ドコモの「下取りプログラム」は、機種変更や乗り換えで新しく携帯電話を購入した際に、以前使用していた携帯電話を下取りに出す事で「機種に応じたdポイント」が受け取れる割引サービスです。
受付方法には、
- 店頭方式
- 郵送方式
の2種類があり、好きな方を選ぶ事ができますが、選んだ方法によってdポイントの使用方法に若干の違いがあるので注意ですね。
今回は、実際に「下取りプログラム」を利用してみたので、申し込み方法や適用条件など、これからドコモの「下取りプログラム」を利用しようか検討している人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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ドコモ「下取りプログラム」の割引内容
ドコモの「下取りプログラム」は、機種変更や乗り換えで新しく携帯電話を購入した際に、以前使用していた携帯電話を下取りに出す事で「機種に応じたdポイント」が受け取れる割引サービス。
受付方法は、
- 店頭方式
- 郵送方式
の2種類があり、店頭で申し込む場合にはその場で旧機種が回収されるものの、受け取ったdポイントを機種変更後の新しい携帯電話の機種代金に充てる事もできます。
申し込み料金は無料。
ただし、店頭方式、郵送方式ともに 新しい機種を購入した際に申し込みが必要 で、後日の申し込みは不可 となっているので注意して下さい。
受け取ったdポイントは、次回の機種変更時や毎月の利用料金に「1ポイント=1円」として使用する事ができます。
ドコモ「下取りプログラム」の適用条件
ドコモの「下取りプログラム」の適用条件は、
- dポイントクラブ または ドコモビジネスプレミアクラブ に加入している事
- 機種変更の場合、申込みする自回線の機種購入履歴に登録されている事
- 機種代金の未払いがない事
- ネットワーク利用制限がかかっていない事
- 画面割れ以外の破損がなく正常に動作する事
- データが消去できる事
- 改造していない事
です。
破損は、小さなキズや画面割れの場合のみ「下取りプログラム」を適用させる事ができますが、画面割れの場合は下取り価格がかなり低くなる ので注意。
また、箱や説明書はなくても問題ありませんが、充電口のキャップや電池など、購入時に本体に付属している物は紛失していると「下取りプログラム」を適用させる事ができない場合があるので注意して下さい。
ドコモ「下取りプログラム」の機種別の下取り価格
ドコモの「下取りプログラム」は、
- iPhone
- iPad
- androidスマホ
- タブレット
- 通常ケータイ(ガラケー)
のほぼ全ての機種で適用させる事ができ、乗り換え(MNP)であればドコモで取り扱いのない機種であっても申し込む事ができます。
また、「下取りプログラム」で受け取れるdポイントは機種と時期によって変動し、基本的に新しい機種のほうが下取り価格が高く、時間が経つに連れて下取り価格は安くなっていきます。
郵送方式の場合でも「下取りプログラム」を 申し込んだ日の下取り価格が適用される ので、事前に下取り価格をチェックしておいたほうがスムーズだと思います。
「下取りプログラム」と「買い取り」はどっちがお得か
実際に「下取りプログラム」を利用する際に気になるのは、
「買い取り」とどっちがお得か?
って事ですよね。
私も「下取りプログラム」を利用する前には必ずチェックしますが、時期や機種によってどっちがお得は一概に言えないので、「下取りプログラム」を申し込む前に買取価格をチェックしてみるのがおすすめです。
現在、活発に取引が行われているのは、
などですね。
ただし、ヤフオクとメルカリは 売れた金額の10%が手数料 として差し引かれてしまうほか、送料や梱包作業、落札者とのやりとりなど、かなり手間が増えてしまうので注意して下さい。
個人的には、買い取りなら送料無料で梱包するダンボールまで送ってきてくれるゲオモバイルが使いやすいと思います。
ドコモ「下取りプログラム」の申し込み方法
ドコモの「下取りプログラム」の申し込み方法には、
- 店頭での契約:店頭方式と郵送方式の好きな方を選べる
- ドコモオンラインショップ:郵送方式しか選べない
という特徴があります。
どちらを選んでも受け取れるdポイントに違いはありませんが、新しく購入した携帯電話の機種代金に「下取りプログラム」で受け取ったdポイントを充当させたい場合には、店頭で申し込みをする必要がある ので注意して下さい。
ただし、一部の家電量販店などでは、下取りポイント進呈額が10,000pt以上の場合に処理が行えず、「郵送方式」になってしまう場合があるので事前に確認したほうが確実です。
郵送で「下取りプログラム」を申し込んだ場合には、旧機種をドコモに送った日から4~6日程度でdポイントが付与されます。
実際に店頭方式で「下取りプログラム」を申し込む場合の流れ
店頭方式でドコモの「下取りプログラム」を申し込む事ができるのは、
- ドコモショップ
- ドコモの取り扱いのある家電量販店
のみ。
「下取りプログラム」は、新しく携帯電話を購入したタイミングでないと申し込みができないので、以前使用していた携帯電話を忘れずに持っていきましょう。
店頭で申し込む場合には、機種変更後の新しい携帯電話の 機種代金に「下取りプログラム」で受け取ったdポイントを充てる事も可能 です。
また、その場で旧機種が回収されるのが不便な場合は「郵送方式」を選ぶ事もできます。
実際に郵送方式で「下取りプログラム」を申し込む場合の流れ
