「TORQUE(トルク) G03」は国内メーカーの京セラが発売するスマホ。
auの2017年夏モデルとして発表され、アウトドアなどに適した頑丈さが特徴の機種となっています。
au「TORQUE G03」のカラーバリエーションとスペック詳細
「TORQUE G03」のカラーバリエーションは4色で、
・グリーン
・ブラック
・ブルー
・レッド
となっています。
グリーン
ブラック
ブルー
レッド
TORQUE G03のスペック詳細
TORQUE G03のスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 625 |
外側カメラ | 約1,300万画素 |
外側ワイドカメラ | 約200万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約4.6インチ |
HD(1,280×720) | |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
SDカード(最大) | 256GB |
電池容量 | 2,940mAh |
連続通話(LTE) | 約1,420分 |
連続待受(LTE) | 約520時間 |
通信速度(最大) | 225Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約145×71×13.6(mm) |
重量 | 約198g |
CPUが「Snapdragon 625」でRAMが3GBなので、処理能力はauの2017年夏モデルとしては低めですが、一般的なミドルレンジスマホといったレベルです。
特徴的なのは、メインカメラの横に約200万画素の「135°スーパーワイドアクションカメラ」を搭載しているところ。
これにより、風景を取り入れた臨場感のある撮影が可能となっています。
また、全体的にミドルスペックのスマホに2,940mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池持ちはかなり良くなっていますね。
TORQUE G03の機能&サービス
機能面では、
・Bluetooth4.2
・テザリング
・防水/防塵
・おサイフケータイ
・USB Type C
・指紋センサー
が利用可能ですが、
・フルセグ/ワンセグ
は利用できません。
また、防水/防塵の保護等級は、防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)となっていて、水没に対する保護機能では、連続的に水中に置いても有害な影響がないという最高ランクの防水性能となっています。
au「TORQUE G03」のベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「TORQUE G03」のベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「858」で、マルチスコア平均が「3,970」となっています。
シングルスコアのスコアの低さが目立ちますが、マルチスコアのほうはかなり健闘していて、なかなかのパフォーマンスだという事がわかりますね。
3Dゲームや処理が多いアプリなどを使う習慣がある人にとっても、問題なく動いてくれるレベルだと思います。
TORQUE G02とTORQUE G03の比較
TORQUE G02 | TORQUE G03 | |
CPU | Snapdragon 400 | Snapdragon 625 |
外側カメラ | 約1,300万画素 | 約1,300万画素 |
外側ワイドカメラ | - | 約200万画素 |
内側カメラ | 約500万画素 | 約500万画素 |
ディスプレイ | 約4.7インチ | 約4.6インチ |
HD(1,280×720) | HD(1,280×720) | |
RAM | 2GB | 3GB |
ROM | 16GB | 32GB |
SDカード(最大) | 200GB | 256GB |
電池容量 | 2,910mAh | 2,940mAh |
連続通話(LTE) | 約1,320分 | 約1,420分 |
連続待受(LTE) | 約540時間 | 約520時間 |
通信速度(最大) | 150Mbps | 225Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約147×72×14.2(mm) | 約145×71×13.6(mm) |
重量 | 約203g | 約198g |
これはauの2015年の夏モデルとして発売された前作「TORQUE G02」との比較です。
TORQUEシリーズの特徴である「頑丈さ」と「電池持ち」はそのままに、処理能力やカメラ性能が向上している事がわかりますね。
au「TORQUE G03」の価格
「TORQUE G03」の本体価格は79,920円(税込)。
