シャープは大手携帯キャリア向けの2019-2020年冬春モデルとして、
- AQUOS zero2
- AQUOS sense3
- AQUOS sense3 plus
の3機種を発表しました。
AQUOS zero2(アクオス ゼロツー)は3機種の中では最上位モデルとなっていて、大画面でありながら141gの超軽量ボディが特徴。また、240Hzの高速表示に対応したディスプレイを搭載していて、ゲーミングスマホとしても使えるのが魅力ですね。
この記事では、「AQUOS zero2」を 実際に購入してカメラの性能や使用感などを徹底レビュー しています。
AQUOS zero2 のカラーバリエーション
「AQUOS zero2」のカラーバリエーションは、
- アストロブラック
- ミスティホワイト
の2色。
ただし、ソフトバンクでは「アストロブラック」のみの取り扱いになっているので注意して下さい。
アストロブラック
ミスティホワイト
AQUOS zero2 のスペック詳細
AQUOS zero2 のスペック | |
CPU | Snapdragon 855 |
外側カメラ | 約1,220万画素 約2,010万画素 |
内側カメラ | 約800万画素 |
ディスプレイ | 約6.4インチ(2,340×1,080) フルHD+ 有機ELディスプレイ |
RAM / ROM | 8GB / 256GB |
SDカード | 非対応 |
電池容量 | 3,130mAh |
高さ×幅×厚さ | 約158x74x8.8(mm) |
重量 | 約141g |
「AQUOS zero2」にはクアルコムの「Snapdragon 855」が搭載されていて、RAMは8GB。
アウトカメラには2,010万画素の標準カメラと1,220万画素の広角カメラが搭載され、インカメラは800万画素のカメラになっています。ディスプレイは240Hzの高速表示に対応したフルHD+の有機ELディスプレイを採用。
電池容量は3,130mAhのバッテリーが搭載されました。
シャープ製スマホとしては珍しくSDカードに非対応となっていますが、その分ROMは大容量の256GBになっています。
最大の特徴は6.4インチの大画面にもかかわらず約141gと超軽量設計になっている事と、リフレッシュレート240Hzの高速表示に対応したAQUOSシリーズでは初となる有機ELディスプレイですね。
他機種に比べてタッチパネルの反応速度が向上している事から、ゲーミングスマホとしても注目されています。
AQUOS zero2 の便利機能
AQUOS zero2 の便利機能 | |
テザリング | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 |
ワンセグ:フルセグ | ✕:✕ |
赤外線通信 | ✕ |
ハイレゾ | 〇 |
ワイヤレス充電 | ✕ |
イヤホンジャック | ✕ |
Bluetooth | 〇 |
防水:防塵 | IPX5/8 : IP6X |
耐衝撃 | ✕ |
スピーカー | ステレオスピーカー |
生体認証 | 顔認証センサー 指紋認証センサー |
つづいて便利機能ですが、「ワンセグ / フルセグ」が使えない事とイヤホンジャックが搭載されていないのが大きな特徴。
ハイエンドモデルなので「ワイヤレス充電」に対応していないのは残念ですが、「防水 / 防塵」や「顔認証」に「指紋認証」など、基本的な便利機能はしっかりと搭載されています。
AQUOS zero2 のカメラ性能レビュー
AQUOS zero2 のカメラスペック詳細 | ||
カメラ画素数 | 標準:約2,010万画素 広角:約1,220万画素 インカメラ:約800万画素 |
|
センサーサイズ / F値 | 標準:1/2.5インチ / 1.7 広角:1/2.7インチ / 2.4 インカメラ:1/4.0インチ / 2.2 |
|
ISO感度(最大) | 静止画:ISO4,950 動画:ISO4,200 |
|
オートフォーカス | 静止画:○ 動画:○ |
|
ズーム(最大) | 静止画:デジタル8倍 動画:デジタル8倍 |
|
手ブレ補正 | 外側カメラ | 静止画:光学式 動画:光学式 |
内側カメラ | 静止画:✕ 動画:✕ |
「AQUOS zero2」のアウトカメラには、
- 標準カメラ
- 広角カメラ
の2つのカメラが搭載されていて、ユーザーはボタンひとつで簡単に撮影するレンズを切り替える事ができます。
普段は標準カメラで撮影をして、さらに全体的な写真が撮りたい場合に広角カメラに切り替える感じですね。2つのカメラにはそれぞれにシーン判別のAI機能が搭載されていて、人、料理、花など、9種類のシーンを判別してくれます。
撮影モードは、
- ビデオ
- 写真
- スロービデオ
- タイムラプス
- ポートレート
- マニュアル
の6種類。
マニュアルモードでは、ISO感度やシャッタースピード、ホワイトバランスなどを自由に設定した撮影も行えます。
