先日、ドコモとauの新商品発表会が行われ、ついに2015年の夏モデルたちがお披露目となりました。
その中でも1番注目されているのがエクスペリアZ4ですよね。
iPhoneが国内シェアの半分以上を占める現状で、アンドロイドで、そして国内メーカーで1番売れてきたのがこのソニーの「Xperia(エクスペリア)」です。
各社が夏モデルの中でも1番期待している機種ですので、その評判やスペックが気になるところですよね。
ドコモ Xperia Z4 SO-03Gのスペックとカラーバリエーション
SO-03Gのカラーバリエーションは4色でホワイト、ブラック、カッパー、アクアグリーンです。
エクスペリアZ4 SO-03Gのスペック
エクスペリアZ3とエクスペリアZ4との比較
エクスペリアZ3との変更点ですが、外観的にはほぼ変わっておらず画面サイズはそのままに重さが8gほど軽くなったようです。
また、USB端子部分に新たに「キャップレスUSB」を採用し、防水機能を備えたまま、充電時にキャップの開け閉めしなくても充電ができるようになりました。
CPUはクアッドコア(4)からオクタコア(8)へ
CPUはクアッドコアの「Snapdragon801」からオクタコアの「Snapdragon810」にパワーアップ。
カメラ機能は特にフロントカメラが強化
今回重点的に強化したと言われている「フロントカメラ」。
メインカメラは2070万画素とZ3と変わらないものの、フロントカメラは210万画素から510万画素と大幅なパワーアップ!
また、広角レンズになった事で、背景を入れた自分撮りや友達とのグループショットも可能になりました。
ソニーといえばオーディオ機能
スマホでは初の「LDAC」を搭載。 従来に比べ約3倍もの情報量が伝送できるので、さまざまな音源をワイヤレスに高音質で楽しめます。
また、接続された様々なヘッドホンを認識し、最適な音を再生する「自動最適化」機能も搭載されました。
不安の残るバッテリー性能
ここまでは性能が強化されたものばかりですが、バッテリー性能には若干の不安が残ります。
エクスペリアZ3のバッテリー容量が3100mAhだったのに対しZ4のバッテリー容量は2930mAhとわずかに減少。
機能はパワーアップしているわけですから、消費電力もZ3よりは多くなるわけで、Z3がLTE環境での連続待受時間が約640時間だったのに対して、Z4では約470時間とかなり目減りしてしまいました。
エクスペリアZ4 SO-03Gの評判
発売前とはいえ、すでにデモ機なども続々と店舗のほうに配備され、エクスペリアZ4の実機に触れる機会も多くなってきました。
「発熱」の問題でカメラが強制終了する場面も
現時点で心配されているものの1つとして挙げられるのが「発熱」の問題です。
発表会など、常に稼動し続ける環境だった事もありますが、カメラ機能を試していたところ、本体の発熱が原因でカメラアプリが強制終了する場面なども見られました。
エクスペリアZ4に限らず、全てのスマホで酷使すると見られる現象ですので、どの程度の使用頻度で発熱問題が発生するのかが気になるところです。
処理能力の性能が期待ハズレ?
Antutuのベンチマークテストの結果が続々と報告されるなか、平均すると52,000点前後になりそうです。
同じ夏モデルのギャラクシーS6は68,265点、現行のiPhone6が52,000点前後だった事を考えると、処理能力が優れている機種とは言えないかもしれませんね。
エクスペリアZ4は総合力で判断するのが望ましい?
今回のエクスペリアZ4に関しては、何か特出したものがあるというよりは総合的に判断するのが良いと思います。
高音質のオーディオ機能、強化されたフロントカメラ、安心の防水・防塵、そして評価の高い外観デザインなど、総合的にみると安定したスペックと言えるのではなでしょうか。
発表された夏モデルの中で国内メーカー代表として、ギャラクシーS6やiPhone6とどこまで戦っていけるか注目が集まるところです。