「arrows M04」は国内メーカーの富士通が発売するスマホ。
低価格で低スペックなコストパフォーマンス重視型のスマホとなっていて、日本メーカーらしい「防水」や「おサイフケータイ」が使用できるのが大きな特徴となっています。
arrows M04のカラーバリエーションとスペック詳細
「arrows M04」のカラーバリエーションは5色で、
・ホワイト
・ブラック
・ゴールド(楽天モバイル限定)
・グリーン(mineo限定)
・デニムブルー(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、IIJmio限定)
です。
ホワイト
ブラック
ゴールド
グリーン
デニムブルー
arrows M04のスペック詳細
arrows M04のスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 410 |
外側カメラ | 約1,310万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ |
HD(1,280 × 720) | |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード(最大) | 256GB |
SIMスロット | nano SIM |
通信方式 | LTE:B1/3/8/19/26 W-CDMA: B1/5/6/8/19 GSM:850/900/1,800/1,900MHz |
電池容量 | 2,580mAh |
連続通話(LTE) | 約530分 |
連続待受(LTE) | 約640時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約144×71×8.0(mm) |
重量 | 約148g |
搭載されているCPUは「Snapdragon 410」でRAMが2GB、ディスプレイの解像度がHDという事で、スペックは全体的にかなりの低スペックとなります。
ゲームや処理の多いアプリを起動させる習慣のある人は注意ですね。
「arrows M04」は2017年夏モデルとしてドコモから発売された「arrows Be F-05J」と同じスペックとなっていて、2016年の夏に発表された「arrows SV F-03H」の名前を変えただけの機種となっています。
「arrows SV F-03H」は、2016年の夏時点でもかなりの低スペックだったので、性能に期待するのはやめましょう。
arrows M04の機能&サービス
機能面では、
・おサイフケータイ
・Bluetooth4.1
・テザリング
・防水/防塵
・ワンセグ
が利用可能ですが、
・USB Type C
・フルセグ
・生体認証
は利用できません。
arrows M04のベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「arrows M04」と同じスペックの「arrows Be F-05J」のベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「514」で、マルチスコア平均が「1,352」となっています。
処理能力はかなり低く、最新ゲームや3Dアプリなどを使用する場合は、快適な動作とは言えないでしょう。
普段からあまりスマホを使用しない人向けの機種だと思います。
arrows M03とarrows M4の比較
arrows M03 | arrows M04 | |
CPU | Snapdragon 410 | Snapdragon 410 |
外側カメラ | 約1,310万画素 | 約1,310万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ | 約5.0インチ |
HD(1,280 × 720) | HD(1,280 × 720) | |
RAM | 2GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB |
SDカード(最大) | 200GB | 256GB |
SIMスロット | nano SIM | nano SIM |
電池容量 | 2,580mAh | 2,580mAh |
連続通話(LTE) | 約770分 | 約530分 |
連続待受(LTE) | 約640時間 | 約640時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps | 150Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約144×72×7.8(mm) | 約144×71×8.0(mm) |
重量 | 約148g | 約148g |
これは、富士通から発売された前作のSIMフリースマホ「arrows M03」と「arrows M4」との比較。
スペックや機能、デザインともに、ほぼ前作と同じ仕様となっているので、在庫が残っているのなら価格が安くなっている「arrows M03」を購入したほうが良いと思います。
細かな数値の違いはあるものの、「違いは名前だけ」という認識で問題ないでしょう。
arrows M4のカメラ性能
約1,310万画素広角カメラ
約1,310万画素のカメラには、F値2.0の明るいレンズと画角約90度の広角レンズが採用され、風景や人数の多い写真をよりワイドに撮影できます。
GRANVU(グランビュー)
画像処理エンジンGRANVU(グランビュー)がさらに進化し、シャッターを押すだけで人物や風景、料理が自然な色合いでくっきりとしたキレイな写真が撮影できます。
約500万画素のインカメラ
約500万画素のインカメラにも広角レンズを採用し、より幅広く撮影する事ができます。
美肌補正
「美肌補正」機能により、小じわやしみをキレイに補正して目立たなくする事ができます。
arrows M4の特徴
ハンドソープで洗える
「arrows M04」は、汚れたらハンドソープで洗う事ができ、常に端末を清潔に保つ事が可能です。
かんたんセット
「かんたんセット」により、ホーム画面とよく使うアプリの操作がわかりやすく、文字も見やすい設定にする事ができます。
いつでもズーム
「いつでもズーム」機能を使用すれば、ワンタッチで画面をズームする事ができ、読みやすい大きさに調整する事ができます。
富士通独自の堅牢設計
コーナーには、ラウンドさせることで落下時の衝撃を分散させる「リジッドベゼル」を採用し、液晶には衝撃に強いCorningの「Gorilla Glass 3」を採用。
また、さまざまな場所やシーンで安心して使えるように、米国国防総省が定めた「MIL規格14項目」に準拠。
耐久試験をクリアし、日常づかいをはじめ、豪雨や雪山などのさまざまな環境で安心して使用する事ができます。
arrows M04の評価と感想
「arrows M04」は、低スペックで低価格なコストパフォーマンス重視型のスマホ。
処理能力がかなり低いので、ゲームや処理の多いアプリを使用する習慣のある人にはまったくおすすめできませんが、日本メーカーらしい「おサイフケータイ」や「防水」などの機能面が便利なので、あまりスマホを使用しない人にとっては使いやすいと思います。
ただし、前作「arrows M03」から名前が変わっただけの機種なので、在庫があるうちは価格の安くなっている「arrows M03」を購入するのがおすすめ。
同スペックくらいで海外メーカーの機種であれば1万円程度で買える事を考えると、「おサイフケータイ」や「防水」の機能面を考慮してもちょっと値段が高めでしょうか。
1年前の機種をいくつものキャリアで使いまわすのであれば、もう少し価格を下げられなかったのかというのが正直な感想です。