ドコモから2018年夏モデルとして発売された「Xperia XZ2 Compact SO-05K」のベンチマークを、
- Antutu
- Geekbench
の2つのベンチマークアプリで計測してみました。
「Xperia XZ2 Compact」はQualcomm(クアルコム)のCPU「Snapdragon 845」を搭載した機種となっていて、発売後に実機で計測しているので、「Xperia XZ2 Compact」のベンチマークスコアが気になる人は参考にしてみて下さい。
「Xperia XZ2 Compact」のAntutuベンチマークスコア詳細
Antutuベンチマークスコアの見方 | |
CPU | スマホの処理能力。基本的にこの数値が高いほどサクサク動きます。 |
GPU | ゲームや動画、グラフィックなどの画像描写の性能。CPUスコアが高くてもこの数値が低いと画面がカクカクしやすいです。 |
UX | UX(ユーザーエクスペリエンス)は、データのセキュリティや画像処理など、操作性の高さを表すスコア。 |
MEM | RAMやROMなど、情報を書き込んだり記録されている情報を読み出したりする性能。 |
「Xperia XZ2 Compact」の Antutu 7.0.9 でのベンチマークスコアは264,815。
上位モデル「Xperia XZ2」とほぼ同性能となっていて、他メーカーの「Snapdragon 845」搭載機種と比べてもほとんど変わりはありません。
ベンチマーク後のバッテリー温度は41度まで上昇しました。
バッテリー温度
これは、「Xperia XZ2 Compact」に大きな負荷をかけ続けてパフォーマンスの安定性を計測する「ストレステスト」を行った際のバッテリー温度をグラフ化したもの。
15分間の温度測定では、計測開始から徐々に温度が上昇していき、9分30秒くらいで40度に到達。
その後は43度程度まで上がったものの、それ以上は温度が上昇する気配を見せず終了となりました。
普段使用している分にはそこまで温度が上がる事もありませんが、3Dゲームや最新の負荷の多いゲームを長時間プレイする場合には43度くらいまでバッテリー温度が上昇するので注意ですね。
これは、「Xperia XZ2 Compact」固有の現象ではなくて、「Snapdragon 845」搭載機種全般の特徴となっています。
「Xperia XZ2 Compact」のGeek benchベンチマークスコア詳細
「Xperia XZ2 Compact」の Geekbench 4.2.3 でのベンチマークスコアは、
- シングル 2,377/マルチ 8,390
となっていて、こちらも他メーカーの「Snapdragon 845」搭載機種と比べてもほとんど変わりはありませんでした。
コンパクトサイズでありながら、上位モデルの「Xperia XZ2」とほぼ同じCPU性能なのは嬉しいですね。