今回は、auから2016年夏モデルのスマホとして発表された「AQUOS K(アクオスケー) SHF33」をレビューしてみたいと思います。
「AQUOS K SHF33」は国内メーカーのSHARP(シャープ)が発売するケータイです。
auが発表するこの「ケータイ」とうのは、一般的には「ガラホ」と言われるスマホに搭載されるCPUと同じものが搭載された「ガラケー」の事。
つまり、見た目はガラケーですが中身はスマホという事ですね。
また、従来のガラケーと比べてできる事も
・LINEのフル機能を使える
・パソコンやスマホ向けのネットを使える
など、機種によって違いはあるものの、スマホと同じ事ができたりするのが特徴です。
au AQUOS K SHF33のスペックとカラーバリエーション
「AQUOS K SHF33」のカラーバリエーションは3色でロイヤルグリーン、シャンパンゴールド、ディープネイビーです。
AQUOS K SHF33のスペック詳細
| AQUOS K SHF33のスペック詳細 | |
|---|---|
| CPU | Snapdragon 400 |
| 外側カメラ画素数 | 約1,310万画素 |
| 内側カメラ画素数 | なし |
| ディスプレイ | 約3.4インチ クアッドHD(960×540) |
| RAM | 1GB |
| ROM | 8GB |
| SDカード | microSDXC（最大32GB） |
| 電池容量 | 1,410mAh |
| 連続通話時間(LTE) | 約660分 |
| 連続待受時間(LTE) | 約470時間 |
| 通信速度(最大) | 150Mbps |
| 高さ×幅×厚さ | 113×51×16.9(mm) |
| 重量 | 約130g |
CPUは新しいクアルコムのSnapdragon 400搭載。
ディスプレイの解像度は「クアッドHD」。
RAMの容量は1ＧＢ。
外側カメラは1,310万画素のカメラを採用。
同じくauから発売されているガラホ「GRATINA 4G」と比べるとかなり高スペック。
写真の画質やディスプレイのキレイさ、処理能力など、ひとまわりスペックアップしている印象ですね。
AQUOS K SHF33の機能＆サービス
機能面では防水、防塵、おサイフケータイ、ワンセグ、テザリングなど、フルセグ以外はほぼ「全部入り」。
スマホでは廃止の方向へ向かっている赤外線も完備しているなど、機能面ではほぼ完璧です。
au AQUOS K SHF33の価格
「AQUOS K SHF33」の本体価格は45,360円(税込)です。
この45,360円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「毎月割」という割引きを引いた金額となります。
「毎月割」の割引金額は契約種別で変わる事があるので、自分の契約だといくらの「毎月割」が適用されるのか確認して下さいね。
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額
| 新規・機種変更・MNPの実質負担金額 | |
|---|---|
| 本体価格 | 45,360円(1,260円×36) |
| 毎月割 | -23,760円(-660円×36) |
| 実質負担金額 | 21,600円(600円×36) |
※↑の価格は2016年7月6日発売日時点のものです。
時期によって「毎月割」の割引金額は変動するので注意して下さい。
auの場合は「AQUOS K SHF33」の発売日時点では、契約種別やデータ容量の違いによる「毎月割」の変動はありません。
また、毎月割が36ヵ月適用されるので、価格の分割回数が36回となっていますが、通常の24回分割も選べると思います。
au AQUOS K SHF33の特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
1,310万画素カメラ & リアルタイムHDR
高精細な写真が撮れる約1,310万画素のカメラを搭載。
さらにリアルタイムHDR撮影で、窓際で遊ぶ子どもの表情など、明暗差が大きい逆光シーンを自動で調整し、鮮明な写真や動画を撮ることができます。
翻訳ファインダー
カメラをかざすだけで、英語を日本語へリアルタイムに翻訳可能。
文字入力不要の翻訳機能を搭載しているので、海外旅行の駅の看板や、レストランのメニューがわからないときなどに役立ちます。
魚眼カメラ＆ミニチュアライズカメラ
被写体が円形に歪む魚眼カメラや、風景をミニチュア模型風に撮影できるミニチュアライズカメラを搭載。
約3.4インチ高精細QHD液晶
大きく高精細なディスプレイなので、文字や画像も鮮明に大きく見やすくなります。
ケータイに初搭載の「エモパー」
シャープのスマホの大きな特徴となった「エモパー」。
エモパーは、シャープ製の家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマホ向けに作られたもの。
いつも一緒にいる「スマホ」が、シーンに応じてタイミングよく、まるで友達のように、声や表示でメッセージを伝えてきてくれます。
歩数計
歩数だけでなく、歩いた距離や消費カロリーも、時間別・日別・週別・月別単位でチェック可能。
また、歩数はサブディスプレイにも表示されるので、かんたんに確認できます。
ダイナミックレシーバー
音圧が約1.5倍になったダイナミックレシーバーを搭載。
音圧を高めることで聞き取りにくい音をより聞き取りやすくし、快適な通話を実現。
かんたん発信（音声認識）
本体を開いて通話をしたい相手の名前を呼ぶだけで、発信画面が表示されます。(200件まで登録可能)
あとは発信ボタンを押すだけでかんたんにすばやく発信できます。
まとめ
「AQUOS K SHF33」はかなり高機能で、スペックや機能で判断するならauの中では1番の通常ケータイだと思います。
3年以上使用するのであれば、月々の負担金も600円で割安。
ただし、携帯は2年ごとの更新の為、3年間使用するって事は4年目も使用するって事なんですけどね。
auは、こういう携帯に詳しくない人が購入しそうな機種にかぎって「3年使えば安い」みたいな売り方をしますよね。