ドコモが2017~2018年冬春モデルとして新機種「らくらくスマートフォン me F-03K」を発表しました。
「らくらくスマートフォン me F-03K」は国内メーカーの富士通が製造するスマホで、年配者向けにわかりやすく簡単に使えるように配慮されているのが特徴の機種となっています。
らくらくスマートフォンは最新モデル「らくらくスマートフォン me F-01L」が発表されました。
ドコモ「らくらくスマートフォン me F-03K」のカラーバリエーションとスペック詳細
「らくらくスマートフォン me F-03K」のカラーバリエーションは2色で、
- ブルー
- ゴールド
- ピンク
- ブラック
です。
ブルー
ゴールド
ピンク
ブラック
らくらくスマートフォン me F-03Kのスペック詳細
らくらくスマートフォン me F-03Kのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 625 |
外側カメラ | 約1,310万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約4.5インチ |
HD(1,280×720) | |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード(最大) | microSDXC(256GB) |
電池容量 | 2,100mAh |
連続通話(LTE) | 約800分 |
連続待受(LTE) | 約560時間 |
高さ×幅×厚さ | 約137×67×9.9(mm) |
重量 | 約138g |
CPUが「Snapdragon 625」でRAMが2GBという事で処理能力は低め。
カメラ性能や画面解像度など、全体的にスペックは抑えられています。
らくらくスマートフォンシリーズは一般的な操作しかしない人向けの機種となっていて、大きく見やすいホーム画面や、操作方法を無料で相談できる「らくらくホンセンター」などのサービスが受けられるのが特徴。
スマホを初めて持つ人でも安心して使用できるように設計されています。
らくらくスマートフォン me F-03Kの機能&サービス
機能面では、
- Bluetooth
- テザリング
- 防水/防塵
- ワンセグ
- おサイフケータイ
が利用可能ですが、
- フルセグ
- 生体認証
は利用できないので注意して下さい。
また、防水/防塵の保護等級も、防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)となっていて、水没に対する保護機能では連続的に水中に置いても有害な影響がないという最高ランクの防水性能となっています。
ドコモ「らくらくスマートフォン me F-03K」のベンチマークスコア
Source by geekbench
これは、「らくらくスマートフォン me F-03K 」のgeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「865」で、マルチスコア平均が「4,220」となっています。
シングルスコアの低さが目立つものの、マルチスコアではかなり健闘している事がわかりますね。
「らくらくスマートフォン」としては十分なパフォーマンスと言えるでしょう。
らくらくスマートフォン4とらくらくスマートフォン me F-03Kの比較
らくらくスマートフォン4 | らくらくスマートフォン me F-03K | |
CPU | Snapdragon 625 | Snapdragon 625 |
外側カメラ | 約1,310万画素 | 約1,310万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約4.5インチ | 約4.5インチ |
HD(1,280×720) | HD(1,280×720) | |
RAM | 2GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB |
SDカード(最大) | microSDXC(256GB) | microSDXC(256GB) |
電池容量 | 2,100mAh | 2,100mAh |
連続通話(LTE) | 約690分 | 約800分 |
連続待受(LTE) | 約580時間 | 約560時間 |
高さ×幅×厚さ | 約137×67×9.9(mm) | 約137×67×9.9(mm) |
重量 | 約138g | 約138g |
これは、2016~2017年冬春モデルとして発売された前作「らくらくスマートフォン4」と「らくらくスマートフォン me F-03K」のスペックの比較。
スペックからデザインまで同じなので、ほぼ名前が変わっただけの機種になっていますが、「らくらくスマートフォン me F-03K」は格安プラン「docomo with」の対象機種となっているのが大きな違いです。
