「機種変更先取りプログラム」は、月額300円を支払う事で24カ月の割賦支払い終了を待たずに機種変更をする事ができるオプションサービス。
端末の購入時にしか申し込みができない為、「損はしないのか」や「デメリットはないのか」など、心配な人も多いと思うので、「機種変更先取りプログラム」の特徴やデメリット、注意点について詳しく解説していきます。
※「機種変更先取りプログラム」は提供が終了しました
「機種変更先取りプログラム」の概要
「機種変更先取りプログラム」は、スマホ端末を24回払いで購入時に月額300円を支払う事で、18カ月以上使用後の機種変更で、最大7ヵ月分の機種代金が実質無料になるという割引サービス。
また、前倒し手数料2,000円を支払う事で、13ヵ月目から機種変更をする事も可能となっています。
「機種変更先取りプログラム」の利用料金と申込み方法
「機種変更先取りプログラム」の利用料金は月額300円で、携帯端末の購入時にのみ加入が可能。
また、申し込みは
- ソフトバンクショップ
- ソフトバンク取扱い店舗
- ソフトバンク公式オンラインショップ
のみとなっていて、機種変更時に特典を利用しなかった場合には全額が返金されます。
「機種変更先取りプログラム」の利用条件
「機種変更先取りプログラム」に加入し、実際に利用する為には、
- 旧機種を正常な状態で回収
- 携帯電話代金の未払いがないこと
- 12カ月以上同一機種を利用して、13カ月目以降に新たな機種に機種変更すること
です。
ただし、故障や水濡れ、画面割れなどがある機種の場合には「機種変更先取りプログラム」を適用させる事ができないので注意して下さい。
「機種変更先取りプログラム」の適用例
13カ月目に機種変更して特典を利用した場合
13カ月目に機種変更して「機種変更先取りプログラム」の特典を利用した場合は、
- 前倒し手数料2,000円を支払う
- 13~18ヶ月目の機種代金は今までどおり支払う
- 19~25ヶ月目の機種代金は請求も来るが同じ金額の割引も行われ実質0円となる
- 19~25ヶ月目の機種代金を一括清算はできない
- 旧機種は回収される
となります。
18カ月目以降に機種変更して特典を利用した場合
18カ月目以降に機種変更して「機種変更先取りプログラム」の特典を利用した場合は、
- 残りの機種代金は請求も来るが同じ金額の割引も行われ実質0円となる
- 残りの機種代金を一括清算はできない
- 旧機種は回収される
となります。
下取りプログラムとの違い
「機種変更先取りプログラム」と「下取りプログラム」との違いは、
- 月額300円がかかる
- 機種購入直後から下取り価格が保証されている
という点です。
ただし、「機種変更先取りプログラム」に加入したとしても、機種変更時に下取り価格のほうが高かった場合には「下取りプログラム」を適用させる事が可能です。
「機種変更先取りプログラム」のデメリットと注意点
半額サポートのほうがお得
ソフトバンクには「機種変更先取りプログラム」と同じようなサービスで、さらに条件が優遇された「半額サポート」というサービスがあります。
違いは24回払いか48回払いかの違いだけですが、月額料金は無料で割引率も「機種変更先取りプログラム」よりも高い完全な上位互換になっているので、24回払いにこだわりがあるという人でない限りは「半額サポート for iPhone/Android」のほうがおすすめです。
乗り換えや解約時には最大14,400円が無駄になる
「機種変更先取りプログラム」の月額料金300円×利用月数(最大48ヵ月)は、乗り換えや解約をする場合には返金をする事ができないので注意して下さい。
故障端末は回収できない
小さなキズなどは問題ありませんが、電源が入らなかったり画面割れなどがある機種は「機種変更先取りプログラム」を適用させる事ができません。
返金は利用料金から差し引かれる
「機種変更先取りプログラム」の月額料金300円×利用月数(最大48ヵ月)は、「機種変更先取りプログラム」を適用させなかった場合には返金されますが、返金方法は利用料金から差し引く(相殺)方法となります。
「機種変更先取りプログラム」は加入するべきか
「機種変更先取りプログラム」は、スマホ端末を24回払いで購入した際に、2年を待たずに機種変更をしたい人用のオプションサービス。
2018年9月6日から提供された新料金プランには「月月割」が発生しない為、ずっとソフトバンクを利用する予定なのであれば加入したほうがお得ですが、「機種変更先取りプログラム」に加入するくらいなら48回払いにして「半額サポート」に加入したほうがお得です。
どちらかというと「機種変更先取りプログラム」は、「半額サポート」が発表される前に加入してしまったユーザーに対して残しているオプションサービスというイメージですね。
これからスマホ端末を購入する予定の人は「機種変更先取りプログラム」しか対応していない機種はないと思うので、端末割引を受けたいのであれば48回払いにして「半額サポート」に加入しましょう。