今回は「ねらい焼き」についてです。
知っている人にとっては「そんなのあたりまえじゃん!」って事なんですが、知っているのと知らないのとでは必ず☆3率に違いがでてきます。
YouTubeの調理職人動画でさえ、やみくもに「ねらい焼き」をしている動画があるくらいですから、意外と知らない人も多いのかもしれませんね。
「ねらい焼き」のしくみ
調理は火加減と焼く場所によって1ターンでどれだけ素材を焼くかが決まります。
わからない場合はこちらをどうぞ↓
「ねらい焼き」は会心が発生すると、通常焼けるはずだった数字の倍まで焼く事ができます。
もちろん、会心ポイントが途中にあった場合はそこで止まります。
本会心の場合の例
1~30の基準値の素材があったとして、改心ポイントが27にあるとします。
通常の焼き加減で真ん中で焼くとすると、でる可能性がある数値は12~18ですね。
ここで「ねらい焼き」をして会心がでたすると、まず12~18の数値の何がでるかの抽選があります。
今回は14がでたと仮定しましょう。
会心を引いているので、14の倍の28まで数値を伸ばす事ができますが、改心ポイントが27にあるので27で止まって本会心となりました。
偽会心の場合の例
1~30の基準値の素材があったとして、改心ポイントが27にあるとします。
通常の焼き加減で真ん中で焼くとすると、でる可能性がある数値は12~18ですね。
ここで「ねらい焼き」をして会心がでたすると、まず12~18の数値の何がでるかの抽選があります。
今回は12がでたと仮定しましょう。
会心を引いているので、12の倍の24まで数値を伸ばす事ができますが、改心ポイントは27にあるので、そこまで届かず最大値の24で止まり偽会心となりました。
まとめ
全ての調理商材の会心ゾーンは30で固定されていますので、普通に真ん中で「ねらい焼き」をしても常に偽会心の可能性があるわけです。
何ターンかに1度強火になる商材の場合はその時に「ねらい焼き」を狙う。
焼き加減に変化のない商材の場合は、「ねらい焼き」の前に強火焼きを狙ってみる。
この2つを意識しながら焼く手順を考えると、やりやすいと思います。