今回は、auが2016~17年冬春モデルとして発表したスマホ「URBANO V03」のレビューです。
「URBANO V03」は、国内メーカーの京セラが発売するスマホ。
auでは「GRATINA 4G KYF31」や「かんたんケータイ KYF32」などを販売している会社ですね。
au URBANO V03のスペックとカラーバリエーション
「URBANO V03」のカラーバリエーションは3色で、
・ブリティッシュグリーン
・ローズピンク
・ロイヤルブラック
となっています。
ブリティッシュグリーン
ローズピンク
ロイヤルブラック
URBANO V03のスペック詳細
URBANO V03のスペック詳細 | |
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CPU | Snapdragon 430 |
外側カメラ画素数 | 約1,310万画素 |
内側カメラ画素数 | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ HD(1,280×720) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード | microSDXC(最大200GB) |
電池容量 | 2,600mAh |
連続通話時間 | 約1,110分 |
連続待受時間(LTE) | 約690時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 145×72×8.9(mm) |
重量 | 約137g |
CPUはクアルコムの「Snapdragon 430」。
ディスプレイは約5.0インチで解像度はHD、RAMが2GB。
外側カメラは約1,310万画素という事で、かなりスペックが抑えられたスマホだという事がわかります。
URBANO V03の機能&サービス
「URBANO V03」は、
・おサイフケータイ
・防水/防塵
機能が使えますが、ワンセグ/フルセグが使用できないので、スマホでテレビを観る習慣がある人は注意して下さい。
また、防水/防塵の保護等級は、防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)となっていて、水没に対する保護機能では、連続的に水中に置いても有害な影響がないという最高ランクの防水性能となっています。
au URBANO V03のベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「URBANO V03」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「642」で、マルチスコアが「1,932」となっています。
「iPhone 7」の3分の1のスコアくらいしかないので、処理能力に期待するのはやめましょう。
au URBANO V03の価格
「URBANO V03」の本体価格は37,800円(税込)です。
この37,800円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「毎月割」という割引きを引いた金額となります。
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額 | |
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本体価格 | 37,800円(1,575円×24) |
毎月割 | -8,424円(-351円×24) |
実質負担金額 | 29,376円(1,224円×24) |
※↑の価格は2016年11月現在のものです。
時期によって「毎月割」の割引金額は変動するので注意して下さい。
「URBANO V03」は2016年11月時点では、契約種別やデータ容量の違いによる「毎月割」の変動はありません。
au URBANO V03のカメラ性能
今ではスマホの重要な機能となった「カメラ」。
あまり使わないから処理性能はそこまで求めていないけど、カメラ性能はできるだけ良いほうがいいって人もけっこういますよね。
ここでは、そんなカメラの性能や特徴などをまとめたいと思います。
約1,300万画素高画質カメラ&像面位相差オートフォーカス
約1,300万画素高画質カメラの画像処理エンジン「AINOS Engine」によって、うす暗い場所でもキレイに撮影が可能。
また、ピント合わせの速い「像面位相差オートフォーカス」を採用しています。
オートHDR
「オートHDR」機能により、明暗差(ダイナミックレンジ)が激しいシーンでも、彩度とコントラストを自動で調整し、光と影のディテールまで鮮明に再現します。
au URBANO V03の特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
ディスプレイ補正機能
屋外にいることを照度センサーが検知し、ディスプレイの照度とコントラストを自動調整するので、眩しい太陽の下でも画面が見やすい設計になています。
温度耐久・耐振動
「URBANO V03」は、防水・防塵だけでなく米国国防総省の調達基準の6項目、
・落下
・振動
・高温動作/高温保管
・低温動作/低温保管
厳しい温度環境や振動にも耐えられるように設計されています。
スマートソニックレシーバー
音と振動で相手の声を伝える京セラの独自機能スマートソニックレシーバー搭載。周りの音を遮蔽できるので、騒がしい場所でも相手の声がクリアに聞こえます。
また、聞える音を好みに合わせることができる「聞こえ調整機能」を搭載しているので
・甲高い音を軽減する「やわらかく」
・こもった音を明瞭にする「はっきりと」
・うるさく感じる音を小さくする「おさえめに」
など、細かい調整も可能です。
au URBANO V03の評価と感想
「URBANO V03」は、auの2016~17年冬春モデルの中では「AQUOS U SHV37」と並び、1番の低スペックスマホとなります。
廉価版スマホという位置づけなんでしょうが、今時CPUが「Snapdragon 430」でRAMが2GBでは、今後2年間使うスマホとしてはかなり不安。
アプリやゲームをする習慣がなく、検索と電話機能くらいしか使わないよって人向けだと思いますが、機能面や電池持ちは「AQUOS U SHV37」のほうが優れているので、京セラブランドが好きとかでなければ「AQUOS U SHV37」のほうがおすすめです。