実際に購入する場合は、本体価格から「毎月割」という割引を引いた金額がユーザーの実質的な支払い金額となり、分割購入にした場合の金利はないので、一括で購入しても分割で購入しても、2年間使用する事で支払う金額に変わりはありません。
TORQUE G03の実質負担価格
契約方法 | のりかえ(MNP) | 新規契約 | 機種変更 |
本体価格 | 79,920円 (3,330円×24) |
79,920円 (3,330円×24) |
79,920円 (3,330円×24) |
毎月割 (スマートパス加入時) |
-39,960円 (-1,665円×24) |
-39,960円 (-1,665円×24) |
-39,960円 (-1,665円×24) |
実質負担金額 | 39,960円 (1,665円×24) |
39,960円 (1,665円×24) |
39,960円 (1,665円×24) |
※↑の価格は2017年6月現在のものです。時期によって本体価格と割引金額は変動するので注意して下さい。
au「TORQUE G03」のカメラ性能
135°スーパーワイドアクションカメラ
「TORQUE G03」では、約1,300万画素のメインカメラのほかに、135°の広角レンズを採用したスーパーワイドアクションカメラを搭載。
これにより、風景を取り入れた臨場感のある撮影が可能となっています。
像面位相差AF&オートHDR
「像面位相差オートフォーカス」により、アクティブなスポーツシーンでも高速でピントを合わせる事が可能。
また、「オートHDR」機能により、被写体と背景の明暗差が大きいシーンでも見たままの映像を再現する事ができます。
Action Overlay(アクションオーバーレイ)
新機能「Action Overlay」によって、ランやバイクの速度、距離、登山における高度、経過時間など様々なデータを取得しながら動画を撮影する事ができます。
水中モード
水の中に入れると変化する色味やゆがみを最適化する「水中モード」を搭載。
海中でも問題なく撮影できるので、ダイナミックな海中映像を撮影できます。
au「TORQUE G03」の特徴
高耐久性能
「TORQUE G03」は、米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の19項目と京セラ独自の耐海水試験・耐荷重試験の2項目を加えた21項目、
・防水
・防塵
・耐振動
・耐日射
・防湿
などに準拠。
さらに、傷つきにくいガラス「Dragontrail X」を採用し、背面カバーを金属ネジで強固にロック、衝撃を受けやすい四隅もコーナーバンパーでしっかりと保護をして「高耐久性能」を実現しています。
スマートソニックレシーバー
音と振動で相手の声を伝える京セラの独自機能「スマートソニックレシーバー」搭載。
騒がしい場所でも相手の声がクリアに聞こえる上、耳にあてる位置を気にすることなく通話ができます。
グローブタッチ
「TORQUE G03」は「グローブタッチ」機能により、グローブを着けたままでも操作をする事が可能です。
ウェットタッチ
「TORQUE G03」は、画面や手が濡れている状態でも問題なく操作できるタッチパネルディスプレイを搭載しています。
ワイヤレス充電
別売りのワイヤレス充電台を使用する事で、置くだけで充電できる「ワイヤレス充電」に対応しています。
OUTDOOR PORTAL
天気や気圧、温度など、アウトドアで必要な情報を確認できる「OUTDOOR PORTAL」機能搭載。
「TORQUE G03」では、
・日の出、日の入り時間を知らせる「SUN & MOON」
・積雪情報がわかる「スキー場情報SNOW」
・釣果情報がわかる「FishingLog」
などが新たに加わりました。
様々な通知機能
「TORQUE G03」ではアウトドアで活躍する、
・定時に気温などの情報を読み上げ
・圏内・圏外の切り替わりを読み上げ
・簡易ライト
・ブザー音(ホイッスル音やクマ鈴など)
などの様々な通知機能を搭載しています。
au「TORQUE G03」の評価と感想
「TORQUE G03」は、アウトドアシーンに特化した高耐久が特徴のスマホ。
処理能力は平均的なものの、アウトドアシーンに特化した独自の機能はさすが「TORQUE」といった感じに作られています。
また、今回から搭載された「135°スーパーワイドアクションカメラ」や「水中モード」、「Action Overlay」など、カメラ性能の向上も魅力的ですね。
通常のスマホとは違い「TORQUE」でしかできない事も多い機種なので、アウトドアが好きで便利だと思う機能があるのなら、購入して後悔をする事はないと思います。
今年は6年ぶりに「TORQUE」の通常ケータイも発売されているので、アウトドアに便利なタフネス携帯がほしいなら、ガラケーなら「TORQUE X01」、スマホなら「TORQUE G03」で間違いないでしょう。