スマホ本体の価格や月額料金を安く抑える事ができるので、初めてスマホを購入する人に最適な機種だと思います。
ドコモ「らくらくスマートフォン me F-03K」の価格
「らくらくスマートフォン me F-03K」の発売日は2018年2月28日で、本体価格は38,880円(税込)。
「らくらくスマートフォン me F-03K」は「docomo with」の対象機種になっているので、実際に支払う金額はここから「docomo with」の割引き額を引いた金額となります。
らくらくスマートフォン me F-03Kの実質負担価格
契約方法 | のりかえ(MNP) | 新規契約 | 機種変更 |
本体価格 | 38,880円 (1,620円×24) |
38,880円 (1,620円×24) |
38,880円 (1,620円×24) |
docomo with | -38,880円 (-1,620円×24) |
-38,880円 (-1,620円×24) |
-38,880円 (-1,620円×24) |
実質負担金額 | 0円 |
0円 | 0円 |
※上記の価格は2018年2月現在のものです。時期によって本体価格と割引金額は変動するので注意して下さい。
らくらくスマートフォン me F-03Kの月額料金
家族に代表回線を契約 している人がいる場合 |
1人で契約する場合 | |
通話プラン | 980円 (シンプルプラン) |
1,700円 (カケホーダイライトプラン) |
spモード | 300円 | 300円 |
データプラン | 500円 (シェアオプション) |
3,500円 (データSパック) |
端末代金 | 1,500円 | 1,500円 |
docomo with | -1,500円 | -1,500円 |
月額料金 | 1,780円 | 5,500円 |
これは「らくらくスマートフォン me F-03K」を購入した場合の月額料金(税抜)を最安値で計算したものです。
1人で利用する場合には月額5,500円から、シェアオプションで利用する場合には月額1,780円から契約できる事がわかりますね。
ドコモ「らくらくスマートフォン me F-03K」のカメラ性能
らくらくスマートフォン me F-03Kのカメラスペック詳細 | |
カメラ画素数 | 外側カメラ:約1,310万画素 内側カメラ:約500万画素 |
撮像素子種類 | CMOS |
F値 | 外側カメラ:2.0 内側カメラ:2.4 |
オートフォーカス機能 | 静止画:○ 動画:○ |
手ブレ補正機能 | 静止画:電子式手ブレ補正 動画:× |
ズーム(最大) | 静止画:× 動画:× |
タッチシャッター&サイドキー撮影
アウトカメラでは、被写体にタッチするだけで簡単にピントが合いシャッターを切る事ができる「タッチシャッター」と、本体のサイド部分に搭載された「サイドキー」の好きなほうを選んで撮影する事ができます。
スマイルムービー
写真と動画を同時に撮影できる「スマイルムービー」では、撮影した写真の直前の約3秒間も自動で動画を保存。
シャッターを押した瞬間だけでなく、動きのあるシーンも思い出として保存しておく事ができます。
クイック動画切り替え
写真を撮影中に動画を撮りたくなったら「クイック動画切り替えボタン」を押す事ですぐに切り替える事が可能。
直感的に操作できるのでわかりやすいと思います。
ドコモ「らくらくスマートフォン me F-03K」の特徴
専用ホーム画面
「らくらくスマートフォン me F-03K」のホーム画面は、文字やボタンの大きさ、見やすさ、分かりやすいレイアウトなどに配慮された専用のホーム画面になっています。
らくらくホンセンター
「らくらくスマートフォン me F-03K」では、専用ボタンを押すだけですぐに「らくらくホンセンター」に電話をする事ができ、操作方法やわからないことなどを通話料無料で教えてくれます。
頑丈設計
「らくらくスマートフォン me F-03K」は、米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」の14項目、
- 耐衝撃
- 防湿
- 耐日射
- 高温動作
などに準拠し、防水・防塵だけでなく、衝撃や高温にも耐える「頑丈設計」になっています。
ドコモ「らくらくスマートフォン me F-03K」の評価と感想
「らくらくスマートフォン me F-03K」は、年配者向けにわかりやすく簡単に使えるように配慮されている簡単スマホ。
2017年に発売された前作「らくらくスマートフォン4」からスペックは変わらないものの、「docomo with」の対象機種になって実質0円で購入できるのが魅力ですね。
「らくらくホンセンター」や頑丈設計などの機能面が充実しているので、スマホの初心者でも安心して操作する事ができるでしょう。
なるべく安い料金でスマホを持ちたい年配の人におすすめの機種となっていて、この価格であればコストパフォーマンスはかなり優秀だと思います。