去年の夏に登場したauの新ブランド「Quaシリーズ」のスマホ版の登場です。
どうやら「Quaシリーズ」はタブレットもスマホも京セラから発売するっぽいですね。
「Qua」の意味は、クオリティ(Quality)のことで、品質を指しているようですが、実際はどうでしょうか。
au Qua phone(キュア フォン)のスペックとカラーバリエーション
Qua phone(キュア フォン)のカラーバリエーションは3色でアイスブルー、シルバー、ブラックです。
Qua phone(キュア フォン)のスペック
CPUはSnapdragon 410という事で2016年春モデルとしては最低スペック。
カメラ機能も外側、内側ともに2016年春モデルとしては最低スペック。
ディスプレイの解像度も2016年春モデルとしては最低スペック。
RAMの容量も2016年春モデルとしては最低スペック。
通信速度も2016年春モデルとしては最低スペック。
電池持ちに関しては、ここまでスペックを下げたら電気はあまり必要としないのか、2016年春モデルの中ではかなり良いほう。
防水、防塵、おサイフケータイには対応していますが、テレビ、赤外線は未対応です。
という事で、スペックだけで判断してしまうなら、他の機種と比べて良いところはまったくありません。
ただし、「Quaシリーズ」は低スペック低価格をウリに展開する商品だと思いますので、コストパフォーマンスで判断したほうが良いと思います。
購入を検討する場合は、他機種と比べてどのくらい安くなっているかがポイントです。
処理能力が低いのとRAM容量が少ないので、間違ってもこの機種で3Dゲームを楽しもうと思わないで下さいね。
今流行の「白猫プロジェクト」なんかは、まともに動くか不安なレベルだと思います。
スマホを持っていても普段はあまり使わないからなんでもいいのよ!的な人向けの機種だと思います。
au Qua phone(キュア フォン)の特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
Qua phone(キュア フォン)の特徴は大きく分けて3つ。
スリムなメタルボディに耐衝撃、防塵、防水完備
スリムなメタルボディにポケットやバッグなどから取り出す時に、万が一落としても安心の耐衝撃性能を実現。
ディスプレイにはキズがつきにくく高い強度を備えた強化ガラス「Dragontrail® X」が使用されています。
また、耐衝撃については、米国国防総省が制定したMIL-STD-810G Method 516.7:Shock-Procedure IVに準拠した規格で、高さ1.22mから合板(ラワン材)に本製品を26方向から落下させる試験を実施。
耐衝撃スマホというにはちょっと不安ですが、通常のスマホと比べれば耐衝撃性能は格段に上がっていると思われます。
防水、防塵にも対応しているので、水や汚れ、耐久性能に強いスマホがほしい人には最適かもしれません。
騒がしい場所でもクリアに聞こえるスマートソニックレシーバー
音と振動で相手の声を伝える京セラの独自機能スマートソニックレシーバー搭載。
周りの音を遮蔽できるので、騒がしい場所でも相手の声がクリアに聞こえます。
また、聞える音を好みに合わせることができる「聞こえ調整機能」を搭載しているので
- 甲高い音を軽減する「やわらかく」
- こもった音を明瞭にする「はっきりと」
- うるさく感じる音を小さくする「おさえめに」
など、細かい調整も可能です。
安心の国内品質
接客していると意外と海外アレルギーのお客さんが多いです。
この機種は企画から設計・開発・試験・製造を国内で実施しています。
まとめ
Qua phone(キュア フォン)KYV37は、高年齢層に向けた機種なんですかね。
それかMVNO対策といったところでしょうか。
どちらにしても、ゲームやアプリをたくさん使用する若者ではかなり不満に感じてしまうでしょう。
機能やスペックで考えるなら、スマホに興味がなく「持ってるだけでいいのよ」って人向けです。
あとは、コストパフォーマンス次第ですかね。
この機種を高い金額を出してまで購入するのはバカげていますので、少なくても実質0円、欲を言えば月々実質マイナス500円くらいで購入したいところです。