サムスンの「Galaxy Note 7」といえば、今年の8月後半にバッテリーからの爆発報告があり調査を開始、その後サムスンが全面的にバッテリーの不具合を認めリコールを発表。
リコールにかかる費用は1,000億円規模と言われていましたが、その後も事故は後を絶たず、ようやく新しいバッテリーを搭載した「Galaxy Note 7」を出荷したばかりでした。
今回発表された爆発事故は、その新しいバッテリーを搭載した「Galaxy Note 7」で発生。
AT&Tが販売中止の検討を検討!2度目のリコールも?!
新しいバッテリーを搭載した「Galaxy Note 7」での爆発事故は10月5日に発生。
アメリカの大手キャリア「AT&T」の正規店で交換された安全なはずの「Galaxy Note 7」が、サウスウェスト航空の飛行機内で発火するという事件でした。
これをうけ、AT&Tは「Galaxy Note 7」の販売中止を検討。
「AT&T」といえば、世界で3番目に大きなサムスンの顧客とされていて、販売中止になればサムスンにとってかなりの損失になります。
米政府当局者は2度目のリコールをありえると発表
米政府当局者は2度目のリコールをありえると発表しており、そうなれば販売中止は「AT&T」だけに留まらず、「Galaxy Note 7」の販売自体が販売終了するのではないかという憶測も。
日本では、すでにリーク情報でドコモの2016年秋冬モデルのラインナップに「Galaxy Note 7」が入っており、本当に発売するのかにも注目。
サムスンの安全性への評判は地に落ちており、今後どう巻き返していくのかに注目が集まっていますが、サムスンが創業以来の正念場に立たされている事は間違いないでしょう。