今回は、auから2016年夏モデルとして発表された「BASIO2(ベイシオ ツー)」をレビューしてみたいと思います。
「BASIO2」は国内メーカーのシャープが発売するスマホ。
ほぼ同時に発表された「かんたんケータイ KYF32」は京セラからの発売だったので、同じ「かんたんケータイ KYF32」でも開発メーカーは異なるという事になります。
    
        
                    
au BASIO2のスペックとカラーバリエーション

「BASIO2」のカラーバリエーションは3色でゴールド、ネイビー、プラムです。
BASIO2のスペック詳細
| BASIO2のスペック詳細 | |
|---|---|
| CPU | Snapdragon 617 | 
| 外側カメラ画素数 | 約1,310万画素 | 
| 内側カメラ画素数 | 約500万画素 | 
| ディスプレイ | 約5.0インチ HD(1,280×720) | 
| RAM | 2GB | 
| ROM | 16GB | 
| SDカード | microSDXC(最大200GB) | 
| 電池容量 | 2,810mAh | 
| 連続通話時間(LTE) | 約1,170分 | 
| 連続待受時間(LTE) | 約820時間 | 
| 通信速度(最大) | 150Mbps | 
| 高さ×幅×厚さ | 143×71×9.3(mm) | 
| 重量 | 約150g | 
CPUは新しいクアルコムのSnapdragon 617搭載。
ディスプレイの解像度は「HD」。
RAMの容量は2016年夏モデルの中では最低の2GB。
外側カメラは1310万画素のカメラを採用。
インカメラは500万画素。
「BASIO2」は、同じ2016年夏モデルとして発売されている「AQUOS U SHV35」とほぼ同じスペックとなっています。
まあ、発売するメーカーが同じですからね。
スペックを数字だけでみるなら、「AQUOS U SHV35」と異なっている部分は電池容量のみで、「AQUOS U SHV35」は3,010mAhでしたが、「BASIO2」は2,810mAhとなっています。
これはデザインの変更が原因だと思われますが、それでも2,810mAhあれば十分と言えるでしょう。
BASIO2の機能&サービス

機能面では防水、防塵、ワンセグは使えるものの、おサイフケータイが使用できません。
auの「AQUOS U SHV35」では、おサイフケータイが使えてワンセグが使えなかったので、機能面では多少の違いがある感じですね。
また、通信速度は「4G LTE(2GHz)& WiMAX 2+」のキャリアアグリゲーションには対応していないので、通信速度は最大150Mbpsとなっています。
au BASIO2の価格

「BASIO2」の本体価格は48,600円(税込)です。
この48,600円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「毎月割」という割引きを引いた金額となります。
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額
| 新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額 | |
|---|---|
| 本体価格 | 48,600円(1,350円×36) | 
| 毎月割 | -19,224円(-534円×36) | 
| 実質負担金額 | 29,376円(816円×36) | 
※↑の価格は2016年8月現在のものです。
時期によって「毎月割」の割引金額は変動するので注意して下さい。
「BASIO2」は2016年8月時点では、契約種別やデータ容量の違いによる「毎月割」の変動はありません。
また、毎月割が36ヵ月適用されるので、価格の分割回数が36回となっていますが、通常の24回分割も選べると思います。
au BASIO2の特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
シンプル設計とクイックボタン

BASIO2専用のホーム画面は、大きなアイコンや文字で見やすい「シンプル設計」。
また、家族や自宅など、よく使う連絡先を最大3つまで登録可能。すぐに電話の発信やメール作成画面を表示できます。
ボタンが光ってお知らせ

電話やメールの着信を光ってお知らせしてくれるので、使い慣れたケータイと同じ感覚でボタン操作できます。
拡大鏡

小さくて見にくい部分を、「拡大鏡」ボタンで簡単に拡大できます。
文字サイズの切り替え機能

インターネットの画面で、文字の大きさをスグに変更できるメニューを画面上部に用意。
文字の拡大や縮小がスグに切り替えられます。
カバーを開いてすぐに起動するカメラ機能

カメラレンズ部分にカバーを搭載。カバーを開くだけで、カメラを簡単に起動できます。
おすすめプラス

オートモードに自分流の表現をプラスできる「おすすめプラス」を搭載。
選択メニューから「ふんわり」「くっきり」など選んで手軽に表現力の高い写真が撮れるようになります。
美肌補正 & 手鏡モード

インカメラでの撮影時、人の顔を認識して毛穴などを自動的に修正し、肌をなめらかにする「美肌補正」機能搭載。
また、手鏡モードなら手鏡と同じ感覚で身だしなみをチェックする事ができます。
エモパー
シャープのスマホの大きな特徴となった「エモパー」。
エモパーは、シャープ製の家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマホ向けに作られたもの。
いつも一緒にいる「スマホ」が、シーンに応じてタイミングよく、まるで友達のように、声や表示でメッセージを伝えてきてくれます。
でかレシーバー

相手の声が大きく聞き取りやすいレシーバーを搭載。ご年配の方が聞き取りにくい高音域を強調します。
スロートーク

相手の声を聞き取りやすいスピードに切り替えることができる「スロートーク」機能搭載。
最後に

「BASIO2」は、シンプルスマホとしては、かなりしっかりと作られているスマホだと思います。
ちょっと前のシンプルスマホっていうと、LINEができなかったりアプリがダウンロードできなかったりと、できる事が少なくて「これ、スマホで持つ意味ある?」って機種が多かった印象なんですけど、「BASIO2」の場合はほぼ「AQUOS U SHV35」と変わりませんからね。
従来のシンプルスマホにあった簡単機能はそのままに、できる事を最新のスマホにまで引き上げている機種ってとこでしょうか。
シンプルスマホって言っても、格安SIMで中古スマホを使っている人よりもよっぽど処理能力は良いですから、「BASIO2」に興味を持っている人は購入しても後悔はしないと思いますよ。
    
        
                    
