「AQUOS SERIE mini SHV38」は、国内メーカーのシャープが発売するスマホ。
シャープは、auの2016冬~2017年春モデルで2機種を発表していて、「AQUOS SERIE mini SHV38」の他には「AQUOS U SHV37」も発売されています。
au AQUOS SERIE mini SHV38のカラーバリエーションとスペック
「AQUOS SERIE mini SHV38」のカラーバリエーションは3色で、
・ネイビー
・ホワイト
・シャンパンピンク
となっています。
ネイビー
ホワイト
シャンパンピンク
AQUOS SERIE mini SHV38のスペック詳細
AQUOS SERIE mini SHV38のスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 617 |
外側カメラ画素数 | 約2,100万画素 |
内側カメラ画素数 | 約800万画素 |
ディスプレイ | 約4.7インチ フルHD(1,920×1,080) |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
SDカード | microSDXC(最大256GB) |
電池容量 | 2,400mAh |
連続通話時間 | 約900分 |
連続待受時間(LTE) | 580時間 |
通信速度(最大) | 225Mbps |
高さ×幅×厚さ | 135×67×8.6(mm) |
重量 | 約134g |
CPUはクアルコムの「Snapdragon 617」でRAMが3GBという事で、処理能力は低め。
低スペックCPUでRAMを3GBにするという謎の調整です。
ディスプレイは約4.7インチで解像度はフルHD、外側カメラは約2,100万画素という事で、CPU以外のスペックはフラッグシップモデルと変わらない高性能なスマホ。
他スペックをここまで良くするなら、CPUは「Snapdragon 800」シリーズを搭載してほしかったところですね。
AQUOS SERIE mini SHV38の機能&サービス
「AQUOS SERIE mini SHV38」は、
・おサイフケータイ
・防水/防塵
・ワンセグ
機能など、ほぼ全ての機能が使える機種となっています。
また、防水/防塵の保護等級は、防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)となっていて、水没に対する保護機能では、連続的に水中に置いても有害な影響がないという最高ランクの防水性能となっています。
au AQUOS SERIE mini SHV38のベンチマークスコア
Source by Geekbench
これは「AQUOS SERIE mini SHV38」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「667」で、マルチスコア平均が「2,757」となっています。
「Snapdragon 617」としては健闘しているものの、「iPhone 7」のスコアの半分くらいしかないので、処理能力に期待するのはやめましょう。
au AQUOS SERIE mini SHV38の価格
「AQUOS SERIE mini SHV38」の本体価格は48,600円(税込)です。
この48,600円を一括で支払う人はあまりいないので、24回払いの分割にする人がほとんどですが、実際に支払う金額はここから「毎月割」という割引きを引いた金額となります。
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額
新規・機種変更・のりかえ(MNP)の実質負担金額 | |
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本体価格 | 48,600円(2,025円×24) |
毎月割 | -13,824円(-576円×24) |
実質負担金額 | 23,976円(999円×24) |
※↑の価格は2017年2月現在のものです。
時期によって本体価格と「毎月割」の割引金額は変動するので注意して下さい。
「AQUOS SERIE mini SHV38」は2017年2月時点では、契約種別やデータ容量の違いによる「毎月割」の変動はありません。
au AQUOS SERIE mini SHV38のカメラ性能
今ではスマホの重要な機能となった「カメラ」。
あまり使わないから処理性能はそこまで求めていないけど、カメラ性能はできるだけ良いほうがいいって人もけっこういますよね。
ここでは、そんなカメラの性能や特徴などをまとめたいと思います。
GR certified & 約2,100万画素メインカメラ
高画質デジタルカメラのプロとも言えるリコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」を取得。
F値1.9の明るく歪みや色収差が少ない6枚構成の高画質レンズと約2,100万画素の高精細CMOSセンサーにより、高精細な写真撮影が楽しめます。
光学式手ブレ補正 & 高画質ズーム
レンズを動かす新開発の光学式手ブレ補正を採用。
また、高精細センサーと超解像技術により、ズームしても細部まできめ細やかな画質で再現します。
おすすめプラス
オートモードに自分流の表現をプラスできる「おすすめプラス」を搭載。
選択メニューから「ふんわり」「くっきり」など選んで手軽に表現力の高い写真が撮れるようになります。
高速起動 & ハイスピードオートフォーカス
カメラの「高速起動」と「ハイスピードオートフォーカス」で、スポーツや活発に動き回る子供なども、シャッターチャンスを逃さずに撮影ができます。
あとからキャプチャー
撮影した動画から写真を簡単に切り出しできる「あとからキャプチャー」を搭載。
一番いいシーンをあとからじっくり選んで残せます。
約800万画素の広角インカメラ&インカメラフラッシュ
約800万画素のインカメラは画角約100度の広角レンズなので、周りの風景まで一緒に撮影する事が可能。
また、フラッシュを搭載しているので、薄暗い室内や夜景が背景の場合でも、明るくきれいに自分撮りできます。
小顔補正(インカメラ)
補正していることを感じさせない自然な仕上がりを重視した小顔補正を搭載。お好みに応じて、3段階から選べます。
美肌調整(インカメラ)
人の顔を認識して自動で美肌調整。
毛穴などを自動で調整して肌をなめらかに、鼻筋に自然なシャドウを加えてはっきりした顔立ちに仕上げます。
また、フラッシュ撮影時は肌のテカりも抑制します。
au AQUOS SERIE mini SHV38の特徴
スマホにはスペックだけでなく各メーカーの特徴もあり、そのメーカーにしかない機能やこだわりなどもあったりします。
スペックや性能面にそこまでこだわりがない人は、こういった特徴で機種を選ぶのも良いかもしれませんね。
持って見るだけでロック解除
あらかじめ設定する事で、本体を手に持つだけで画面が点灯し、画面を見るだけでロックを解除する事ができます。
ツイストマジック
「ツイストマジック」機能により、本体を持ったまま手首をひねるだけで、ひとつ前のアプリに戻る事ができます。
スクロールオート
WebやSNSなどの縦に長いページのスクロールを自動化できる「スクロールオート」機能。
ゆっくりスクロールさせると表示されるボタンの上で指を離すとスクロールオートがスタートします。
Clip Now
「Clip Now」機能で、画面の上端を真横になぞるだけでスクリーンショットが撮れます。
グローブモード
手袋をしたままでも操作ができます。
エモパー
Source by YouTube
シャープのスマホの大きな特徴となった「エモパー」。
エモパーは、シャープ製の家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマホ向けに作られたもの。
いつも一緒にいる「スマホ」が、シーンに応じてタイミングよく、まるで友達のように、声や表示でメッセージを伝えてきてくれます。
au AQUOS SERIE mini SHV38の評価と感想
「AQUOS SERIE mini SHV38」は、CPU以外のスペックが高く処理能力だけがやや平均以下のスマホです。
ディスプレイがフルHDで、RAMが3GB。
アウトカメラも約2,100万画素で光学式手ブレ補正もあるという事でかなり優秀。
とくにインカメラは約800万画素もあり、
・インカメラフラッシュ
・小顔補正
・美肌調整
などの機能も豊富で、自撮りをする習慣がある人にとっては嬉しいですよね。
ただし、処理能力は低めでゲームをプレイする習慣がある人だとストレスを感じる場面があると思います。
最低レベルというわけではないので、普通にプレイする事はできますけどね。
「AQUOS SERIE mini SHV38」は、アプリやゲームをする習慣があまりなく、カメラ機能や便利機能が充実したスマホがほしい人におすすめです。