07+」には、ストラップホールが本体に採用されています。
g07+の評価と感想
「g07+」の特徴は何と言っても、発売開始と同時に2万円を切る価格の安さでしょう。
また、格安スマホとは思えないアルミボディで高級感があるのも嬉しいですよね。
ただし、価格に比例してスペックも落とされているので、過度な期待は禁物。
特に、処理が多いアプリや3Dゲームをプレイする場合には、画面がカクつくこともあると思います。
「g07+」は、普段はあまりスマホを使用しない人におすすめ。
スマホは使用しないけれどないと不便なので、できるだけ価格を安く抑えたい人にピッタリだと思います。