撮影スピードは速くて快適になった
AQUOS sense3シリーズで遅くてイライラする場面があった撮影スピードは、「AQUOS zero2」では改善され、速く撮れるように進化していました。
さすがに撮影スピードが速くて有名な「iPhone 11」や「Galaxy Note10+」と同等とまではいきませんが、十分快適に撮影できると思います。
昼間の撮影は少し暗い仕上がりになる
光量が多く、カメラがもっとも得意する昼間の撮影では基本的には綺麗な写真が撮れました。
ただし、スタンダードモデルほどではないものの、他メーカーのハイエンドモデルと比べると少し暗い仕上がりになる のが気になりました。
※クリックで拡大できます
同じハイエンドモデルの「Xperia 5」と比べるとこれくらい違います。
「AQUOS zero2」のカメラは肉眼で見た景色よりも暗い仕上がりになってしまうので、夕方や薄暗い環境での撮影が多い人には使いにくいかもしれません・・・。
広角カメラは歪みが大きい
「AQUOS zero2」には2,010万画素の標準カメラのほかに、1,220万画素の広角カメラが搭載されています。
カメラの切り替えは撮影画面からワンタッチで行う事ができて、標準カメラよりも大きい範囲を撮影できるのは便利ですが、写真の両端が大きく歪んでしまう のが残念でした。
広角カメラで撮影した写真が多少歪んでしまうのは仕方がない事ですが、最近は歪みを補正してくれる機能が搭載されている機種が増えているなか、ちょっと歪みすぎですね。
※クリックで拡大できます
androidスマホのハイエンド3機種で比べてみても「AQUOS zero2」の写真は両端がグニャっと歪んでしまっているのが確認できると思います。
夜の撮影は綺麗の撮れるように進化している
次に夜の撮影ですが、白飛びも少なく綺麗な写真が撮れました。
「AQUOS R3」から夜の撮影はかなり進化している印象で、特に↑のような光量の多い夜景に強く、滲みも抑えられていて高画質だと思います。多少の白飛びやザラつきはありますけどね・・・。
ただし、昼間の撮影と同じく、薄暗い場所だと肉眼よりも暗い印象の写真になってしまうのが残念でした。
※クリックで拡大できます
「AQUOS zero2」も、もう少し明るく撮れると使いやすいんですけどね。
ズームは最大8倍までのデジタルズーム
※クリックで拡大できます
「AQUOS zero2」のアウトカメラでは、最大で8倍までのデジタルズーム撮影が行えます。
デジタルズームは倍率を上げるほど画質は落ちていくので、綺麗に残すならズームは3倍程度までがおすすめ。
2倍程度なら通常撮影とほとんど変わらない画質で撮影する事ができますが、さすがに最大の8倍までズームしてしまうと画質の粗さが目立ちました。
料理の写真は美味しそうに撮れる
「AQUOS zero2」のカメラは、AIが料理を認識する事でより鮮やかに撮影する事ができます。
「AQUOS sense3 plus」では不自然なカラーバランスになる事があって少し使いづらい印象でしたが、「AQUOS zero2」では改善されていてかなり高画質な写真が撮れました。
試しに、店内が薄暗いカフェで撮影してみましたが、
美味しそうに撮影する事ができました。
「AQUOS zero2」のカメラは、AIが料理を認識すると明るく撮影できるように設計されているので使いやすいですね。
ハイエンドモデル3機種で比べても、
※クリックで拡大できます
料理の撮影は「AQUOS zero2」が1番美味しそうに撮れる と感じました。
ポートレート撮影は「物」に対応できない
続いてポートレート撮影ですが、前作同様に今回も「物」には対応できないようで、手に取ったカップなどもぼかしてしまうため使い勝手はあまり良くありませんでした。
ポートレートモードは主に人物を撮影するためのモードなので仕方がないのかもしれませんが、ハイエンドモデルのライバル機ではポートレートモードでも物に対応していたり、人物以外の「背景ぼけモード」を搭載している機種が多いので、「物」を背景ぼけで撮影できない のはちょっと使いづらいですね。
※クリックで拡大できます
また、背景ぼけの精度は「AQUOS R3」に比べればかなり進化しているものの、風景撮影の時同様に暗い仕上がりになってしまう事が多いのも残念なポイントです。
動画は歪み補正が優秀だが夜の撮影はカクつきが目立つ
※動画のレビューは7:56~です
「AQUOS zero2」では、標準と広角の2つのアウトカメラで動画撮影をする事ができて、動画サイズは、
- 4K:30fps
- フルHD:30fps
- HD:30fps
に対応しています。
1番驚いたのは広角カメラで、写真撮影にはなかった歪み補正がしっかり搭載されていて 歪みのない動画が撮影できた こと。
ただし、写真撮影で感じた「少し暗い仕上がりになる」という特徴は動画にもあるので注意ですね。また、手振れ補正は優秀ですが他メーカーのハイエンドモデルと比べると少し上下のブレが目立ちます。
