ベンチマークアプリのGeekbenchに「iPhone7」のものと思われるベンチマークテスト結果が掲載されていて話題になっています。
photo by Geekbench
シングルスコアは「3,379」で、マルチスコアが「5,495」となっていて、「iPhone6s」と比べると1.3倍程度処理能力が上がっている事がわかります。
iPhone6s | iPhone7 | |
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CPU | Apple A9 1.84GHzのデュアルコア | Apple A10 2.37GHzのデュアルコア |
シングルコア性能 | 2,490 | 3,379 |
マルチコア性能 | 4,341 | 5,495 |
このリークはフェイクの可能性も高い
photo by applearab.com
ただし、このベンチマークスコアのリークには怪しい箇所があり、フェイクの可能性も十分に考えられます。
オペレーティングシステム「iOS 10.1」
まずは、オペレーティングシステムのところに「iOS 10.1」と記載されている点。
現状で「iOS 10」がリリースされていないのに、アップデートバージョンである「iOS 10.1」でベンチマークテストをした事になります。
Appleの関係者がテストしたという可能性もゼロではないものの、ちょっと考えにくい気がしますよね。
プロセッサ「ARM@396MHz」
これはクロック数を表す数字ですが、そもそもわけのわからない数字になっていますね。
「iPhone7」には「iPhone7 Plus」と同じCPUの「Apple A10」が搭載されると言われていて、それが事実であれば2.37GHz程度の数字になるはず。
Geekbenchに詳しい海外サイトでは、これはiOS版のGeekbench 4にA10プロセッサの情報がないためではないかと予想されています。
iPhone7の性能は結局どれくらい?
怪しいところはあるものの、それでもこのスコアは、以前リークされた「iPhone7 Plus」のベンチマークスコアから予想する「iPhone7」の性能にかなり近いと思われます。
このリークがフェイクだったとしても、以前リークされた「iPhone7 Plus」のベンチマークスコアが本物だった場合は、今回のリークと同じようなベンチマークスコアになるでしょう。
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