国内最大手の通信キャリアNTTドコモは2019年6月1日(土)から新料金プラン「ギガホ&ギガライト」の提供を開始しました。
これにより、旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」は2019年5月31日(金)をもって新規受付が終了。
今後、「カケホーダイ&パケあえる → ギガホ&ギガライト」にプラン変更はできますが、「ギガホ&ギガライト → カケホーダイ&パケあえる」にプラン変更する事はできなくなりました。
この記事では、新料金プランの提供開始後も旧プランを利用している人用にプラン内容を紹介しています。
しばらくは旧プランを利用しようと思っている人や、旧プランの仕組みを忘れてしまった人はぜひ参考にしてみて下さいね!
ドコモの料金プランの基本
ドコモの月額料金は、
- 通話プラン(基本プラン)
- インターネットの基本料金
- データ容量プラン(パケットパック)
の3つの料金の合計で計算され、旧プランでは好みの「通話プラン」と「データ容量プラン」を組み合わせて利用する事ができます。
ドコモの旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」の通話プラン
ドコモの旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」の通話プランは、
- 国内通話かけ放題の「カケホーダイプラン」
- 1回5分以内の国内通話が何度でも無料の「カケホーダイライトプラン」
- 無料通話分がなく、家族内通話が無料の「シンプルプラン」
があり、ユーザーは好みのデータ容量プランと組み合わせて利用する事ができます。
ドコモの旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」のパケットパック
ベーシックパック
「ベーシックパック」は、使ったデータ量の分だけの料金を支払う段階性の料金プラン。
月額料金は、
- 1GBまで:2,900円
- 3GBまで:4,000円
- 5GBまで:5,000円
- 20GBまで:7,000円
となっていて、料金は4段階で上がっていき、次のステップに上がる前の残り約200MB時点でお知らせメールが届きます。
ここがポイント
- 一人で利用する人用のプラン
- 毎月5GB未満で使用するならお得
- データ容量の繰り越しができない
- 月に5GB以上使用するなら「ウルトラデータパック」のほうがお得
ウルトラデータパック
データ容量プラン | 月額料金 |
ウルトラデータLパック(20GB) | 6,000円 |
ウルトラデータLLパック(30GB) | 8,000円 |
「ウルトラデータパック」は、毎月5GB以上使用する人用の大容量プラン。
「ベーシックパック」とは違い毎月定額料金が必ず発生しますが、5GB以上通信量を使用した場合の月額料金は「ベーシックパック」より1,000円安く、また余ったデータ量を翌月に繰り越す事も可能です。
ここがポイント
- 一人で利用する人用のプラン
- 毎月5GB以上使用するならお得
- データ容量の繰り越しができる
ドコモの旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」のシェアパック
旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」では、家族で利用している場合に、
- 代表回線はシェアパック
- 子回線はシェアオプション
を選ぶ事で、代表回線が契約しているデータ容量プランをみんなで分け合って利用する事ができます。
3つの通話プランのどれとでも組み合わせる事ができ、料金を個別に請求する事もできるので、家族で利用する場合にはぜひ活用しましょう。
ベーシックシェアパック
「ベーシックシェアパック」は、シェアグループ内の家族が使ったデータ量の分だけの料金を支払う段階性の料金プラン。
月額料金は、
- 5GBまで:6,500円
- 10GBまで:9,000円
- 15GBまで:12,000円
- 30GBまで:15,000円
となっていて、料金は4段階で上がっていき、次のステップに上がる前の残り約1GB時点でお知らせメールが届きます。
ここがポイント
- 家族で利用する人用のプラン
- 毎月15GB未満で使用するならお得
- データ容量の繰り越しができない
- 月に15GB以上使用するなら「ウルトラシェアパック」のほうがお得
ウルトラシェアパック
データ容量プラン | 月額料金 |
シェアオプション | 500円 |
ウルトラシェアパック30(30GB) | 13,500円 |
ウルトラシェアパック50(50GB) | 16,000円 |
ウルトラシェアパック100(100GB) | 25,000円 |
「ウルトラシェアパック」は、毎月15GB以上使用する家族用の大容量プラン。
「ベーシックシェアパック」とは違い毎月定額料金が必ず発生しますが、15GB以上通信量を使用した場合の月額料金は「ベーシックシェアパック」より1,500円安く、また余ったデータ量を翌月に繰り越す事も可能です。
ここがポイント
- 家族で利用する人用のプラン
- 毎月15GB以上使用するならお得
- データ容量の繰り越しができる
ドコモの旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」の料金シミュレーション
一人で利用する場合の最安値料金シミュレーション
ベーシックパック | |
通話プラン | 980円 (シンプルプラン) |
spモード | 300円 |
データ容量1GB以内 | 2,900円 |
ずっとドコモ割プラス (プラチナステージ) |
-200円 |
ドコモ光セット割 | -100円 |
月額料金 | 3,880円 |
これは、ドコモを一人で利用する場合に、できるだけ料金が安くなるように計算した月額料金のシミュレーションです。
月に使用するデータ容量を1GB以内に収めれば月額3,880円(税抜)から利用できる事がわかりますね。
ただし、「ベーシックパック」は使用したデータ容量によって最大で7,374円まで料金が上がる可能性があるので注意して下さい
家族で利用する場合の最安値料金シミュレーション
代表回線 | 子回線 | 子回線 | |
シンプルプラン | 980円 | 980円 | 980円 |
spモード | 300円 | 300円 | 300円 |
ベーシックシェアパック (5GB以内) |
6,500円 | 500円 | 500円 |
ずっとドコモ割プラス (プラチナステージ) |
-800円 | - | - |
ドコモ光セット割 | -900円 | - | - |
月額料金 | 6,080円 | 1,780円 | 1,780円 |
これは、家族3人で契約できる料金プランの中でできるだけ月額料金が安くなるように、家族のうち1人を「代表回線」にして、残りの家族を代表回線のデータ容量を分け合う「シェアオプション」にした場合の月額料金シミュレーションです。
家族で月に使用するデータ容量を5GB以内に収めれば月額9,640円、1人あたりは月額3,213円(税抜)で利用できる事がわかりますね。
実際には、家族の誰かがdocomo with対象機種以外を購入したり、「ずっとドコモ割」や「光セット割」が適用されなかったりすると思うので、ここまで安くはならないと思いますが、基本的に家族の人数が多いほど1人あたりの料金は安くなります。