今回は、auが2016~17年冬春モデルとして発表したスマホ「isai Beat LGV34」のレビューです。
「isai Beat LGV34」は、韓国メーカーのLG Electronics(エルジーエレクトロニクス)が発売するスマホ。
LG Electronicsは、2016~17年冬春モデルでいうとドコモの「V20 PRO」や、過去のDisney Mobileなど、またauでは今回発表したisaiシリーズを作っている事で有名な会社ですね。
au isai Beat LGV34のスペックとカラーバリエーション
「isai Beat LGV34」のカラーバリエーションは2色で、
・チタン
・ゴールド
となっています。
チタン
ゴールド
isai Beat LGV34のスペック詳細
isai Beat LGV34のスペック詳細 | |
---|---|
CPU | Snapdragon 820 |
外側カメラ画素数 | 約1,600万画素 デュアルカメラ |
内側カメラ画素数 | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.2インチ WQHD(2,560×1,440) |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
SDカード | microSDXC(最大256GB) |
電池容量 | 3,000mAh |
連続通話時間 | 約1,400分 |
連続待受時間(LTE) | 約410時間 |
通信速度(最大) | 370Mbps |
高さ×幅×厚さ | 149×72×8.0(mm) |
重量 | 約146g |
CPUはクアルコムの「Snapdragon 820」。
ディスプレイは約5.2インチで解像度はWQHD、RAMが4GB。
外側カメラは約1,600万画素と約800万画素の2つのカメラを搭載したデュアルカメラという事で、かなり高性能なスペックという事がわかります。
ここまでハイスペックだと電池容量が3,000mAhでもちょっと心配になってしまいますけど、auが発表した連続待受時間を見ると意外と持つなって印象。
それでも電池持ちは少なめか。
isai Beat LGV34の機能&サービス
「isai Beat LGV34」は、
・おサイフケータイ
・防水/防塵
・ワンセグ/フルセグ
などの機能が全て使える機種となっています。
au isai Beat LGV34のベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「isai Beat LGV34」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「1,602」で、マルチスコア平均が「3,547」となっています。
最高レベルの処理性能とはいかないものの、3Dゲームや処理が多いアプリなどを使う習慣がある人にとっても、快適に使えるスマホと言えるでしょう。
au isai Beat LGV34の価格
「isai Beat LGV34」の本体価格は69,120円(税込)。
この69,120円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「毎月割」という割引きを引いた金額となります。
isai Beat LGV34の実質負担金
のりかえ(MNP)の実質負担金 | 新規・機種変更の実質負担金 | |
---|---|---|
本体価格 | 69,120円(2,880円×24) | 69,120円(2,880円×24) |
毎月割 | -45,144円(-1,881円×24) | -23,544円(-981円×24) |
実質負担金額 | 23,976円(999円×24) | 45,576円(1,899円×24) |
※↑の価格は2016年10月現在のものです。
時期によって「毎月割」の割引金額は変動するので注意して下さい。
au isai Beat LGV34のカメラ性能
今ではスマホの重要な機能となった「カメラ」。
あまり使わないから処理性能はそこまで求めていないけど、カメラ性能はできるだけ良いほうがいいって人もけっこういますよね。
ここでは、そんなカメラの性能や特徴などをまとめたいと思います。
F値1.8レンズと+135º広角レンズ
「isai Beat LGV34」のメインカメラは約1600万画素・F値1.8標準レンズカメラと、約800万画素・135°広角レンズカメラの2種類のカメラを搭載。
「レーザーオートフォーカス」や「デュアルフラッシュ」などの機能もあり、視野角より広い135°広角レンズは集合写真など大人数のグループショットや広大な風景を撮影する際に威力を発揮します。
電子手ブレ補正
映像ブレや歪みを抑える「電子手ブレ補正機能」を搭載。
スマホの姿勢変化を自動で検知・制御した撮像を処理する精度の高い電子手ブレ補正機能で、歩き撮りやズーム撮影、暗所撮影でのブレや歪みを低減します。
au isai Beat LGV34の特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
WQHDの鮮やかな液晶ディスプレイ
高解像度WQHDのディスプレイで色再現範囲がさらに向上。
より忠実で鮮やかに自然の色彩を再現する事が可能です。
バング&オルフセンが創ったこだわりサウンド
1925年にデンマークで創業したハイエンドのオーディオビジュアルブランド「バング&オルフセン」とコラボレーション。
原音に忠実なサウンドを追求する「B&OPLAY」のアコースティックエンジニアの哲学が反映されており、ナチュラルでバランスのとれた上質の音楽が体験できます。
モード切替アイコン
アプリ起動時に「モード切替アイコン」によって、アプリに合わせた操作が可能です。
au isai Beat LGV34の評価と感想
「isai Beat LGV34」は、auの2016~17年冬春モデルの中では、間違いなくナンバー1の高性能スマホと言って良いでしょう。
特に、カメラ性能、ディスプレイの綺麗さは、現状で発表されているスマホの中でもトップレベルになっています。
高性能なだけに、電池持ちで若干の不安はあるものの、サムスンの「Galaxy Note 7」が発売しない今、この機種に並ぶスマホはandroidスマホにはないと言っても過言ではありません。
最高レベルの処理性能とはいかないものの、3Dゲームや処理が多いアプリなどを使う習慣がある人も、快適に使えるスマホとなるでしょう。
「isai Beat LGV34」は、人気やブランドに左右されず、性能重視でスマホが買いたい人向けの機種だと思います。