「dポイント投資」は、2018年5月16日に開始されたドコモのdポイントを使った投資サービス。
dポイントクラブ会員であれば、誰でも貯まっているdポイントを運用する事ができて、預けたdポイントはいつでも引き出せるというお手軽さが特徴です。
この記事では、dポイント投資の特徴や始め方、超高確率で勝てる後出し投資のやり方を詳しく解説していきます。
dポイント投資とは
dポイント投資は、dポイントを所有している人なら誰でも簡単に利用できるドコモが提供する投資サービス。
実際に運用をしているのは が提供するロボアドバイザーによる自動売買で、口座開設や本人確認書類の提出などの手続きがいらないので、すぐに始める事ができるのが特徴です。
また、
- 100ポイントから運用が可能
- 手数料無料
- 運用ポイントを1ptからいつでもdポイントへ戻せる
というお手軽さと、上記の特徴から上手く運用すれば絶対に負けない後出し投資ができるので、現在人気の投資方法になっているんですね。
ただし、期間・用途限定ポイントはdポイント投資の運用ポイントとして利用する事はできないので注意して下さい。
dポイント投資の運用コースは2種類
dポイント投資で用意されている運用コースは、「アクティブコース」と「バランスコース」の2種類のみ。
それぞれのコースには、
- アクティブコース:債券よりも株式に大きく比重を置き、高いリターンを目指すコース
- バランスコース:株式よりも債券にやや比重を置き、安定したリターンを目指すコース
という特徴があり、いつでも運用コースを切り替える事ができます。
dポイント投資の始め方
dポイント投資を始めるには、ドコモの公式ページでdアカウントとパスワードを入力して規約に同意するだけ。
簡単なので、dアカウントさえ持っていれば誰でもすぐに始める事ができます。
dポイントの追加や引き出しもワンタッチですぐに反映されるので、興味がある人はぜひやってみて下さいね!
dポイント投資で負けない為に覚えておくこと
dポイント投資は上手く運用すれば負けない後出し投資ができる投資方法ですが、後出し投資で運用する為にはdポイント投資の「仕組み」を理解する必要があります。
簡単な事ですが、dポイント投資を行う上で超重要なので忘れずに覚えておきましょう。
変動はお金のデザイン社の投資信託に連動している
dポイント投資は、 が提供するロボアドバイザーによる自動売買で運用されていますが、厳密には株式会社お金のデザインが運用する投資信託、
- THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)
- THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)
に連動して増減しています。
つまり、上記のファンドの基準金額が上がればdポイント投資も上昇し、ファンドの基準金額が下がればdポイント投資も下がるという事になります。
運用ポイントが変動するのは毎日平日の午後17時
dポイント投資で運用されているポイントは1日1回、平日の午後17時に変動します。
つまり、「今日は下がりそうだな」と思った場合は午後16:59分までに全額を引き出してしまえば、その日の運用はされなくなります。
dポイント投資で運用すると有効期限が延長される
通常、dポイントの有効期限は48カ月間ですが、dポイント投資で1度でも追加したdポイントは引き出した月に新たに獲得した扱いになり有効期限が延長されます。
つまり、2019年1月末日が有効期限のdポイントでもdポイント投資に追加する事で、同じ月に引き出しても有効期限は2022年の12月になっているという事です。
1日に追加できるdポイントは2,000ptまで
dポイント投資では、1日(0:00~23:59まで)に追加できるdポイントは2,000ptまでと決められていて、それ以上は翌日以降(土日含む)でないと追加する事ができません。
ただし、 を利用中の人に限り1日に追加できるdポイントの上限が10,000ptになります。
THEO+[テオプラス] docomoは、dポイント投資と同じ投資方法を実際のお金で運用する投資商品。
今回紹介する負けない投資法では、1日に追加できるdポイントの上限を10,000ptにできるかできないかによって大きく投資成績が変わる為、たくさんdポイントを稼ぎたい人は忘れずに口座開設をしておきましょう。
THEO+[テオプラス] docomoの利用で上限を10,000ptにする方法
dポイント投資で1日のdポイント追加上限を10.000ptにするには で口座開設をして、積立設定をオンにしておく必要があります。
私も実際に口座開設していますが、
- 12月25日にTHEO+[テオプラス] docomo口座開設申し込み
- 12月26日に郵便物を発送しましたというメールが来る
- 12月28日に郵便物(はがき)を受け取る
- 12月29日に口座開設完了
という流れでした。
口座開設後は積立設定をオンにしておけば翌日以降から1日のdポイントの追加上限が10.000ptになります。
上限を10.000ptにするだけなら実際に積立を行わなくても問題ありませんが、dポイント投資のポイント上限を上げる為だけに口座開設をする事をあまり良く思っていない可能性が高いので、余裕があるなら最低金額の10,000円だけでも積立しておくのがおすすめ。
dポイント投資と同じでいつでも全額引き出せるので、私は少額投資を楽しむ事にしています。
dポイント投資の後出しで勝てる負けない投資方法
dポイント投資は、前日の「THEOグロース・AIファンド」と「THEOインカム・AIファンド」の値動きと、毎朝10時に発表される当日の「ドル円仲値」に連動して午後17時に変動します。
つまり、前日の「THEOグロース・AIファンド」と「THEOインカム・AIファンド」の値動きさえわかってしまえば、午前10時には今日は上がるのか下がるのかがわかってしまうんですね。
