ソフトバンクが2017夏モデルとして「DIGNO G」を発表しました。
「DIGNO G」は、国内メーカーの京セラが発売するスマホ。
スペックを落とし、価格も抑えたコストパフォーマンスに特化した機種ですね。
DIGNO Gのカラーバリエーションとスペック詳細
「DIGNO G」のカラーバリエーションは3色で、
・ホワイト
・ブラック
・レッド
となっています。
ホワイト
ブラック
レッド
DIGNO Gのスペック詳細
DIGNO Gのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 425 |
外側カメラ | 約1,300万画素 |
内側カメラ | 約200万画素 |
ディスプレイ | 約5.0インチ |
HD(1280×720) | |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード(最大) | 256GB |
電池容量 | 2,300mAh |
連続通話(LTE) | 約1,300分 |
連続待受(LTE) | 約660時間 |
通信速度(最大) | 112.5Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約143×72×10.6(mm) |
重量 | 約142g |
CPUがQualcommの「Snapdragon 425」でRAMが2GBなので、処理能力はかなり低め。
カメラ性能やディスプレイの解像度も、現在の最新機種で下げられるだけスペックを下げたような感じになっていますね。
コストパフォーマンスに特化した機種といったところでしょうか。
電池容量は2,300mAhと多くはないものの、コンパクトデザインと低スペックで電池効率が良く、電池持ちはかなり良いと思います。
DIGNO Gの機能&サービス
機能面では、
・テザリング
・Bluetooth4.2
・防水/防塵
・赤外線通信
が利用可能ですが、
・指紋センサー
・おサイフケータイ
・ワンセグ/フルセグ
・USB Type C
などは使用できないので注意して下さい。
DIGNO Gのベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは、「DIGNO G」と同じCPUを搭載したワイモバイルの「Android One S2」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「674」で、マルチスコア平均が「1,857」となっています。
同じ京セラが発売しているスマホでスペックも同じなので、同程度の処理能力だと思って間違いありませんが、処理能力はかなり低いです。
最新のゲームアプリなどは快適にプレイできないと思うので注意して下さい。
DIGNO Gの価格
「DIGNO G」の本体価格は30,720円(税込)。
実際に購入する場合は、本体価格から端末割引を引いた金額がユーザーの実質的な支払い金額となり、分割購入にした場合の金利はないので、一括で購入しても分割で購入しても、2年間使用する事で支払う金額に変わりはありません。
ソフトバンク「DIGNO G」の実質負担価格
契約方法 | のりかえ(MNP) | 新規契約 | 機種変更 |
本体価格 | 30,720円 (1,280円×24) |
30,720円 (1,280円×24) |
30,720円 (1,280円×24) |
月月割 (App Pass加入時) |
-19,920円 (-830円×24) |
-16,800円 (-700円×24) |
-16,800円 (-700円×24) |
実質負担金額 | 10,800円 (450円×24) |
13,920円 (580円×24) |
13,920円 (580円×24) |
※↑の価格は2017年7月現在のものです。時期によって本体価格と割引金額は変動するので注意して下さい。
DIGNO Gのカメラ性能
約1,300万画素のアウトカメラ
約1,300万画素のアウトカメラを搭載しています。
HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影
アウトカメラにはHDR機能を搭載し、野外などの光が強い場所でも白とびや黒つぶれを防ぎ、くっきりとキレイな写真が撮れます。
手ブレ補正
写真撮影時には「手ブレ補正」機能があるので、揺れを軽減した撮影が行えます。
DIGNO Gの特徴
耐衝撃
MIL-STD-810Gに準拠した設計になっているので、衝撃に強く、落としても安心です。
赤外線通信
最近のスマホには珍しく「赤外線通信」が搭載されているので、電話帳や画像などを赤外線で送受信する事ができます。
画面が濡れていても操作ができる
「DIGNO G」は、濡れた手でもスムーズに画面を操作できるように設計されています。
手袋したまま操作が可能
「DIGNO G」は、手袋をしたままでも操作が可能です。
DIGNO Gの評価と感想
「DIGNO G」は、去年発売されたワイモバイルの「Android One S2」をそのままソフトバンク用にしたスマホ。
「Android One S2」は、グーグルがソフトウエアを管理し、最新のアップデートを行う為に機能面を削っている機種ですが、それをそのままソフトバンク機種にしてしまっているので、ただの低スペック低機能スマホになっていると思います。
国内メーカーの良さである「おサイフケータイ」や「ワンセグ/フルセグ」も使用できないので、他機種と比較して購入する理由があるとすれば価格でしょうか。
ただし、最近は格安SIMも普及し始め、海外製のコストパフォーマンスに優れたSIMフリースマホがたくさんある中、SIMロック付きの「DIGNO G」を実質1万円で購入するメリットはないというのが正直な感想です。