「rafre(ラフレ)KYV40」は、auが2017春モデルとして発表したスマホ。
作っているのは国内メーカーの京セラで、同じ2017春モデルだと「TORQUE X01」や「miraie f」も発表しているメーカーです。
ハンドソープなどの洗剤で洗えるというのが特徴で、水回りでの仕事が多い主婦層をターゲットにしたスマホになるかと思います。
au rafre KYV40のカラーバリエーションとスペック
「rafre KYV40」のカラーバリエーションは3色で、
・ペールピンク
・クリアホワイト
・ライトブルー
となっています。
ペールピンク
クリアホワイト
ライトブルー
rafre KYV40のスペック詳細
rafre KYV40のスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 430 |
外側カメラ画素数 | 約1,300万画素 |
内側カメラ画素数 | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ HD(1,280×720) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード | microSDXC(最大200GB) |
電池容量 | 3,000mAh |
連続通話時間 | 約1,300分 |
連続待受時間(LTE) | 約780時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 142×71×10.4(mm) |
重量 | 約158g |
CPUはクアルコムの「Snapdragon 430」でRAMが2GBという事で、処理能力はかなり低め。
ディスプレイは約5.0インチで解像度はHD、外側カメラは約1,300万画素という事で、かなりスペックが抑えられたスマホだという事がわかります。
というか、ほぼ同じメーカーの京セラが2016~17年冬春モデルとして発売している「URBANO V03」と変わりませんね。
違いとしては、電池容量が3,000mAhとなっていて、若干多くなっているところくらいでしょうか。
rafre KYV40の機能&サービス
「rafre KYV40」は、
・おサイフケータイ
・防水/防塵
・ワンセグ
機能が使え、機能面ではほぼ全ての機能が使用可能。
また、防水/防塵の保護等級は、防水(IPX5/8)、防塵(IP5X)となっていて、水没に対する保護機能では、連続的に水中に置いても有害な影響がないという最高ランクの防水性能となっています。
au rafre KYV40のベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「rafre KYV40」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「633」で、マルチスコアが「2,573」となっています。
「iPhone 7」の半分くらいのスコアとなるので、処理能力は低め。
最新のゲームアプリや処理の多い作業をする場合はモッサリとする場面があるでしょう。
au rafre KYV40の価格
「rafre KYV40」の本体価格は43,200円(税込)です。
この43,200円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「毎月割」という割引きを引いた金額となります。
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額 | |
---|---|
本体価格 | 43,200円(1,800円×24) |
毎月割 | -13,824円(-576円×24) |
実質負担金額 | 29,376円(1,224円×24) |
※↑の価格は2017年3月現在のものです。
時期によって本体価格と「毎月割」の割引金額は変動するので注意して下さい。
「rafre KYV40」は2017年3月時点では、契約種別やデータ容量の違いによる「毎月割」の変動はありません。
au rafre KYV40のカメラ性能
今ではスマホの重要な機能となった「カメラ」。
あまり使わないから処理性能はそこまで求めていないけど、カメラ性能はできるだけ良いほうがいいって人もけっこういますよね。
ここでは、そんなカメラの性能や特徴などをまとめたいと思います。
約1,300万画素高画質カメラ&像面位相差オートフォーカス
約1,300万画素高画質カメラの画像処理エンジン「AINOS Engine」によって、うす暗い場所でもキレイに撮影が可能。
また、ピント合わせの速い「像面位相差オートフォーカス」を採用しています。
オートHDR
「オートHDR」機能により、明暗差(ダイナミックレンジ)が激しいシーンでも、彩度とコントラストを自動で調整し、光と影のディテールまで鮮明に再現します。
au rafre KYV40の特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
温水防水対応
「rafre KYV40」は温水防水対応なので、お風呂のお湯がかかっても安心。
バスルームでも問題なく使用が可能です。
濡れた手や手袋でも操作可能
画面が濡れている場合や手が濡れている場合でもタッチ操作が可能。
また、手袋をしたままでも画面操作ができる「グローブタッチ」機能も搭載さています。
クックビュー
クックビュー機能を起動すると、画面に手をかざすだけで
・手をふれずに画面スクロール
・タイマー操作
・電話のハンズフリー応答
の操作が可能。
手に粉や調味料がついてしまった状態でもスマホを操作でき、不意の電話への応答もできるようになっています。
スマートソニックレシーバー
音と振動で相手の声を伝える京セラの独自機能スマートソニックレシーバー搭載。
周りの音を遮蔽できるので、騒がしい場所でも相手の声がクリアに聞こえます。
au rafre KYV40の評価と感想
「rafre KYV40」は、auの2016~17年冬春モデルの中では「AQUOS U SHV37」や「URBANO V03」と並び、かなりスペックの低いスマホとなります。
CPUが「Snapdragon 430」でRAMが2GBでは、頻繁にアプリを起動する人やゲームをする習慣がある人にとっては、モッサリとした動作となり快適とは言えないでしょう。
ただし、かなり女性の客層に特化したスマホになっていて、お風呂で使えたり、濡れた手でも操作しやすかったりと嬉しい機能が多いです。
特に、料理中にスマホに手を触れなくても操作ができる「クックビュー」は便利に思う人が多いんじゃないでしょうか。
「rafre KYV40」は、あまりスマホは使わないけれど、機能面で気に入った人向けの機種だと思います。
特に水回りでスマホを使用する習慣がある女性におすすめですね。