ドコモから2018年夏モデルとして発売された「LG style L-03K」のベンチマークを、
- Antutu
- Geekbench
の2つのベンチマークアプリで計測してみました。
「LG style L-03K」はQualcomm(クアルコム)のCPU「Snapdragon 450」を搭載した docomo with対象 の低価格スマホです。
発売後に実機で計測しているので、「LG style L-03K」のベンチマークスコアが気になる人は参考にしてみて下さいね。
「LG style L-03K」のAntutuベンチマークスコア詳細
Antutuベンチマークスコアの見方 | |
CPU | スマホの処理能力。基本的にこの数値が高いほどサクサク動きます。 |
GPU | ゲームや動画、グラフィックなどの画像描写の性能。CPUスコアが高くてもこの数値が低いと画面がカクカクしやすいです。 |
UX | UX(ユーザーエクスペリエンス)は、データのセキュリティや画像処理など、操作性の高さを表すスコア。 |
MEM | RAMやROMなど、情報を書き込んだり記録されている情報を読み出したりする性能。 |
「LG style L-03K」の Antutu 7.0.9 でのベンチマークスコアは56,888。
「LG style L-03K」はバッテリー温度が33度前後になるとパフォーマンスを80%程度に抑える仕様になっているらしく、端末をまったく使用していない状態からベンチマークを開始すると7万前後のスコアになる事もありますが、基本的には57,000前後ですね。
また、ベンチマーク後のバッテリー温度は28度だった事から、バッテリー温度以外にもパフォーマンスを抑える仕様があるのかもしれません。
CPUパフォーマンスとバッテリー温度
※クリックで拡大できます。
これは、「LG style L-03K」に大きな負荷をかけ続けてパフォーマンスの安定性を計測する「ストレステスト」を行った際のバッテリー温度をグラフ化したもの。
15分間の測定では、CPUは100%程度のパフォーマンスを発揮したり90%程度に抑えられていたりと不安定な感じですね。ただし、2回の測定で2回ともバッテリー温度が33度を超えたあたりからCPUのパフォーマンスが80%程度に抑えられた事から、33度前後を目途にパフォーマンスを抑える仕様になっていると思われます。
33度は熱いと感じる温度でもないので、パフォーマンスを抑えるのはもったいない気がしますが、何か別の理由でもあるんですかね・・・。
「LG style L-03K」のGeek benchベンチマークスコア詳細
Geek benchは主にCPUの性能を計測するベンチマークアプリで、「LG style L-03K」の Geekbench 4.2.3 でのベンチマークスコアは、
- Geekbench 4.2.3:シングル 592/マルチ 3,182
となっていて、こちらも計測する度に微妙にスコアが違う結果となりました。
「Snapdragon 450」の性能を考えると、全体的にパフォーマンスは落とされているものの、ゲームをあまりしない人であれば、快適に使用できるレベルだと思います。