2017年版iPhone「iPhone 8」には有機ELディスプレイが採用され、ディスプレイの供給元としてシャープが交渉中だという報道がありました。
ディスプレイの供給元としてはシャープの他にもサムスン、LG、ジャパンディスプレイなどが候補として挙がっていて確定ではないとしているものの、Bloombergの報道では合意に至るかはシャープの生産能力次第だとしています。
シャープ 2018年に574億円の設備投資を発表
シャープは9月30日に、三重と大阪に有機ELディスプレイに係る設備を導入するため、約574億円を投資すると公式に発表しました。
設備投資の内容
三重事業所(三重県多気郡多気町五佐奈1177番地の1)及び堺事業所(大阪府堺市堺区匠町1番地)において、有機ELディスプレイに係るバックプレーン工程(基板にTFT回路等を薄膜形成する工程)、有機EL工程(バックプレーンに有機EL材料を蒸着する工程)、実装工程(駆動用ICなど周辺部品を搭載する工程)の設備を導入するため、約574億円を投資いたします。稼働時期は、平成30年4-6月を予定しております。
来年発売の「iPhone 8」では、シャープ製有機ELディスプレイを搭載した新iPhoneが見られるかもしれませんね。