各ファンドの投資銘柄が全て公開されているわけではないので、いくら上がるかという細かい数字まではわからないものの、今日は上がる日か下がる日かくらいはほぼ100%の確率で当てる事ができます。
dポイント投資はリアルタイムでポイントの追加や引き出しが可能な為、
- 上がる日は17時までに全力でポイント追加
- 下がる日は17時までに全額ポイントを引き出す
という方法で運用をすれば絶対に負けない後出し投資ができるわけです。
dポイント投資の値動きを予想する方法
ここからは、具体的にdポイント投資の当日の値動きを予想する方法を紹介していきます。
ちょっとだけ投資の知識が必要になるので、よくわからないから当日上がるか下がるかだけ知りたいという人は、dポイント投資予想と後出し投資 か ツイッター で毎日午前10:10前後に更新しているのでチェックしてみて下さい。
THEOグロース・AIファンドの予想方法
「THEOグロース・AIファンド」は が運用する世界の株式を中心とした投資信託です。
組入れ銘柄数や各ファンドの配分はロボアドバイザーによって毎月最適化されますが、株式会社お金のデザインでは毎月の投資結果を「月次レポート」で公開していて、主要銘柄のうち上位5銘柄を確認する事ができるんですね。
上記のデータは2018年12月のものですが、「THEOグロース・AIファンド」は上位5銘柄だけで75.52%を占めている事がわかります。
dポイント投資は、前日の「THEOグロース・AIファンド」の値動きに連動して当日の17時に変動する仕組みなので、これらのファンドの前日の値動きをチェックすれば「THEOグロース・AIファンド」の75.52%の値動きは事前にわかってしまうわけです。
THEOインカム・AIファンドの予想方法
「THEOインカム・AIファンド」は が運用する世界の債券を中心とした投資信託です。
こちらも「THEOグロース・AIファンド」と同じく毎月の投資結果を「月次レポート」で公開していて、主要銘柄のうち上位5銘柄を確認する事ができます。
上記のデータは2018年12月のものですが、「THEOインカム・AIファンド」は上位5銘柄だけで83.27%を占めている事がわかりますね。
dポイント投資は、前日の「THEOインカム・AIファンド」の値動きに連動して当日の17時に変動する仕組みなので、これらのファンドの前日の値動きをチェックすれば「THEOインカム・AIファンド」の83.27%の値動きは事前にわかってしまうわけです。
dポイント投資の予想方法
「THEOグロース・AIファンド」と「THEOインカム・AIファンド」の値動きが予想できれば、あとは構成比に沿って計算をするだけ。
dポイント投資の各コースは、
- アクティブコース:THEOグロース・AIファンド80% / THEOインカム・AIファンド20%
- バランスコース:THEOグロース・AIファンド45% / THEOインカム・AIファンド55%
の構成比率で運用されているので、それぞれのコースの構成比率で再計算してあげれば当日のdポイント投資の値動きがある程度予測できるわけです。
ただし、「THEOグロース・AIファンド」と「THEOインカム・AIファンド」はドル建てで運用されている投資商品なので注意。
dポイント投資は「円建て」の為、円安になるとその分利益が上乗せされ、円高になるとその分利益が減るという特徴があります。
dポイント投資の後出し投資法の実際の流れ
dポイント投資の後出し投資法の実際の流れは、
- 前日の17時以降に10,000ptを追加しておく
- 当日は、前日の「THEOグロース・AIファンド」と「THEOインカム・AIファンド」の値動きをチェックする
- 午前10時に発表されるドル円の仲値から上がるか下がるかを予想する
- 上がる日は16:59までに「アクティブコース」に10,000ptを追加する
- 下がる日は16:59までに全ポイントを引き出して、17時以降に10,000ptを追加しておく
です。
ややこしいですが、dポイント投資で追加できるdポイントの上限は0:00~23:59で切り替わる為、全ポイントを引き出した日の17時以降に10,000ptを追加しておくと、翌日の追加ポイントと合わせて20,000ptから投資が再開できるので効率が良いです。
忘れる事も多いですが・・・。
実際に後出し投資で運用したdポイント投資の結果
出し入れ投資 | 長期投資 | |||
運用損益 | 利益合計 | 運用損益 | ポイント残高 | |
2018年12月 | +157pt | +157pt | -14pt | 1,986pt |
2019年1月 | +1,590pt | +1,747pt | +98pt | 2,084pt |
2019年2月 | +1,312pt | +3,059pt | +96pt | 2,180pt |
2019年3月 | +994pt | +4,053pt | +69pt | 2,249pt |
2019年4月 | +1,125pt | +5,178pt | +80pt | 2,329pt |
これは「dポイント投資の後出しで勝てる負けない投資方法」で、実際に運用したdポイントの運用損益を月別にまとめたものです。
出し入れ投資というのは、
- 上がる日は17時までに全力でポイント追加
- 下がる日は17時までに全額ポイントを引き出す
という運用を毎日繰り返した結果で、長期投資というのは、保有しているdポイントがすごく多くて毎日出し入れしていると全額を運用できないという人用に、
- 上がる日は上げ幅の大きいコースに変更
- 下がる日は下げ幅の小さいコースに変更
という運用を毎日繰り返した結果です。
出し入れ投資は20,000pt程度のdポイントを運用、長期投資は記録用に2,000ptから運用をスタートしてみましたが、どちらで運用してもかなり大きな利益になっている事が確認できますよね!
私自身も毎日dポイント投資で稼いでいるので、よくわからいよ!って人は同じように投資するだけでまったく同じ結果になるので参考にしてみて下さい。