夜の撮影ではザラつきやカクつきが目立ち、全体的にはやや物足りない仕上がりになっています。
インカメラの自撮り撮影は高画質で機能も充実
※クリックで拡大できます
「AQUOS zero2」には約800万画素のインカメラが搭載されていて、自撮りの撮影時には背景をぼかしたり輪郭や目の大きさを補正できる「AQUOS beauty」という機能があります。
「AQUOS beauty」で補正できる項目は、
- 背景ぼけ
- 美肌
- 小顔
- 色合い
- 明るさ
- 目の大きさ
の6つ。
※クリックで拡大できます
それぞれに強弱を設定する事ができるので、かなり使いやすかったです。
画質もすごく良いので、自撮り写真を綺麗に撮りたい人や、細かな設定をしたい人におすすめです。
AQUOS zero2 の特徴と使用レビュー
AQUOS zero2 のデザインとボタン配置
「AQUOS zero2」には、軽量で高強度なマグネシウム合金フレーム素材が採用されていて、背面には上から、
- 標準カメラ
- 広角カメラ
- モバイルライト
が並んでいて、おサイフケータイは2つのカメラの間にあります。
ディスプレイ面には画面上部に左から、
- 近接/明るさセンサー
- インカメラ
があって、「インカメラ」の上に「受話口/スピーカー」、ディスプレイ下部にはシャープのスマホでは初となる画面埋め込み式の指紋センサーがあります。
右側面には「音量キー」と「電源キー」。
左側面はには何もなし。
本体上部には「マイク」と「SIMカードトレイ」。
本体下部には左から、
- スピーカー
- USB Type-C接続端子
- 送話口/マイク
- 着信/充電ランプ
が並んでいます。
デザインでsenseシリーズと違うのは「着信/充電ランプ」の位置で、これまでの画面上部から本体下部に移動しています。
軽くてすごく操作しやすい
「AQUOS zero2」は6.4インチの大画面にもかかわらず約141gと超軽量設計になっていて、軽くてすごく持ちやすいです。
通常、大画面のスマホは重い事が多いですが、ここまで軽量化されていると 片手でもラクラク操作できて快適 ですね。
女性でも十分片手で操作できると思います。
動きがヌルヌルでゲーム環境は最高レベル
「AQUOS zero2」には、リフレッシュレート240Hzの高速表示に対応したAQUOSシリーズでは初となる有機ELディスプレイが採用されています。
常に240Hzで表示されるわけではなくて、「ゲーミング設定」という項目でアプリ毎に切り替える仕様なんですが、実際にヤフーのアプリで試してみたら明らかに他機種よりも動きが滑らかになっているのが実感できました。
ゲームはアプリによってプレイ環境が制限されている場合が多いので、全てのゲームでリフレッシュレートを240Hzにする事はできませんが、現在発売しているキャリアスマホの中では ゲーム環境は最高レベル だと思います。
リフレッシュレートとは
「リフレッシュレート」とは、1秒間にどれくらい画面が更新されるかを表す数値です。
「AQUOS zero2」のリフレッシュレートは240Hzなので、1秒間に240回更新されるという事ですね。ほとんどの機種では60Hzで表示されているため、他機種に比べて4倍も滑らかな映像を楽しむ事ができます。
AQUOS独自の便利機能が使いやすい
「AQUOS zero2」には、画面を通常よりもはっきりと表示する「はっきりビュー」や、日差しの下でも画面を見やすくする「アウトドアビュー」、画面を自動でスクロールしてくれる「スクロールオート」や、画面上部をサッとなぞるだけでスクリーンショットが撮れる「Clip Now」など、様々なAQUOS独自の便利機能が用意されていて使いやすいです。
設定画面もわかりやすくて、スマホに詳しくない人でも使いやすいように設計されているのもいいですね。
スマホの設定ってアレルギーを持っている人も多いと思いますが、基本的に設定の「AQUOS便利機能」ってとこだけチェックすればだいたい使いこなせるようになれるのがAQUOSシリーズの良いところ。
特にディスプレイは細かく設定ができるので、購入したら1度はチェックしておくのがおすすめです。
指紋認証の精度がいまいち
「AQUOS zero2」にはAQUOSシリーズでは初となるディスプレイに埋め込まれた指紋センサーが採用されましたが、認証に失敗する事がけっこうあり、精度はいまいちだなと感じました。
特に、手が乾燥していたり外出先で冷たくなったりしていると精度が落ちる ようで、まったく反応しなくなる事も何回かありました。
また、ロック解除するには画面をダブルタップするか電源ボタンを押さないと指紋を認識しない仕様なのも残念なポイント。同じ埋め込み式指紋センサーを搭載している「Galaxy Note10+」は指を置くだけですぐにロック解除できるので、次回以降はぜひ改善してもらいたいですね。
指紋認証の精度や使い勝手はすごく大事だよって人は注意です。
明るさの自動調節がいい加減