店頭で郵送方式での「下取りプログラム」を申し込むか、ドコモオンラインショップ で「下取りプログラム」を申し込んだ場合には、新しい携帯電話の開通手続きをした日から7日~10日程度で、ドコモから「送付キット」が送られてきます。
①「送付キット」を受け取る
「送付キット」は購入した携帯電話の契約者住所に本人限定受取郵便(特例型)で送られてきます。
受け取りには 免許証などの本人確認書類が必要 なので注意。また、本人限定受取郵便到着のお知らせが届いてから 10日以内に受け取りの手続きが行われない場合には自動的にキャンセル になるので注意して下さい。
②「送付キット」の中身を確認する
「送付キット」には、
- 下取りプログラム手順書
- ポイント交換申込書
- エアクッション
- 返信用封筒
が同梱されています。
③ポイント交換申込書に記入する
ポイント交換申込書の書き方は下取りプログラム手順書にわかりやすく書いてありますが、すでに住所や氏名は入力されているので、書く箇所は、
- 職業
- 下取機種名
- 製造番号
- フルネームのサイン
のみ。
ただし、契約者が未成年の場合は「親権者氏名」と「続柄」も記入する必要があるので注意して下さい。
④データ移行をしていない場合にはデータ移行する
ポイント交換申込書が書き終わったら、データ移行をしていない場合にはデータ移行も済ませます。
ちょっと前まではデータ移行といえばドコモショップで専用の機械を操作しないといけませんでしたが、現在ではほとんどの場合で「データコピーアプリ」を使用する事で簡単にデータ移行ができるように進化しています。
ただし、「データコピーアプリ」でデータ移行できるのは、
◆データコピーアプリで移行できるパターン
- androidスマホ → androidスマホ
- androidスマホ → iPhone
- iPhone → androidスマホ
- iPhone → iPhone
の場合のみで、「ガラケー → androidスマホ」の場合はmicroSDカードが必要となり、「ガラケー → iPhone」の場合はパソコンを使用しないとデータ移行ができないので注意して下さい。
また、一人でデータ移行するのが不安という人はドコモショップに持っていって、専門スタッフに相談しながらデータ移行するという方法もあります。
⑤旧機種を初期化する
データ移行が終わったら旧機種に残っているデータを全て消去します。
iPhoneの場合は、
設定 → リセット → すべてのコンテンツと設定を消去 → iPhoneを消去
ですぐに初期化ができますが、Androidスマホの場合は機種によって操作方法が異なるので設定画面の検索窓に「リセット」と入力して初期化をしましょう。
旧機種の初期化についても下取りプログラム手順書に詳しく載っているほか、よくわからない人はドコモインフォメーションセンターに電話する事でも丁寧に教えてもらう事ができます。
ドコモ インフォメーションセンター
ドコモの携帯電話からの場合
局番なしで 151(無料)
一般電話などからの場合
0120-800-000
⑥返信用封筒に入れてドコモに送る
旧機種を初期化したら「送付キット」に同梱されていたエアクッションに携帯電話いれて、
- 携帯電話
- ポイント交換申込書
の2つを返信用封筒に入れてポストに投函する事で郵送での「下取りプログラム」は完了になります。
最後に返信用封筒に自分の住所を書くのと「ご依頼主保管用シール」をはがすのを忘れないように注意して下さいね!
ドコモ「下取りプログラム」の注意事項
店頭方式と郵送方式でdポイントの進呈方法が違う
ドコモの「下取りプログラム」は、店頭方式で申し込みをした場合と郵送方式で申し込みをした場合とでdポイントの進呈方法が違い、店頭ではその場でdポイントが進呈されるので新しく購入した携帯電話の機種代金に充てる事ができますが、郵送の場合は旧機種をドコモに送った日から4~6日後にdポイントが進呈される為、新しく購入した携帯電話の機種代金に充てる事ができません。
どちらを選んでも受け取れるdポイントの金額に違いはありませんが、どうしても携帯電話の機種代金に充てたいという人は「店頭方式」を選びましょう。
機種変更時は購入した履歴が必要
ドコモの機種変更で「下取りプログラム」を利用する為には、下取りに出す機種が自回線の機種購入履歴に登録されている必要があります。
SIMフリー機種や他社で購入した機種など、ドコモの自回線で購入した履歴がない携帯電話は「下取りプログラム」を適用させる事ができないので注意して下さい。
郵送方式の返送期限は翌月の月末まで
郵送方式でドコモの「下取りプログラム」を申し込んだ場合の旧機種の返送期限は、機種変更をした月の翌月の月末までです。
返送期限を過ぎてしまうと「下取りプログラム」が適用されない場合があるので注意して下さい。
郵送方式で不備があった場合は返送・3カ月以内に受け取らないと廃棄
ドコモの「下取りプログラム」を適用させる為には、
- 機種変更の場合、申込みする自回線の機種購入履歴に登録されている事
- 機種代金の未払いがない事
- ネットワーク利用制限がかかっていない事
- 画面割れ以外の破損がなく正常に動作する事
- データが消去できる事
- 改造していない事
など、ドコモの検品を済ませる必要があります。
郵送方式で旧機種をドコモに送ったあと、検品で「下取りプログラム」の適用が不可となった場合は返送されてきますが、3カ月間、旧機種の受け取りが確認できなかった場合には廃棄されてしまうので注意して下さい。
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