今回は、ソフトバンクの2016年夏モデルから発売された「DIGNO F 503KC」のレビューです。
「DIGNO F 503KC」は国内メーカーの京セラが発売するスマホ。
京セラのDIGNOシリーズといえばauと仲の良いイメージがありますが、今回の2016年夏モデルに関しては京セラスマホはソフトバンクからしか発売されません。
「DIGNO F 503KC」はソフトバンクの2016年夏モデルの中ではコストパフォーマンス重視型のスマホになりそうですね。
ソフトバンク DIGNO F 503KCのスペックとカラーバリエーション
「DIGNO F 503KC」のカラーバリエーションは3色でレッド、ホワイト、ブラックです。
DIGNO F 503KCのスペック詳細
CPUは新しいクアルコムのSnapdragon 410搭載。
ディスプレイの解像度は「HD」。
RAMの容量は2GB。
外側カメラは800万画素でインカメラは200万画素という事で、こんな化石のようなスマホを発売するなんて、さすがソフトバンクって感じですね。
また、電池容量もスペックと同じくらい下げられ2300mAhになってるし、ROMも今時8GBではメモリーカードを使用する前提の容量ですか?って容量です。
スペックのどの部分をとっても、全キャリアの2016年夏モデルのスマホの中で最低スペック。
3Dゲームどころか最新の2Dアプリゲームも満足に使用できるか不安が残るレベルの処理性能なので、購入する場合は覚悟して購入しましょう。
DIGNO F 503KCの機能&サービス
機能面では防水、防塵はあるものの、おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグが使用できません。
ソフトバンク DIGNO F 503KCの価格
「DIGNO F 503KC」の本体価格は37,920円(税込)です。
この37,920円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「月月割」という割引きを引いた金額となります。
「月月割」の割引金額は契約種別で変わる事があるので、自分の契約だといくらの「月月割」が適用されるのか確認して下さいね。
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額
※↑の価格は2016年6月24日発売日時点のものです。
時期によって「月月割」の割引金額は変動するので注意して下さい。
ソフトバンクの場合は「DIGNO F 503KC」の発売日時点では、データ容量の違いによる「月月割」の変動はありません。
ソフトバンク DIGNO F 503KCの特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
安心の高い耐久性
耐衝撃では、米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」耐落下衝撃規格に準拠した厳しい性能試験をクリアした堅牢な筐体設計。
万一落としたときも、ディスプレイが割れにくい設計になっています。
画面が濡れていても操作できる防水機能
防水機能がしっかりしているので、画面や手が濡れた状態でも使用する事ができます。
手袋したままでも操作できるディスプレイ
軍手やバイクのグローブ、冬の手袋などをしたままでも快適に操作ができます。
まとめ
「DIGNO F 503KC」は、低スペックながら、その分他の高スペックスマホよりも価格を抑えたコスパ重視のスマホです。
なので、純粋に2016年夏モデルとして横並びで比較しないように注意しましょう。
価格も他のスマホと比べるとダントツ安くなっているはずです。
ただし、スペックがかなり低い為、ほとんどスマホを電話としてしか使わない人向けと言っていいでしょう。
日常的に使用する習慣がある人は、高負荷でなくてもアプリを何個か起動するだけでモッサリとした動作になりかねなません。
間違っても、この機種でゲームアプリを楽しもうなんて思っちゃダメですよ?
普通に使用する人なら、今後2年間持つスマホとしてはおすすめできません。