「AQUOS zero2」にはディスプレイの上部に「近接/明るさセンサー」というセンサーがあり、明るさの自動調節をオンにしておけば周りの明るさに合わせて画面を見やすい明るさに自動で調整してくれるんですが、この調節がいい加減で 逆に見づらくなることが何回もありました。
具体的に言うと、野外で明るさを上げなければいけないのに暗いままで画面が見えづらかったり、室内で特に環境は変化していないのに急に暗くなったりなどですね。
自分で明るさを調整したり再起動するとなおるので気にならない人は気にならないと思いますが、個人的にはかなりストレスでした。
電池もちは良くない
「AQUOS zero2」には3,130mAhのバッテリーが搭載されていますが、実際に使っている印象だと電池もちは良くないですね。
特にリフレッシュレートを240Hzにした高速表示が電池消耗は激しいらしく、このモードでゲームをしていると 5~6時間程度で電池がなくなってしまいました。滑らかな画面は心地良いですが、モバイルバッテリーを持っていないと外出先で使用するのは現実的ではないかもしれません・・・。
待機状態での電池もちは良いので、240Hzの高速表示をどれくらい使うかによって電池もちの評価は分かれそうです。
スピーカーは最大音量が物足りないが音質は良い
「AQUOS zero2」には、臨場感があり映画館でも採用される音響技術Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応したステレオスピーカーが搭載されています。
実際にスピーカーで音楽を聴いてみましたが、最大音量は他機種に比べると小さくて物足りない印象を受けましたが、音質はかなり良かったです。
「AQUOS sense3 plus」はすごく残念な音質でしたが、さすがハイエンドって感じですね。
AQUOS zero2 のベンチマークスコア
これは、実際に計測した「AQUOS zero2」のベンチマークスコアですが、
- Antutu 8.0.2:413,043
- Geekbench 5.0.2:シングル 751 / マルチ 2,668
- Geekbench Compute:2,334
となりました。
2019-2020年冬春モデルのandroidスマホとしては最高レベルの処理能力ですね。このスコアであれば、どんなゲームでも快適にプレイできると思います。
AQUOS zero2 の付属品
「AQUOS zero2」に同梱されている付属品は、
- SIM取り出しツール
- 3.5mmイヤホン変換アダプタ
- クイックスタートガイド
- ご利用にあたっての注意事項
のみ。
本体を充電するのに必要な「USB Type-C ACアダプタ」は同梱されていないので、持っていない場合にはあらかじめ購入しておきましょう。
AQUOS zero2 の発売日と本体価格
ドコモ版 AQUOS zero2 SH-01M の本体価格
ドコモ版「AQUOS zero2 SH-01M」の発売日は2020年1月30日で、本体価格は87,912 円(税込)。
36回払いにした場合の毎月の請求額は2,442円で、「スマホおかえしプログラム」に加入する事で最大で3分の2の負担額となる58,608円(税込)になります。
ただし、「スマホおかえしプログラム」は利用時に購入した「AQUOS zero2 SH-01M」の本体を ドコモに返却する必要がある ので注意して下さい。
au版 AQUOS zero2 SHV47 の発売日と本体価格
au版「AQUOS zero2 SHV47」の発売日は2020年1月31日で、本体価格は97,200円(税込)。
本体代金を24回払いにして「かえトクプログラム」を利用する場合は56,810円にする事ができます。ただし、「かえトクプログラム」は特典の利用時に購入した本体を auに返却する必要がある ので注意して下さい。
ソフトバンク版 AQUOS zero2 の発売日と本体価格
ソフトバンク版の「AQUOS zero2」の発売日は2020年1月31日で、本体価格は95,040円(税込)。
48回払いにした場合の毎月の請求額は1,980円で、「トクするサポート」に加入する事で最大で半額の負担額となる47,520円(税込)になります。
ただし、「トクするサポート」は 月額390円×24か月のプラグラム利用料 がかかり、さらに特典の利用時に購入した「AQUOS zero2」の本体はソフトバンクに返却する必要があるので注意して下さい。
AQUOS zero2 の評価と感想まとめ
ココがおすすめ
- 超軽量設計で片手で操作しやすい
- 料理の写真が美味しそうに撮れる
- 自撮り撮影が高画質で機能も充実
- AQUOS独自の便利機能が使いやすい
- 動きがヌルヌルでゲーム環境は最高レベル
ココがいまいち
- 電池もちが良くない
- 広角カメラの歪みが大きい
- カメラは薄暗い環境に弱い
- 指紋認証の精度がいまいち
- スピーカーの最大音量が小さめ