「ZenFone Live」は、台湾メーカーのASUS(エイスース)が発売するスマホ。
日本でも人気のZenFoneシリーズとなっていて、肌の色味を調整してお肌のキメやトーンを整えながら撮影する美顔撮影モード「美人エフェクトLive」が特徴の低価格スマホとなっています。
ZenFone Liveのカラーバリエーションとスペック詳細

「ZenFone Live」のカラーバリエーションは3色で、
・ネイビーブラック
・ローズピンク
・シャンパンゴールド
です。
ネイビーブラック

ローズピンク

シャンパンゴールド

ZenFone Liveのスペック詳細
| ZenFone Liveのスペック詳細 | |
| CPU | Snapdragon 400 |
| 外側カメラ | 約1,300万画素 |
| 内側カメラ | 約500万画素 |
| ディスプレイ | 約5.0インチ |
| HD(1,280×720) | |
| RAM | 2GB |
| ROM | 16GB |
| SDカード(最大) | 128GB |
| SIMスロット | nanoSIM×2 |
| 通信方式 | FDD LTE:B1/B3/B8/B18/B19/B26/B28 TDD LTE:B41 W-CDMA:B1/B6/B8/B18/B19 GSM:850/900/1,800/1,900MHz |
| 電池容量 | 2,650mAh |
| 連続通話(LTE) | 約1,158分 |
| 連続待受(LTE) | 約288時間 |
| 通信速度(最大) | 未発表 |
| 高さ×幅×厚さ | 約141.1×71.7×7.9(mm) |
| 重量 | 約172g |
搭載されているCPUは「Snapdragon 400」でRAMが2GBという事で、2017年時点で言えば処理能力は最低。
ディスプレイの解像度も低く、カメラ性能も良くはないので、全体的にかなりの低スペックスマホとなっています。
というか、2017年に発売するモデルに、なぜ2014年に発表の「Snapdragon 400」を搭載するのか謎の仕様となっていますね。
ZenFone Liveの機能&サービス

機能面では、
・Bluetooth4.0
・テザリング
が利用可能ですが、
・フルセグ/ワンセグ
・おサイフケータイ
・生体認証
・ジャイロセンサー
・USB Type C
・防水/防塵
・デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
などは使用できないので注意して下さい。
ZenFone Liveのベンチマークスコア

Source by Geekbench
これは、「ZenFone Live」のGeekbenchでのベンチマークスコアですが、シングルスコア平均が「495」で、マルチスコア平均が「1,347」となっています。
処理能力はかなり低く、ゲームアプリや処理の多いアプリを起動する場合は快適とは言えないでしょう。
ZenFone Liveの価格

SIMフリーの「ZenFone Live」の価格は21,384円(税込)。
本体と一緒にSIMも契約する予定であれば格安SIMの会社で購入したほうがキャンペーンなどもあってお得になります。
格安SIM会社別本体価格
※↑の価格は2017年7月現在のものです。時期によって本体価格と割引金額は変動するので注意して下さい。
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ZenFone Liveのカメラ性能
約1,300万画素のアウトカメラ

「ZenFone Live」の外側には、F値2.0の明るいレンズを採用した約1,300万画素のアウトカメラを搭載。
薄暗い場所であっても、鮮明な写真を撮影する事ができます。
約500万画素のインカメラ

インカメラには約500万画素のカメラを搭載し、「美人エフェクトLive」機能など、様々なライブ配信機能に対応しています。
美人エフェクトLive

「美人エフェクトLive」機能を使用する事で、カメラで肌の色味を調整し、お肌のキメやトーンを整えながらリアルタイム配信をする事ができます。
美人エフェクト

インカメラではライブ配信だけでなく、自撮り撮影の際に「美人エフェクト」を使用して、エフェクトの効果を確認しながら撮影をする事が可能。
肌のキメやトーンを調整したり、目力をアップさせたりなど、好みのエフェクトに調整して撮影する事ができます。
ZenFone Liveの特徴
2.5D曲面ディスプレイ

「ZenFone Live」のディスプレイには2.5D曲面加工が施され、滑らかで手にしっくり馴染むデザインになっています。
デュアルマイク内蔵

「ZenFone Live」には、周囲の雑音を減らし、音声を的確に拾う2つの高感度MEMSマイクを内蔵。
臨場感あふれるステレオ音声を取り込む事ができます。
5マグネットスピーカー

サウンドシステムは、5マグネットスピーカーとメタルボイスコイルを採用し、大きくてクリアな音声を再生する事が可能です。
ZenFone Liveの評価と感想

「ZenFone Live」は、ライブ配信機能に特化したコストパフォーマンス重視型のスマホ。
「美人エフェクトLive」や、自撮り写真にも使える「美人エフェクト機能」、デュアルマイクなど、ライブ配信や自撮り撮影に興味がある人にとっては魅力的な機能がたくさんあります。
機能面が魅力的なだけに残念なのは低すぎるスペックでしょうか。
CPUが2年前の低スペックスマホで主流だった「Snapdragon 400」でRAMが2GBでは、正直ライブ配信をしっかりと行えるかも微妙なほどの処理能力。
また、せっかくの「美人エフェクト機能」もインカメラの画素数が約500万画素では、2017年のスマホとしてはけして「綺麗な写真が撮影できる」とは言えないでしょう。
「ZenFone Live」を検討するのであれば、同価格帯に人気の「HUAWEI nova lite」があるので、そちらのほうが個人的にはおすすめです。