「AQUOS ea」は、国内メーカーのシャープが2017年夏モデルとして発売するスマホ。
シャープは、2017年夏モデルとして高性能スペックのフラッグシップモデル「AQUOS R」を発表しているので、「AQUOS ea」はかなりスペックと価格を抑えた機種となっていますね。
AQUOS eaのカラーバリエーションとスペック
「AQUOS ea」のカラーバリエーションは3色で、
・ホワイト
・ブラック
・ピンク
となっています。
AQUOS eaのスペック詳細
AQUOS eaのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 617 |
外側カメラ | 約1,310万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ |
HD(1280×720) | |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード(最大) | 256GB |
電池容量 | 3,010mAh |
連続通話(LTE) | 約1,220分 |
連続待受(LTE) | 約745時間 |
通信速度(最大) | 167.5Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約142×71×8.8(mm) |
重量 | 約135g |
CPUがQualcommの「Snapdragon 617」でRAMが2GBなので、処理能力はかなり低め。
スマホによって多少の差はあるとは思いますが、処理能力はフラッグシップモデルの「AQUOS R」の3分の1程度と思っておけば間違いないでしょう。
ディスプレイの解像度やカメラの画素数を見ても、全体的にスペックが抑えられている事がわかります。
5.0インチのコンパクトな画面と抑えめのスペックに対して、電池容量は3,010mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、シャープらしい、かなり電池持ちの良いスマホとなっています。
AQUOS eaの機能&サービス
機能面では、
・テザリング
・おサイフケータイ
・防水/防塵
・ワンセグ
・Bluetooth4.2
が利用可能ですが、
・指紋センサー
・フルセグ
・USB Type C
などは使用できないので注意して下さい。
AQUOS eaのベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは、「AQUOS ea」と同じCPUとRAMを搭載しているドコモの「MONO MO-01J」のGeekbenchでのベンチマークスコア。
シングルスコア平均が「691」で、マルチスコア平均が「2,007」となっています。
処理能力はかなり低いので、最新のゲームアプリや処理の多いアプリを起動する習慣がある人には快適とは言えないでしょう。
AQUOS eaの価格
「AQUOS ea」の本体価格は47,520円(税込)。
実際に購入する場合は、本体価格から「月月割」を引いた金額がユーザーの実質的な支払い金額となり、分割購入にした場合の金利はないので、一括で購入しても分割で購入しても、2年間使用する事で支払う金額に変わりはありません。
AQUOS eaの実質負担価格
契約方法 | のりかえ(MNP) | 新規契約 | 機種変更 |
本体価格 | 47,520円 (1,980円×24) |
47,520円 (1,980円×24) |
47,520円 (1,980円×24) |
月月割 (App Pass加入時) |
-36,720円 (-1,530円×24) |
-28,800円 (-1,200円×24) |
-28,800円 (-1,200円×24) |
実質負担金額 | 10,800円 (450円×24) |
18,720円 (780円×24) |
18,720円 (780円×24) |
※↑の価格は2017年7月現在のものです。時期によって本体価格と割引金額は変動するので注意して下さい。
AQUOS eaのカメラ性能
約1,310万画素のアウトカメラ
「AQUOS ea」には、約1,310万画素のアウトカメラを採用して、初心者でも手軽にくっきりキレイな写真が撮れるように設計されています。
おすすめプラス
オートモードに自分流の表現をプラスできる「おすすめプラス」を搭載。
選択メニューから「ふんわり」「くっきり」など選んで手軽に表現力の高い写真が撮れるようになります。
あとからキャプチャー
「あとからキャプチャー」により、撮影した動画から1秒間に最大120枚の静止画を切り出す事ができ、写真として保存する事ができます。
約500万画素のインカメラ
「AQUOS ea」には、約500万画素のインカメラにも広角カメラを搭載。
人の顔を認識して自動で肌をなめらかにする「美肌調整」もしてくれるので、背景を入れた自然な写真を撮影する事ができます。
AQUOS eaの特徴
IGZO液晶ディスプレイ
「AQUOS ea」は、高精細で消費電力が少ない約5.0インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載。
美しい描画と低消費電力化が実現されています。
Clip Now
「AQUOS ea」では、Clip Now機能によって画面の左上から右上になぞるだけでスクリーンショットが撮影できます。
リラックスオート
ユーザーの生活パターンを学習し、就寝時間が近づくと「リラックスオート」機能により、自動的にブルーライトを抑えた目に優しい画質へ移行します。
エモパー
Source by YouTube
スマホに搭載された人工知能「エモパー」がさらに進化。
3つのキャラクターから選択でき、Google Playからダウンロードしてキャラクターを追加することもできます。
AQUOS eaの評価と感想
「AQUOS ea」はスペックを落として機能面を充実させたコストパフォーマンス重視型のミドルスペックスマホ。
処理能力はかなり低いので、3Dゲームや処理の多いアプリを起動させる習慣のある人にはおすすめできませんが、国内メーカーの「シャープ」ならではの便利機能は一通り搭載されているので、ゲームやアプリを多用しない人にとっては使いやすいと思います。
実質負担金額は2万円を切っているので、妥当なところでしょうか。
シャープは2017年の夏モデルとして、
・価格が高くて高性能な「AQUOS R」
・価格が安くて低スペックな「AQUOS ea」
の2機種を発表しているので、好みのほうを選びましょう。