「VAIO Phone A」は、国内メーカーのVAIO株式会社が発売するSIMフリースマホ。
「VAIO」と聞くとソニーのブランドイメージが強いですが、2014年にソニーから独立し「VAIO株式会社」となっているので、ソニーの発売する「Xperia」とは関係のない機種となります。
VAIO Phone Aのカラーバリエーションとスペック
「VAIO Phone A」のカラーバリエーションはシルバーのみとなっています。
VAIO Phone Aのスペック詳細
VAIO Phone Aのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 617 |
外側カメラ | 約1,300万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.5インチ |
フルHD(1,920×1,080) | |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
SDカード(最大) | 64GB |
SIMスロット | microSIM・nanoSIM |
通信方式 | LTE:B1/3/8/19/21 3G: B1/5/6/8/11/19 |
電池容量 | 2,800mAh |
連続通話(3G) | 約660分 |
連続待受(LTE) | 約500時間 |
通信速度(最大) | 225Mbps |
高さ×幅×厚さ | 156.1×77×8.3(mm) |
重量 | 約167g |
CPUはクアルコムの「Snapdragon 617」でRAMが3GBという事で、処理能力はかなり低め。
ディスプレイの綺麗さやカメラ性能などは平均的といったところでしょうか。
通信方式では、au系の電波を拾えないので注意して下さい。
ドコモ系の格安SIMを使用して使う感じですね。
気になるのはROMの16GB。
今どきのスマホとしてはかなり少ない容量なので、ゲームアプリを頻繁に利用する人は不便に感じるかもしれません。
電池容量は、このスペックで2,800mAhもあるので、電池持ちはかなり良い機種になると思われます。
VAIO Phone Aの機能&サービス
「VAIO Phone A」の機能面では、
・テザリング
・指紋センサー
・Bluetooth4.2
・ジャイロセンサー
・デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
が利用可能ですが、
・防水/防塵
・USB Type C
・生体認証
・おサイフケータイ
・フルセグ/ワンセグ
は利用できません。
VAIO Phone Aのベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「VAIO Phone A」に搭載されているCPU「Snapdragon 617」を搭載した「BLADE V770」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「689」で、マルチスコア平均が「1,959」となっています。
RAMの容量に違いがあるものの、処理能力はそれほど変わらないとみていいでしょう。
最低というほどではありませんが、「iPhone 7」の3分の1のスコアくらいしかないので、処理能力に期待するのはやめましょう。
VAIO Phone Aのカメラ性能
約1,300万画素のアウトカメラ
「VAIO Phone A」では、SONY製のCMOSイメージセンサーを搭載した約1,300万画素のアウトカメラを採用し、高画質な写真撮影を楽しむことができます。
約500万画素のインカメラ
インカメラには、SONY製のCMOSイメージセンサーを搭載した約500万画素のカメラを搭載。
VAIO Phone Aの特徴
アルミニウムボディ
「VAIO Phone A」は、アルミニウムと強化ガラスで包まれたボディで、デザインと優れた堅牢性を両立。
強靭なボディはアルミニウムの削り出しで製造されています。
フルHDディスプレイ
「VAIO Phone A」では、5.5インチフルHDのディスプレイを採用し、大きい画面で高画質の映像を楽しむ事ができます。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
「VAIO Phone A」は、デュアルSIMデュアルスタンバイに対応。
2つのSIMを挿し、音声用とデータ用の両方で待受けする事ができます。
「安曇野FINISH」クオリティ
PCのVAIOと同じく、専任の技術者の手で1台ずつ仕上げを行ない、チェックを実施した上で販売する「安曇野FINISH」クオリティによる高品質が確保されています。
VAIO Phone Aの評価と感想
「VAIO Phone A」はコストパフォーマンスに特化したスマホ。
スペックや機能が抑えられているものの、本体価格も安く設定されているので、スマホはあまり使用しないからなるべく安い機種がいいと思っている人にピッタリの機種だと思います。
ただし、処理が多いアプリや3Dゲームをプレイする場合には、画面がカクつくこともあると思うので注意。
欲を言えば、このスペックであれば2万円を切る価格が理想だと思いますが、そこはやはり「VAIOブランド」というところでしょうか。