スマートフォンのカメラ性能のベンチマークサイト「DxOMark」でスコアが更新され、「Xperia XZ Premium」のスコアが「83」である事がわかりました。
これは同じ2017年の夏モデルとして発表された「HTC U11」よりも7ポイントも低く、1年前に発売された「iPhone 7」よりも2ポイント低いスコアとなります。
「Xperia XZ Premium」カメラ「歪み問題」以外でも低評価か
「Xperia XZ Premium」のカメラと言えば、有名なのは「歪み問題」ですよね。
広角レンズに多少の歪みが発生するのは仕様ですが、「Xperia XZ Premium」のアウトカメラは「他機種と比べても歪みすぎている」という事で話題になっていました。
この問題に対しソニーは、
「Xperia XZs」と「Xperia XZ Premium」の写真の歪みは、従来のXperiaと同等で特に酷いものではない。
報告された多くの「歪みが確認された写真」は、広角レンズを用いた撮影となっており、広角レンズは歪みやすい性質を持っている。
として、現在でも修正はされていませんが、どうやら低評価の理由はそれだけではないようです。
評価内容では、「画質の低下」や「ノイズ」などにも触れられ、「歪み問題」以外での評価も低い事がわかります。
それでも7番目の高得点という事で、世界的に見ればまだまだ評価は高いわけですが、トップ争いからは大きく後退したと言えるでしょう。
国内のスマホメーカーがどんどん撤退を発表しているなか、唯一世界的に評価を受けているメーカーなので、今後に期待したいところですね。