今回は京セラから発売されているTORQUE G02です。
TORQUE G02の特徴といえば耐久性! ドコモの耐久性をウリにしたスマホがコケた今、実質、ここまで耐久性に特化したスマホを出しているのはauだけです。
auは「スマホ性能よりも耐久性が大事!」っていう客層をしっかり取り込んでいますよね。
au TORQUE G02のスペックとカラー
TORQUE G02のカラーバリエーションは3色でグリーン、レッド、ブラックです。
au TORQUE G02のスペック
スペックとしては全体的にかなり控えめ。
性能だけでみるのであれば、どれをとっても他機種に勝てるような性能ではありません。
唯一、インカメラが最新機種と同等の500万画素というところでしょうか。
また、スペックが抑えられているのに対し電池容量は他機種と同等の2910mAhになっていますので、「電池持ち」はかなり良いと思います。
どれだけ凄いの?!TORQUE G02の耐久性能
京セラが1番のウリにしているのが「耐海水」。
海の中でも使用する事ができ、水中でカメラを起動すれば「水中モード」に切り替わり、水中で変化する色味やゆがみを最適化してくれます。
動画を観てもわかるとおり、一般的な使用方法のユーザーをターゲットにしていないんですよね。
登山や水中、雪山など、特殊な環境下でもそれに耐えられるだけのスマホを作りましたよ!っていうメッセージが伝わってきます。
じゃあ、どれだけの耐久性能を持ってるのかという話ですが、まずは耐久試験。
TORQUE G02は、米国国防総省が定める耐久試験MIL-STD-810Gに京セラ独自の耐久試験を加えた21項目に準拠したかたちで作られています↓
また、この耐久性を実際にテストしている動画も公開されていますのでことらも参考にしていただくとわかりやすいと思います↓
au TORQUE G02のベンチマークテスト
次に、実際の処理性能を示すAntutuのベンチマークテストの結果です。
TORQUE G02のベンチマークテストのスコアは21000前後
となっています。
このスマホのコンセプトが「特殊な環境下」でもスマホを持って行けるというところにありますから、処理能力にこだわっている人は少ないと思いますが、処理性能だけでみれば2015年夏モデルの中で最低クラスという事になります。
ちょっと丈夫だからといって、普通にスマホを使用する人が購入してはいけません。
動画やアプリ、ゲームなどを使用する場合には処理が遅くてイライラする事が多々あるでしょう。
まとめ
TORQUE G02は完全に玄人向けのスマホといえそうです。
海や水中、山や雪など、特殊な環境下でスマホを使いたい人にはかなりおすすめの機種ですよね。
・・・だって、この機種以外にそんな耐久性能を持ったスマホがないんですから。
ただ、スペック自体はかなり低いので、普通に生活する人にとっては何のメリットもありません。
TORQUE G02の特徴を理解して、便利だと思った人にだけ購入の検討をおすすめします。