アメリカメーカーのMotorola(モトローラ)が日本国内向けに「Moto G5s」を発表しました。
「Moto G5s」は、スペックを抑えて、その分価格も下げられたコストパフォーマンス重視のスマホとなっています。
Moto G5sのカラーバリエーションとスペック詳細
「Moto G5s」のカラーバリエーションは3色で、
- オックスフォードブルー
- ファインゴールド
- ルナグレー
です。
オックスフォードブルー
ファインゴールド
ルナグレー
Moto G5sのスペック詳細
Moto G5sのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 430 |
外側カメラ | 約1,600万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.2インチ |
フルHD(1,920×1,080) | |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
SDカード(最大) | microSDXC(128GB) |
SIMスロット | nanoSIMスロットx2 |
通信方式 | 3G:B1/2/5/8/19 4G:B1/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
電池容量 | 3,000mAh |
連続通話(LTE) | 未発表 |
連続待受(LTE) | 未発表 |
高さ×幅×厚さ | 約150×73.5×8.24(mm) |
重量 | 約157g |
CPUが「Snapdragon 430」でRAMが3GBという事で、処理能力はかなり低いものの、カメラ性能、ディスプレイの解像度などは標準レベルをキープ。
電池容量も、このスペックで3,000mAhあれば十分と言えるでしょう。
処理能力が低いので、ゲームをプレイする機種としてはおすすめできませんが、「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」や指紋認証センサーも付いて3万円程度の価格であれば、コストパフォーマンスはかなり優秀だと思います。
Moto G5sの機能&サービス
機能面では、
- Bluetooth
- ジャイロセンサー
- テザリング
- 指紋認証センサー
- デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
が利用可能ですが、
- フルセグ/ワンセグ
- 防水/防塵
- おサイフケータイ
などは使用できないので注意して下さい。
Moto G5sのベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「Moto G5s」のベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「634」で、マルチスコアが「2,353」となっています。
処理能力はかなり低いので、ゲームや処理の多いアプリを使用する習慣がある人には向かないでしょう。
動画を観たり、ネット検索やLINEなど、一般的な操作しかしない人向けの機種だと思います。
Moto G5sのカメラ性能
約1,600万画素のアウトカメラ
「Moto G5s」では、約1,600万画素のアウトカメラに像面位相差オートフォーカスを搭載。
被写体を瞬時の捉えて、高画質な写真の撮影が行えます。
プロフェッショナルモード
カメラに搭載された「プロフェッショナルモード」では、ホワイトバランスやシャッタースピードを操作することで、プロ仕様の写真を撮影することができ、連写した際には、自動的に最適な写真を選択してくれます。
約500万画素のインカメラ
約500万画素のインカメラには広角レンズを採用し、背景を入れたグループショットの自撮りが可能。
また、「LEDフラッシュライト」や「ビューティーモード」も搭載されています。
Moto G5sの特徴
フルメタルデザイン
「Moto G5s」では、なめらかな一体型のフルメタルデザインが採用され、美しく力強いフォルムに仕上がっています。
5.2インチフルHDディスプレイ
5.2インチのフルHDディスプレイには、Corningの「ゴリラガラス」を採用し、防滴コーティングで水滴にも強い仕様になっています。
※防水ではありません。
指紋認証センサー
「Moto G5s」には指紋認証センサーが搭載され、登録した指を添えるだけですぐにロック解除を行う事が可能。
さらに、左にスワイプして戻ったり、右にスワイプして最近使用したアプリにアクセスしたりなど、便利機能も搭載されています。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
「Moto G5s」は、デュアルSIMデュアルスタンバイに対応。
2つのSIMを挿し、音声用とデータ用の両方で待受けする事が可能です。
Moto G5sの評価と感想
「Moto G5s」は、コストパフォーマンスに特化したスマホ。
処理能力は低いのでゲームをプレイする習慣のある人にはおすすめできませんが、「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」や指紋認証センサーも付いて、格安SIMの通信会社で購入するのであれば2万円程度で購入できる価格の安さは魅力的だと思います。
カメラ性能、ディスプレイの解像度などは標準レベルをキープしているので、動画を観たり、ネット検索やLINEなど、一般的な操作しかしない人にとっては使いやすいでしょう。
特に、スペックはそれなりで、できるだけ価格の安いスマホ端末がほしい人におすすめです。